『サイクロン!メタル!』
マネー・ドーパント「一体、いくつメモリを持ってるんだ!?」
W「あぁん?えーと1、2……あーめんどくせぇ!」
概要
左翔太郎・フィリップがそれぞれサイクロンメモリとメタルメモリをダブルドライバーに挿入することで変身する。
サイクロンの力を纏ったメタルシャフトによる旋風棒術で戦う。
素早い行動のとれるサイクロンと、力はあるが鈍重なメタルは性質上相反するメモリであるため、ボディスペックで見れば9つのフォーム中では相性が悪い。
※ジャンプ力はメタル系でトップ。走力は体重が軽くなるルナメタルに分がある。
が、物は言いようというヤツで、メタルサイドを組み合わせた基本3形態の中でも動作が素早いので地味に短所は解消されている。なので、サイクロンジョーカーの次にバランスの取れたフォームともいえる。
というか、その場にとどまってメタルシャフトを振り回す分にはサイクロンの素早さとメタルの鈍重性を十分生かせるうえ、風のバリアを展開可能で、風と鋼という組み合わせからか最も防御力に優れたフォームとなっている。
敵の飛び道具を防ぎつつヒートメタルにチェンジするのがお決まりのパターンだが、なんだかんだで戦果も挙げているほか、攻撃力よりも手数、攻撃を捌くスピードを要求されるナスカ・ドーパント戦ではヒートメタルからハーフチェンジされているため、いざというときにはその旋風棒術と防御力が重宝される。
またスタッグフォン、スパイダーショック、バットショットの全てを武器に合体させて使用した唯一の形態でもある。
バットショットをメタルシャフトに合体させるとソニックシャフトとなり、物体を破壊する超音波を放てるようになる。
スパイダーショックを合体させた場合は先端から白いワイヤーを放ち、相手の能力を封じることが可能。スタッグフォンを合体させた場合は後述。
設定上は相性が良くないのに扱いは良く、基本9フォームの中では一番大きな戦果を挙げており、(フィリップが過去の記憶を取り戻したことによる頭脳プレー込みとはいえ)あのルナトリガーやアクセルトライアルを手玉に取った幹部格のスミロドン・ドーパントをメモリブレイクしている。
風都探偵での出番は第2・12~14・16集の5回。序盤はほとんど出ていなかったが、最近では出番が増えている。
スペック
身長 | 195cm |
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体重 | 100kg |
パンチ力 | 3.5t |
キック力 | 7t |
ジャンプ力 | 一跳び37m |
走力 | 100mを9.5秒 |
マキシマムドライブ
メタルツイスター
回転しながら、旋風を纏ったメタルシャフトを連続で叩き込む。劇中で披露したときは、W自身が台風の目のような構図となっていた。
メタルスタッグブレイカー
メタルシャフトにスタッグフォンを合体させて放つマキシマムドライブ、シャフトの先端から出たクワガタの角のような形のエネルギーで相手を拘束し挟み潰す。
クライマックスヒーローズW以降
仮面ライダーWが登場するので、当然この形態も使える。
しかしこれがトチ狂ったように強い。
少々の慣れは必要かもしれないが、使いこなすことができれば9フォームの中でも一番使いやすく、最強キャラになれるポテンシャルを持つ。そんな疾風の闘士の強みは以下の通り。
- 攻撃のリーチが長い
- 攻撃の出が早く、手数が多い
- 1コンボを決めたときの減りが尋常じゃない
- マキシマムドライブで攻撃力、必殺ゲージの上昇速度の向上
- もしかしたら、相手に何もさせず勝利なんてことも………
と、この作品にアップデートがあったのなら間違いなくお仕置きを食らいそうなレベルのチートキャラなのである。
ちなみにヒートメタルは本編とは逆に扱いづらく、一撃の攻撃力は高いが攻撃の出が非常に遅く1、2発の攻撃程度でサイクロンメタルの1コンボの威力にも満たない惨状である。