メタルメモリ
めたるめもり
メタル!
左翔太郎が所持しているボディメモリのひとつで、「闘士の記憶」が内包されているガイアメモリ。メタルは「金属」を意味する英語だが、このメモリが内包する「戦士(闘士)」は後述の性質的に意訳と言えなくもない。
ディスプレイマークはビスが打たれたMの字型の鉄板。メタルなだけにカラーは銀色。
使用者を頑強で筋力に優れた"鋼の肉体"に変える能力を持ち、専用武器「メタルシャフト」での棒術を得意とする。
重量が増える分スピードは低下するため、素早さに秀でるサイクロンメモリ(サイクロンメタル)は相性が悪いが、それでも機動力は底上げできるし、メタルのパワーで攻撃・防御も増すため「長所は潰し合うが欠点も補う」バランス型。サイクロンの特性で「風を受けることでスタミナ回復」というリカバリーもあるため、防御面ではヒートメタルをも上回る。
その防御力で敵の攻撃に耐えつつヒートメタルへ繋いだり、依頼人を守る場合などに重宝される。
ルナメタルは、ルナの特性により近中距離に対応可能で、依頼人を救助したり、ロープにして掴まったり何かと便利。敵が逃げれば、マキシマムドライブで遠距離攻撃も出来る。
パワー系同士のヒートメタルが一番相性のいい組み合わせでヒートの効果による闘争心上昇、メタルの重さ、頑丈さが組み合わさり、基本9フォームの中でフィジカルはトップ。
しかし、風都探偵第100話。そんなヒートメタル以上に互いの能力が噛み合い、速さを兼ね備えた白銀の牙の闘士が現れたのだった。
風都探偵150話にて、万灯雪侍が変身するオーロラ・ドーパントのレイズ用メモリとして登場。
他のドーパントメモリのように、イニシャルが横倒しになっている。
彼いわく「貴重なメモリ」らしい。
ガイアドライバーrexに装填することで左腕をメタル・ドーパントのそれに変化させることができる。さらに、左腕以外の部位に金属の硬度を付加することができるらしく、劇中では自身が纏うオーロラの腰布を金属のように硬質化させ、身を守る盾として活用している。
最終的には相手の凄まじいエネルギーにメモリの方が耐えきれず、ダメージこそ防ぎきったもののメタルのドーパントメモリはブレイクしてしまった。