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風都探偵

ふうとたんてい

「風都探偵」とは、週刊ビッグコミックスピリッツ36・37合併号から連載される『仮面ライダーW』を題材にした漫画作品。
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ビルが溶け、人が死ぬ
それは、この町ではありふれた出来事
だが、この街には探偵がいる
どんなときでも助けてくれる、二人で一人の名探偵が――

さあ…お前の罪を数えろ!

概要

2017年8月7日に発売された週刊ビッグコミックスピリッツ36・37合併号より連載されている『仮面ライダーW』の漫画作品。

脚本:三条陸、漫画:佐藤まさき、監修:塚田正明、怪人デザイン:寺田克也

脚本、監修、怪人デザインはTV版にメイン格で参加していたメンバーが続投している。
掲載紙が青年誌であるため、残虐・性的描写がTV版よりやや多め。同時に漫画作品であるため、CG無しでは再現しづらい怪人や描写もふんだんに盛り込んでいる。

時系列考察

ストーリーはTV本編の続編になる事が公式より発表されているが、詳しい時系列については今のところ不明。

ただし第1話時点で「亜樹子の夫が風都署で刑事をやっていると明言されている」「リリィ白銀が祖父の経営する喫茶店のウェイトレスとして登場している」ため、少なくともW本編および『MOVIE大戦CORE』終了後であるのは確定している。
更に亜樹子が夫からの呼び名を一応受け入れている事から『W RETURNS 仮面ライダーアクセル』の事件後であることも推察できる。

また、照井と亜樹子の間に未だ子供がいないことから、「仮面ライダーチェイサー」よりも前の出来事であることも判明している。
そして最終話で出てきた12歳の少年が中学生になっていることから、2012~2014年の間でほぼ間違いはないかと思われる(Wは最終回の時点で2011年である)。

『仮面ライダーW』から引き続き登場する人物

引き続き本作でも主人公を務める「二人で一人の名探偵」にして、「二人で一人の仮面ライダー」。フィリップの髪色は緑に変更されている。
変身中は「無地の吹き出し」が翔太郎、「模様入りの吹き出し」がフィリップのセリフとして表現される(ただしファングジョーカーの場合は逆になり、エクストリームの場合は両者とも模様入りの吹き出しとなる)。
翔太郎がときめに対して好感を抱く中、フィリップは再び彼の恋が悲恋に終わらないか心配している。

おなじみ鳴海探偵事務所の所長。
野暮な性格は相変わらずだが、様々な経験を得て大人な振舞いもできる様になっている。
本作では既婚者であるが、父から継いだ事務所の名前が「鳴海」なので、仕事上は旧姓を名乗っている。

風都署の刑事にして、亜樹子の夫である不屈の男。
おなじみ「俺に質問をするな…!」の照井節も健在である。

鳴海探偵事務所で飼われている猫。ブリティッシュ・ショートヘアのオス。
猫としてはかなりの高齢であるが、前職前職であったためかそれほど老け込んだ様子もなく、事務所でも何かしら捜査に貢献している模様。
風都中の猫たちからも一目置かれている存在になっている。その様は、翔太郎よりもハードボイルドと評されるほど。
翔太郎と亜樹子には不愛想な態度だったが、ときめには一発で懐いた。

鳴海探偵事務所と懇意にしている情報源「風都イレギュラーズ」の一人。テレビシリーズから引き続きその情報網で翔太郎を助ける。
また、スマートフォンに乗り換えた模様。

風都イレギュラーズの一人。本編終了後も変わらずペットショップを経営しており、ウォッチャマンと同じく翔太郎のよき情報提供者であり続けている。
現在は「店長」と呼ばれている。

風都イレギュラーズの一員。
明確な描写はないが、翔太郎が彼女らと思われる二人組に聞き込みをしているコマがある。
テレビシリーズでは高校生だったが、大学生になっている。

翔太郎の馴染みの、風都警察署の刑事。
本編終了後も引き続き、照井の部下として超常犯罪捜査課で働いている。
トレードマークのツボ押し器や翔太郎との協力関係も健在。

翔太郎の馴染みの、風都警察署の刑事その2。
本編終了後も引き続き、照井や刃野の部下として超常犯罪捜査課で働いている。
髪型が角刈りとなり、態度も幾分か真面目なものになった。

風都で有名だった脱出マジシャンとその孫娘。
引退した現在は二人で喫茶店「白銀」を営んでいる。

  • 「風麺」のマスター
名物の巨大なナルトは相変わらず。

  • 青山晶
本編最終話に登場した依頼人の少年で、現在は爽やか系の中学生となっている。
風都イレギュラーズの新たな一員。
「自分一人では何も出来ない」とあっけらかんに公言するところは変わっていないが、「単なる逃避の言い訳」だったTV版当初のそれは、「人の力を借りて事態を進めることの上手さ」という形に昇華・成長しており、彼に協力的な彼女もいる。

本作からの登場人物

物語の鍵となる記憶喪失の美女で、破損したガイアメモリを所持している。
その容姿は翔太郎の好みどストライクとのこと。
紆余曲折あって探偵事務所の新メンバーとなり、彼らの助手として行動してゆく。


「街」
今回から登場する敵組織。異空間『裏風都』を根城に活動している。

旧来のガイアドライバーとは違う、新たなメモリ装填型ドライバーを使用して変身している謎の人物。ときめの過去を知っている模様。
ミュージアムを「旧組織」と呼び、適性があるであろうドーパントを裏風都の住人へ勧誘している。

詳細は不明。
裏風都のビルを優に超える程の巨体を有する。

凄まじい叫び声で対象をズタズタに引き裂いてしまう不気味なドーパント。
その遺体をバックにした自撮り写真を好む、残忍な志向の持ち主。

  • 秀夫(ひでお)
正装の少年。使用するメモリは現時点で不明。

各話ゲスト

個人名はサブタイのイニシャルに合わせている。

「tに気をつけろ」

話数サブタイトル収録巻
1tに気をつけろ1/魔女を追う男第1巻
2tに気をつけろ2/相棒は魔少年第1巻
3tに気をつけろ3/街の切り札第1巻
4tに気をつけろ4/半熟の意地第1巻
5tに気をつけろ5/犯人(ヤツ)はそこにいる第1巻
6tに気をつけろ6/仮面の守護神第1巻
7tに気をつけろ7/依頼の決着第1巻
8tに気をつけろ+α/住み着いた魔女第1巻


ある日翔太郎は謎の美女に出会う。
「あなたは私を満たしてくれる人?」
謎の問いに対して適当に相手をした翔太郎だったが、次の瞬間には美女はどこかへ消えていた。
この出会いが風都に再び嵐を呼ぶことをこの時は誰も気づいていなかった…。

  • 坪崎忠太(つぼさき ちゅうた)
「tに気をつけろ」の依頼者。
ときめにバッグを盗られたがその際に彼女に一目惚れし、鳴海探偵事務所にときめの捜索を依頼する。

  • 立川蓮司(たちかわ れんじ)
夕凪町のT字路に立つ立川ビルという貸しビルのオーナー。
貸している相手が暴力団などの反社会組織であるなど黒い噂が絶えない。
T字路の魔女=ときめが現れるT字路にビルを持っており、この噂のせいで部屋が埋まらないと嘯いているが…。

  • サブ
立川の隣に常に控える右腕。

『道』の記憶を内包するガイアメモリで何者かが変身したドーパント。
超高速と超高熱を使い、異様な空間へ通じる「道」を作り出す。
道の生成には自身の血肉を代償とするため、常に飢餓に苛まれている。
己の空腹を満たすために、人食いを繰り返していた。

ある人物が変身したドーパント。『毒キノコ』の記憶を内包するガイアメモリで変身する。

宝石店を襲撃し、宝石を盗んでいた。最終的にはメタルブランディングでメモリブレイクされた。
テレビシリーズ7~8話や最終回に登場したドーパントとは別個体。

「最悪のm」

話数サブタイトル収録巻
9最悪のm1/戦姫のボディーガード第2巻
10最悪のm2/死を呼ぶ羽音第2巻
11最悪のm3/降ってきた脅威第2巻
12最悪のm4/密告者第2巻
13最悪のm5/フィリップの結論第2巻
14最悪のm6/白い牙第2巻
15最悪のm7/ゲームオーバー第2巻


風祭メグに死の制裁を下す
我に万能の小箱あり
        ____mより

ゲーム会社「マックスソフト」の真島プロデューサーから人気アイドル・風祭メグの護衛を依頼された翔太郎。
メグの正体が冴えない見た目のプログラマー・森口もな子であることに驚愕しつつ、万能の小箱がガイアメモリであると睨み、依頼を快諾する。
一方、探偵事務所ではフィリップとときめが口論の真っ最中であった。

  • 真島伸太郎(まじま しんたろう)
風都にあるゲーム会社、「マックスソフト」のエグゼクティブプロデューサー。愛称は「マジP」。
殺害予告を受け、風祭メグの護衛を翔太郎に依頼する。

  • 森口もな子(もりぐち もなこ)/風祭メグ(かざまつり めぐ)
マックスソフトのプログラマー。クセの強い髪に古典的な瓶底眼鏡をかけた、冴えない見た目をした女性。
しかしそのもう一つの顔は、彼女が作った大ヒットゲーム「モンスターエルドラド」のヒロイン「風祭メグ(を名乗って活動するコスプレアイドル)」である。
アイドル活動を嫌々やっていたが、翔太郎の助言により自分の本心に気づいていく。

  • 小泉みどり(こいずみ みどり)
もな子をメグの姿にメイクアップさせ、風祭メグとしてのイベントのサポートを取り仕切る「チーム・メグたん」のリーダーを務める眼鏡美女。
ゲーム開発者としての仕事のほうを優先したがるもな子をあれこれ気遣い、メグとしての活動を支えている。

風祭メグへの殺害予告を送った人物。HNは「マーダー」。
ゲームライターで、ゲーマーとしても各地で名を上げていた実力者だったが、違法改造チートあり、悪質プレイありの問題プレイヤーだったため、「モンラド」のイベント上のゲーム対決でメグに完膚なきまでに叩きのめされた。
しかし、それを逆恨みし、ガイアメモリに手を出し……。

「cは何処(いずこ)に」

話数サブタイトル収録巻
16cは何処に1/猫探しの天才第2巻
17cは何処に2/獣の呼ぶ声第2巻
18cは何処に3/チャオの居場所第2巻


左翔太郎は苦戦していた。彼が最も得意とするであろうはずの猫探しの依頼に、である。
亡き父の愛猫探しという依頼に自らの父・鳴海荘吉を思い出したのか亜樹子もやる気を見せているが、全てが徒労に終わっていた。
だがその中、ときめが風都中から猫が姿を消しているということに気づく。
ただの猫探しが怪事件に変わったとき、鳴海探偵事務所のもう一匹のメンバーが帰ってきた。

やあ、おかえり。ミック!

  • 中条朱美(ちゅうじょう あけみ)
今回の依頼人。資産家であった亡き父・巌の飼い猫である「チャオ」を探して欲しいと、他の遺族ともども依頼してくる。

  • チャオ
今回の依頼対象。ラグドールのメス、6歳。

結婚詐欺にあい、ヤケになってガイアメモリに手を出した女性。
しかし、メモリの動作不良で人間に戻れなくなっていた。

「閉ざされたk」

話数サブタイトル収録巻
19閉ざされたk1/名コンビ遭難第3巻
20閉ざされたk2/仮面の夜を重ねて第3巻
21閉ざされたk3/泥酔した悪魔第3巻
22閉ざされたk4/連続殺人第3巻
23閉ざされたk5/連鎖する悪意第3巻
24閉ざされたk6/深紅の援軍第3巻
25閉ざされたk7/おそるべき真実第3巻
26閉ざされたk8/究極は二人で一人第3巻
27閉ざされたk9/いつの日か君と乾杯を第3巻


  • 鏡野空也(かがみの くうや)
キノコ狩りに出かけ、大雪に見舞われて遭難した翔太郎とフィリップが保護された洋館の主。
風都でも指折りの、古くからの富豪・鏡野家の現当主。
屋敷を構える風都の山間集落・錐通に伝わる古くからの風習に則り、嫁取りの儀式『仮面夜会』を行う。
『仮面夜会』とは彼本人や家族・使用人・さらに客人、そして集められた美女たちに仮面を着用して過ごさせ(ただし花嫁候補は一度でも顔や名前を他人に知られたら失格)、その催しの期間内に彼の心を射止めた女を娶るというもの。
「この中で一番の妖怪を嫁にする」と放言している。

  • 鏡野キク(かがみの きく)
空也の祖母。
空也の背後で仮面夜会を取り仕切っている。

  • 木村正(きむら ただし)
鏡野家の執事。
嫁取り儀式の進行を支えている。

  • 久保倉環奈(くぼくら かんな)
花嫁候補の一人。風都市内で働くOL。
山中で遭難し途方にくれる翔太郎とフィリップを見つけ、屋敷に招く。
夜会2日目に翔太郎に仮面の下の素顔をさらし「花嫁になれなくてもいいから、助けて」と訴える。

  • 財前暦(ざいぜん こよみ)
花嫁候補の一人。関西出身の舞妓の卵。

  • 難波くるみ(なんば くるみ)
花嫁候補の一人。風都市内の歓楽街で働く、いわゆる『夜の女』。

  • 有藤蛍(ありとう けい)
花嫁候補の一人。グラビアアイドルあがり。

翔太郎たちと同じタイミングで、屋敷の仮面夜会に居合わせた客人。
キクの知人で、風都の木枯坂で古美術商を営んでおり、相談役として招かれていたとのこと。

大雪で閉ざされた嫁取り儀式中の洋館に、突如現れたドーパント。
儀式中の屋敷に起こった凄惨な怪事件に深く関わっているようだが…。

真相に近づきつつあった翔太郎達に襲い掛かった軍勢。
マスカレイドのガイアメモリを使ったドーパントではなく、マスカレイド・ドーパントの体組織を持ったクローンらしい。

「pは悪魔だ」

話数サブタイトル収録巻
28pは悪魔だ1/彷徨う右腕-
29pは悪魔だ2/仲間たちは集う-
30pは悪魔だ3/暗躍する魔手-
31pは悪魔だ4/不可思議なパズル-
32pは悪魔だ5/幻惑者の正体-
33pは悪魔だ6/神々の街-


新たな用語

風都から少しズレた位相に作り出された謎の世界。詳細はリンク先を参照。

  • ハイドープ
万灯が語る存在。「閉ざされたk」ではその片鱗が明らかとなる。
長年ガイアメモリを使用し続けてきた結果、一種の超能力に目覚めた者たちで、そういった人物が変身するドーパントはメモリの力を限界以上に引き出せるようになるらしいが、未だ詳細は謎に包まれた部分が多い。
なお、ハイドープの先駆けとされるある人物は人間態でも強力な念動力を発揮したり、メモリに邪念を注ぎ込んでメモリを手にした者を間接的に操るなどの芸当を見せていた。

  • サプリ
万灯が持つ謎の薬。
変身前に服用することでドーパントの新たな能力を付加させる。

裏風都の住人が使用するドライバー。

余談

第4話の柱文において、「この連載は楽しい読書体験を作る企業・小学館の提供でおおくりします」と、まるでテレビの仮面ライダーの提供テロップにおける、バンダイの紹介のようなコメントがついた(バンダイは「楽しい時を作る企業バンダイ」と紹介されている)。

サブタイトルはTV版同様にアルファベットが散りばめられている。
しかし、TV版と小説版でコンプリートされたためか、本作では小文字で表現される。
流石にコミックであるため2話完結とは行かず、だいたい7~8話で1エピソードとなっている。

2018年03月30日(金)に第1巻と第2巻が、同6月29日(金)に第3巻が発売。
1巻の帯には翔太郎役の桐山漣氏、2巻の帯にはフィリップ役の菅田将暉氏、3巻の帯と巻末にはそれぞれ、照井役の木ノ本嶺浩氏のコメントとインタビューが寄せられていた。

関連動画



外部リンク

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関連項目

ビッグコミックスピリッツ 仮面ライダーW 漫画

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