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ダミー・ドーパント

だみーどーぱんと

『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」に登場するドーパント(メイン画像右)。
目次 [非表示]

「私はあらゆる才能の持ち主になれる!愛する者の死をエサにおびき寄せたこの街の要人達に成り済まし、いくつものゴージャスな人生を満喫するのが……この私の生きが……イテッ!」


CV/人間態:手塚とおる


スペック

身長178.0cm
体重70.0kg
特色/力対象人物の深層心理に入り込み、自らの身体にその姿とパーソナルを忠実にコピーする

概要

風都中の名士が集まる親睦会「闇と静寂の会」を主催する神父のロベルト志島が変身した偽物の記憶を宿すドーパントで、同じ「D」のイニシャルで誤魔化していたデス・ドーパントの正体。

銀色のノッペラボウのような風貌で、亜樹子からは「ショボい」と言われた。

「死人返り」も死者を蘇らせたのではなく「自らが死者に変身した」というのが真相であった。


運命のガイアメモリ』ではT2ガイアメモリの1本としてT2ダミーメモリが登場した。


能力

自分や敵対する相手のイメージから生物・非生物問わずあらゆる物に(自分以外のドーパントにさえ)変身し、その能力や武器を擬態することができる。

また相手の深層意識を読み取ってその相手にとって最も影響力の強い人物や存在に擬態することも可能。

相手の記憶からその人物の言動や能力を模倣することもできるが、あくまで記憶からの抽出なのでその相手の記憶にないものを再現することはできない。


例えば、彼の擬態した鳴海荘吉スカルはあくまで翔太郎の記憶から再現したものである為、娘の亜樹子(翔太郎は生前の亜樹子と荘吉のやり取りは知らなかった)やフィリップに対しては特に反応できておらず(ダミーに記憶を読み取られた時点の翔太郎はフィリップと荘吉の地球の本棚内でのやり取り等は知らなかった為)、また翔太郎が直接目にした事がないスカルボイルダーなどの専用マシンやスカルの能力も完全には再現できていない。


加えてを見てタイヤに変身していたシーンを見る限り、自分の質量より大きい物には変身できないと思われる(ただし、ダミーが身長:178.0cm、体重:70.0kgなのに対して彼が化けたデスが身長:225.0cm、体重:100.0kgと設定されており、憶測の域を出ない(出典:仮面ライダー図鑑「ダミー・ドーパント」・「デス・ドーパント」より))。


「デス・ドーパント」もロベルト志島が思い描く「死神」の姿に化けた姿であるため、実際の「デス・ドーパント」の姿は不明。

またデス・ドーパントの際には"空中を浮遊する"、"姿を消す"といったダミーには無い能力も使っているため、本人がイメージして作った存在にはある程度は本人のイメージする能力も付加できると思われる。(姿を消す能力に関しては単に擬態能力を応用してそう見せていた可能性も高いが)

しかし後に別世界でダミーの擬態ではない(と思われる)デス・ドーパントが登場しており、本当にデス・ドーパントの姿や能力を模倣していた可能性もある。そして続編「風都探偵」で本当にデス・ドーパントが存在していたことからその可能性が高くなった。


なお他の能力特化型ドーパントの例に漏れず、ダミー本体の戦闘力は鳴海亜樹子に引っ叩かれて痛がる程度には弱く、おそらくは生身からほとんど強化されていない(とは言えこういった生身の人間の攻撃で痛がったりひるんだりするシーンは他の仮面ライダーや怪人にも見られるため単なるギャグ描写とも取れる)。


さらに他のドーパントの姿だけでなく能力や武器などすら擬態できるとはいえ、当然ながらロベルト本人が擬態した能力を活かせなければ意味がない。

作中では仮面ライダースカルに擬態したものの、上記の通りあくまで翔太郎の記憶の中から再現したものに過ぎなかったことと、ロベルト本人の直接戦闘には到底向いていない性格などのせいでその力を全く活かしきれておらず、覚悟を決めたWにはほぼ一方的に圧倒された。


ロベルトは自分がただ豪華な生活を満喫するだけの目的でこの能力を利用しており、愛する者を失った著名人たちを標的にし、上記の能力で対象の故人に擬態して誘惑し、更に催眠術を利用した夢を見せることで金を騙しとり、今度は自分が著名人に成り代わって豪遊するという、悪質極まりない詐欺を働いていた。

同様に死んだを利用された亜樹子からは「なんてクズ野郎なの!」と激怒された。


しかし一方でこの時のロベルトは相手を催眠状態にするという明らかに本来のダミーには無い能力を使ったり、亜樹子を片手で吹き飛ばして棺桶に閉じ込めるということを生身でおこなっているため、彼もまた風都探偵で明らかになったハイドープか、それに近い存在だった可能性が高い。


このようにロベルト本人とダミーの適性はかなり高く、実際にミュージアムからも幹部メンバーがわざわざ助けに来るほど強い関心を持たれており、ネット版では井坂深紅郎からも「使い方次第では最強の能力になる」と評されている。


しかし前述のように「本物」の才能があっても、結局はそれを全く磨かず「偽物」のままに甘んじてしまったのが致命的だったと言える。

ネット版の井坂からも頭が悪かったとはっきり言われてしまっているが、逆説的にそんな性根がダミーの力を引き出せる要因になっていたとすれば皮肉である。


なお、今回の事件は亜樹子が壮吉がスカルとして戦い、死亡した事を知る事となった出来事である。


活躍

姉妹デュオ「エリカ&アサミ」の睦月恵理香(演:沢井美優)に化けていたが、妹である睦月安紗美(演:渋谷飛鳥)に目撃された事から鳴海探偵事務所に探りを入れられ、デス・ドーパントを騙った上で仮面ライダースカルの姿に化けて翔太郎たちを動揺させた。


ビギンズナイトを振り返って立ち直ったWに正体を見破られてしまい、防戦一方となる。その後、隙を見て近くに停車していたトラックからタイヤに擬態して逃走を図る。

その後ハードボイルダーで追跡するWごとオーロラカーテンを越えて「ライダー大戦の世界」へと飛ばされ、スーパーショッカーのマンモスメカに飛び乗りWを倒そうとするもディケイドに叩き落されあえなく逃走。


そのまま情けなく敵前逃亡を繰り返すも、そこへ同じくスーパークライス要塞が崩壊して逃げのびてきたネオ生命体と遭遇。「ドーパントくん、君の身体を貰うね。」という発言とともに強引に合体させられ「アルティメットD」へと変貌した。


その時点で既にロベルト自身は死亡(自我が消滅)していたらしく、現にそのままメモリブレイクされることもなくまとめて撃破されており、擬態では無く「本当の死人」になるという、結果的に皮肉且つ最悪の形で悪事の報いを受ける事となった。


派生作品での活躍

AtoZで爆笑26連発

井坂診療所を訪れ、ウェザー・ドーパントの姿に化けて「Naturally」(若菜姫のテーマソング)を歌った。


ロストヒーローズ

アジト・キューブにて登場。ウェザー・ドーパント仮面ライダースカルに化けてヒーロー達を翻弄。スカルの姿でにせウルトラマンの姿に化けたザラブ星人を人質に取るが、ヒーロー達にザラブ星人だとあっさり看破されて敗北(偽物戦と正体を表した姿との二連戦になっている)。のちにヤプールの手でアルティメットDとして強化復活した。


余談

スーツは『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』でレッド・ミニオンとして新造されたゲルニュートの改造。


ちなみに彼が擬態した仮面ライダースカルは皮肉にも変身している間は死人も同然の状態になるという自らが「死人」になって、ある意味では死を操る能力を持った存在だった。

しかしその能力に関しては直接の具体的な記憶が翔太郎の中には無かった為、ロベルトはその能力を擬態で自分の物にすることはできなかった模様。


またおそらく、ダミーメモリはデスメモリから派生して出来たと考えて良いだろう(ドーパントの外見が完全一致、ダミーメモリもイニシャルが大鎌)。


関連タグ

仮面ライダーW MOVIE大戦2010 ドーパント デス・ドーパント

仮面ライダーディケイド:初登場作の主人公の1人。何の因果かイニシャルも「D」であり、他者に変身できる能力を持つ

パウチ星人ボラペーノ:同じくこれといった目立った特徴を持たない怪人で、他者に化ける特性を持つ。

コウモリオーグ:『シン・仮面ライダー』に登場する中の人繋がりの怪人。


マネマネの実:類似能力繋がり。こちらの先代能力者が「国家転覆の一翼を担い、成功した」という大規模な非道を行った事実から井坂の評価通りだったといえる。

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