アルティメットD
あるてぃめっとでぃー
仮面ライダーWと仮面ライダーディケイドに追い詰められたダミー・ドーパントとネオ生命体が合体して(ほぼ強引にネオ生命体がダミーを乗っ取って)誕生した最強怪人で、仮面ライダーディケイドの物語の実質上のラスボスでもある。
猛獣のような顔にムキムキの身体、アンモナイトのような装甲を持つ。人格は子供じみたネオ生命体のそれでも陰険な中年男性のダミーのそれでもなく、荒々しい傍若無人な性格。さらにダミー・ドーパントを取り込んだことで急成長したのか、声色も少年のものから野太い成人男性のものへと変化している。
胸部からは触れたものを全て灰燼に化す分子破壊光弾「アルティメットボム」を放ち、その圧倒的なパワーとクロックアップしたかのようなスピードでディケイドとWを圧倒する。
しかし、ファイナルフォームライドのカードでサイクロンサイクロン&ジョーカージョーカーになった鳴海探偵事務所コンビと、ディケイドのトリプルエクストリームを受けてあっけなく爆発四散した。
ちなみに、体組織が完全にネオ生命体の細胞と融合しているためか、メモリブレイクせず(出来ず)にダミー・ドーパント変身者であったロベルト志島はそのまま死亡した模様(状況的に劇中で初めて「メモリブレイクされない(出来ない)まま死亡した」ドーパント変身者ともなった)。
コンパチヒーローシリーズのロストヒーローズにおいて、アジト・キューブのボスの一体として登場するが、肝心のディケイドはおろか、重要な構成要素である、ネオ生命体ことドラスがこのゲームに登場しておらず、単純にダミー・ドーパントの強化態として登場。ご丁寧に原点通り性格は凶暴化しているのだが。
なお、この他にもスーパークライス要塞やディケイド版キングダークなどディケイドを差し置いて出演している敵キャラも多いが、キングダークはレッツゴー仮面ライダーに出演しているので電王やオーズが、スーパークライス要塞の元々の出典はRXなのでRXが対応していると考えれば、そこらへんの面子は問題あるまい(それでもキングダークの出典がオールライダー対大ショッカーなので違和感が拭えないが。そこは1号、RX、電王、Wで我慢するしかないだろう。)