ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ロマンチックウォリアー

ろまんちっくうぉりあー

アイルランド生産、香港で調教されている2018年生まれの現役競走馬。主な勝ち鞍は2022~2024年のクイーンエリザベス2世カップ及び香港カップ、2023年のコックスプレート、2024年の香港ゴールドカップ・安田記念(以上GⅠ)で、この他にも2022・2024年のジョッキークラブカップ(GⅡ)、2022年の香港4歳二冠(香港クラシックカップ・香港ダービー、いずれもリステッド競走)を制した。2023/24年シーズン香港年度代表馬。
目次 [非表示]

データ編集


性別
生没年2018.3.18-(6歳)
血統父:Acclamation/母:Folk Melody(by Street Cry)
毛色鹿毛
出生地アイルランド
オーナー劉柏輝(Lau Pak Fai)
調教師C.シャム(HK)

概要編集

生い立ち編集

父Acclamationは短距離路線で種牡馬として活躍。マッドクールの祖父でもある。母Folk Melodyは未出走だが、 その父Street Cryはゼニヤッタウィンクスを輩出するなどの良血。アイルランドで生まれた後、去勢の上香港へ渡る。


3-4歳シーズン編集

3歳秋シーズンにデビュー。4勝を挙げて香港クラシックに参戦。その香港クラシックではカルフォルニアスパングルとの激闘となる。1戦目の香港クラシックマイルは半馬身差で勝利。しかし、香港クラシックカップはカルフォルニアスパングルの4着に敗れ、初の敗北。その後の香港ダービーはアタマ差差し切り勝利。そのままQE2に参戦。ロシアンエンペラーもいる中、断然の1番人気に支持され、2馬身差で勝利し初GⅠ制覇。


4-5歳シーズン編集

4歳シーズンはその後の主戦となるJ.マクドナルド騎手と初タッグを組んでジョッキークラブCから始動し、香港カップでは日本勢5頭、さらにBCマイル覇者オーダーオブオーストラリアもいる中、2着ダノンザキッドにレース史上最大着差である4.1/2馬身差で勝利。勝ち時計1:59.70は香港カップが2000mになってからのレースレコード。その後、翌年春に香港トリプルクラウンに挑戦。その1戦目である香港スチュワーズカップでは、その年の香港マイルで競り合ったゴールデンシックスティ、カルフォルニアスパングルが参戦し、BIG THREEと言われる激戦となった。そのレースで2頭を差し置いて1番人気に支持されるもゴールデンシックスティの2着に敗れる。その後の香港ゴールドカップ、本質が中距離というのもあり、ここも1番人気に支持されるものの、またしてもゴールデンシックスティの2着に敗れる。最後のチャンピオンズ&チャーターカップでもロシアンエンペラーの2着に敗れ、三冠どころか、一冠も取ることはできなかった。ただ、香港ゴールドカップからチャンピオン&チャーターズカップの間に行われたQE2は後にライバルになるプログノーシスら相手に2馬身差の勝利で連覇を果たした。


5-6歳シーズン編集

香港3シーズン目はオーストラリア遠征から始動。ターンブルSをステップにコックスプレートに挑むプランで遠征を発表した。ターンブルSは1番人気に支持されるも4着に敗れる。ただ、その後のコックスプレートでも1番人気に支持されると、ミスターブライトサイドをゴール直前で差し切り、香港調教馬として初めて優勝した。その後帰国し香港カップに参戦。プログノーシス、ルクセンブルクなどメンツも揃うも、アタマ差で優勝。

年明けは香港ゴールドカップから始動。ヴォイッジバブルとの競り合いを制しGⅠ6勝目を挙げる。その後、安田記念参戦を表明、その次走としてQE2に挑み、プログノーシスを残り100mで差しきり3連覇達成。そしてプラン通り安田記念に参戦した。


安田記念編集

その安田記念には、香港ゴールドカップで競り合ったヴォイッジバブルも参戦を表明。香港勢2頭での参戦となった。1年半ぶりのマイルということもあり、距離を疑問視するファンもいたものの、これまでの実績が他馬に対して抜けていること、昨年覇者のソングライン筆頭に有力馬引退でマイル路線が混戦、直前の追切が高評価ということもあり、レース本番では単勝3.6倍の一番人気に支持される。中団で進み、残り400mから一気に進出。ソウルラッシュナミュールも迫るも半馬身差で振り切り、その人気に応えるように日本勢を相手に勝利。香港馬として18年ぶりの安田記念制覇を果たした。2023年の香港スチュワーズカップとチャンピオンズ&チャターCを除き、本馬は中距離レースの出走に徹していたため、GⅠ8勝目にして初めてのマイルGⅠ勝利となった。


このレースで今シーズン終了を表明し、休養。1シーズン間でのGI5勝は香港競馬レコードであり、同シーズンで年度代表馬に初めて選出された



6-7歳シーズン編集

安田記念の勝利で天皇賞・秋の参戦を期待されていたが、回避。ジョッキークラブカップから香港カップ3連覇を目指すローテをとった。

ジョッキークラブカップを快勝し迎えた香港カップ本番では日本から参戦した2023年の日本ダービータスティエーラとその同期の三冠牝馬リバティアイランドを寄せ付けず優勝。同レース史上初の3連覇・G16連勝を達成し、世界の賞金王に輝いた


この後は中東遠征を予定。ジェベルハッタをステップにサウジカップでダート初挑戦、その後はドバイワールドカップデー参戦が検討されている。香港最強の浪漫の勇士はダートでもその力を見せつけることが出来るか。



関連記事編集

競走馬

21世代

関連記事

親記事

21世代 にじゅういちせだい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 8197

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました