オーロラ・ドーパント
おーろらどーぱんと
オーロラ・ドーパントとは「風都探偵」に登場するドーパントである。ロード・ドーパント撃破後も健在であった裏風都に潜んでおり、ガイアドライバーrexにオーロラメモリを挿して変身する。身長199cm。
変身者は謎の男万灯雪侍(ばんどうゆきじ)。ときめの過去を知っているようであるが…。
姿は真っ黒な人間のようなシンプルな姿で、頭に長いポニーテールのような髪があり、腰にキラキラ輝く布のようなものを纏っている。
だが、両手のみはモチーフと思われるオーロラのような異様なものになっている。
アニメにて全体のカラーリングが判明。紺色のボディを基本に星々のような煌めく模様が表面に浮き上がっており、青と緑のオーロラを模した腰布を巻きつけた神々しくも恐ろしげな雰囲気を持つドーパントになっている。
変身時は不気味ながらも神々しいコーラスのような変身音(?)が流れる。
ドーパントメモリには珍しく変身音があるが、これがドライバーの使用によるものかメモリの特性かは不明。
詳細は未だ不明だが、光線を手から放つことが可能。その威力はメモリ使用者を僅かな骨しか残らないほどまでに消滅させたり、Wのボディーにも掠っただけで明確なダメージを与えるほど。また、オーロラのように伸ばした髪は敵を拘束したり、攻撃を弾いたりなど様々な使い方を見せている。そして「オーロラ」の記憶から引き出したのか万灯のハイドープ能力かは不明だが人知れず建物内に侵入する(本人曰く、「入ってくる」ではなく「降ってくる」)ことも可能。
- 「最悪のm」編
Wとメガネウラの戦いを監視し、その中でかつてWと戦ったミュージアムを『旧組織』と称しており、所持するドライバー等から単独犯ではなく、ミュージアムに相当する技術力を持った組織に所属している可能性が高い。
第12話では「街(まち)」と称する組織……と言うより1つの国の選ばれし市民であると発言している。
メガネウラ抹殺後は拠点となった裏風都にて同じくドライバーを装着する同志の「ブラキオサウルス」、「スクリーム」と合流した。
- 「bたちの宝物」編
ビリー佛田を前述の怪光線で殺害し、挑んできた仮面ライダーWCJXの攻撃を、手を使わず髪だけで防ぎプリズムブレイクも回避して裏風都に撤退した。
- 「fに感謝を」編
自身が与えたクラブメモリの様子をうかがいに来ていたが、襲われているふうとくんの中の人が襲われそうになった所で変身して彼女を庇い連れ去った。後に変身を解いて彼女に謎めいた言葉を残している。
- 「異端児d」編
裏風都から造反した出紋大騎/ディープ・ドーパントとの交渉が決裂し白昼堂々の衝突となるが、ディープの能力により逃亡を許し始末に失敗する。
その後Wがディープを撃破した場に裏風都の手勢を率いて現れ、出紋をロードたちに食わせて始末した。
- 「y の魔窟」編
アクセルに敗北した、五条一葉/スクリーム・ドーパントを始末するために、矢ノ神夜一/デス・ドーパントを刺客として送り込み、自身も一葉を始末するために、「安らぎの泉」へと赴く。ただし、これはときめを裏風都最強の殺し屋へと再び覚醒させるためのものであり、撤退する際にジョーカー・ドーパントの追撃を受けるもブラキオザウルス、リアクターの3人がかりで痛み分けという結果に終わった。
- 「xの残影」編
過去に当たる話であり、この頃はガイアドライバーで変身していた。
初登場の回のラストで、高い建物の屋上から裏風都を眺めていたが、これは仮面ライダーW本編のOP最初に映る「風都タワーを眺める仮面ライダーW」と同じ構図である。
何故オーロラで人間を骨にする能力なんだと突っ込まれることがあるが、オーロラは電磁波や熱等が揺らめいて光っているもののため、その辺りが上述の怪光線の元ネタと思われる。
コミックス収録のデザイン画の説明では元々のガイアドライバーを装着していたが、後に新型のガイアドライバーrexになったとの事。
仮面ライダークロスセイバー(及びクリムゾンセイバー、フィーチャリングセイバー):ボディの表面が宇宙をイメージしたカラーリングになっており、少し似ている。