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ときめ(風都探偵)

ときめ

ときめとは、『仮面ライダーW』の続編『風都探偵』の登場人物の一人である(メイン画像右下の女性)。「風都探偵」の重要なネタバレがあるので注意してください。
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概要

左翔太郎が、ある晩の風都の港で出会った人物。
水色のロングヘアが映える美貌に加え、薄い生地のキャミソールに、ローライズのジーンズといった妖艶な容姿を持つ。夜中の風都に出没し、出会った人間に「私はいつも飢えている…あなたは私を満たしてくれる人?」と聞き、得体の知れない力で、相手が男性だったら金を奪い、女性だったら服を奪う。彼女を追いかけると、風都に存在する「夕凪町」という場所のT字路で姿を消すので、市民からはT字路の魔女と呼ばれている。(さらにそのT字路の後ろは行き止まりであり、彼女を追いかけた人間は何もない所から出てきたということになる)

そして後日、そんなときめにカバンを奪われたと訴える男・坪崎忠太が、彼女を探し出してほしいと、鳴海探偵事務所のドアを叩き…。

「T字路の魔女」ときめ

「私はいつでも餓えている……あなたは私を満たしてくれる人?」

家がないらしく、噴水を風呂代わりにし、ハナミズキの木をベッド代わりにしていた。
彼女は何らかのドーパントに変身していたようで、ガイアメモリを持っている所(パンティーに挟んでいたため、何のガイアメモリか判断できなかった)を翔太郎に見られてしまう。

坪崎の依頼を受けて事件を捜査する中で、ときめの異名である「T字路の魔女」の現象に直面し、風都のヤクザ・立川の事務所のビル内に飛ばされ困惑する翔太郎だったが、身元引き受けに来てくれた刃野から「T字路の魔女」絡みと噂される死者が数名出ており(その中に立川の部下も)、風都警察署も事件を追っているという話を聞かされ、驚愕する。
その後フィリップの検索により、ときめをT字路の魔女と呼ばしめている事件に関与しているのがロード・ドーパントであることが判明したが、そのドーパントの力は法外な量のエネルギーを消費してしまうため、『ロードの正体はときめであり、カニバリズムを行って肉体を回復している』と疑われていた。
さらに夕凪町とは別の場所で、立川と無関係の市民がドーパントに喰い殺されたため、フィリップは立川の部下が殺されたのも「怨恨などではなく、ただエネルギーを補給するためのものだったのではないか」と推測する。そして青山昌(W本編最終回に登場した依頼人)からの情報により、風都の女子中学生がハナミズキの咲く木で喋っていたところ、ときめが木の上から現れて、その女子中学生に突然襲い掛かってきたことが判明した。翔太郎は町のあらゆるハナミズキの木のある場所を調査し、立川ビルの近くの木の近くに行くと、そこにロードが現れ、翔太郎に襲い掛かるも、またしてもフィリップの助けで失敗。
ときめの容姿や謎めいた振る舞いに惹きつけられ、彼女が私欲で悪事を行う人物に見えないと感じた翔太郎は、ダブルドライバーを持たずに再びときめに会いに行き、本当にドーパントであるのか問い詰めるが、彼女は実は何かしらの原因で記憶障害を患っており、自分が何者であるかさえ分からず、ドーパントに変身するのかさえも自覚していないことが判明する。(彼女曰く、「二つの街が揺れる時、ガイアメモリが熱くなり、身体が疼く」とのこと)


そして…(ネタバレ注意)












実は、彼女のガイアメモリは既に破損しており(イニシャル部分が砕けており、種類も不明)、使えないことが判明した。

ロード逮捕後は彼女も警察に連行されたが、記憶喪失とメモリ不明という事情を鑑みた照井の判断により、鳴海探偵事務所で身柄を預かることに。
またそれに伴い、それまでの公園住まいをやめ、翔太郎のアパートで寝起きする事になった(ただし翔太郎は事務所での寝泊りが常態化しているため、実質ときめの一人暮らし状態)。

それから…



「探偵助手」ときめ

「私も知らない。今は…探偵の助手だ!」

現状、事務所においては所長・亜樹子の裁量により、翔太郎の探偵助手という形で働いている。
まだ事務所のメンバーになってから日が浅く、探偵としては未熟な見習いであるものの、組んでいる「先輩」・翔太郎の薫陶もあり、捜査においても探偵手帳を片手に、迫る危険(それがたとえドーパント相手であっても)にも依頼人のために身体を張り、事件関係者の細かい挙動にも注意力を光らせるなど、熱意や努力をもって取り組んでいる。

亜樹子とは、若い女性同士ということもあって良くしてもらい仲も良好。
ときめの身柄が探偵事務所預かりになり、翔太郎の助手として働いてもらうことを決定した際には、亜樹子に手製のひみつ手帳(Wアクセルなどについて亜樹子なりにまとめた情報が書いてある)を貰っている。

フィリップとは当初、超然とした振る舞いや、やや上から目線になりがちなモノの言い方少し『不思議ちゃん』的変わり者な性格ガイアメモリ犯罪絡みで記憶喪失になっている、・・・そして「翔太郎の相方(バディ)ポジション」など共通点がかなり多く、特にその性格上で(翔太郎や亜樹子の目から見れば「似た者同士」)馬が合わず、少しギクシャクしていた。
その後フィリップ自身も、そのときめへの険のある振る舞いは、これまで自分ひとりのものだった「翔太郎の相棒ポジション」に新たに現れたときめへの「無自覚な嫉妬」であったことを自覚し、ときめに謝罪とカミングアウトをすることで和解。
メガネウラ事件終了後はすっかり確執も解け、フィリップからは翔太郎用・フィリップ用に続き3機目となる、ときめ用スタッグフォンをプレゼントされた。

余談

彼女の異名である『T字路の魔女』の元ネタは道路の守護神で、魔術の神とも称されるギリシャ神話の女神ヘカテーが、別次元へと繋ぐ道を作り出す能力は丁字路や四辻が異界やあの世に繋がっており、そこに魔物が棲みつきやすいという伝承がそれぞれ元ネタと思われる。ときめという名前自体もヘカテーが三位一体の観念からや運命を司るメーネと同一視される事から来ているものと思われる。
また、古代ギリシャ時代では丁字路に建てられたヘカテ像に黒い動物を供物にする風習があったが故にロード・ドーパントがときめの身体から作り出した道が黒いのだとも解釈できる。


なお、W本編に限らず、平成ライダー作品における「怪人の正体探し」にはミスリードがよく用いられており、当初から「ロードは彼女ではなく別の誰かではないか?」という推理をしていた読者は多かったであろう。ただし、今回はそれ以上のミスリードが用いられていたが。

関連タグ

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