概要
『仮面ライダーW』に登場する要素。
ドーパントに変身する人物がガイアメモリを起動すると、メモリの挿入口(コネクタ)を模した黒い模様が身体のどこかに出現し、起動したメモリの端子をこれに挿すことでドーパントに変身できる。
メモリは「毒素」が強いため、そのまま使用するとその箇所が爛れ、メモリの毒素が回って苦しむことになる(ただし第35話の複製品のような例外もある)。
これを抑制するのが生体コネクタで、メモリ購入時に専用のコネクタ手術を拳銃型装置で受けることで刻印される。
生体コネクタはメモリのユーザー登録のような意味合いに加え、ガイアドライバー同様にメモリの毒素を弱める「フィルター」としての機能もあるものの、効果は微弱で無いよりマシ程度。
しかし井坂深紅郎によるとドライバーを使用するよりもメモリの力を得やすいらしく、ナスカ・ドーパントはメモリユーザーの違いこそあったが、ドライバーを使用した場合よりも直挿しの方が強力だったという実例がある。
基本的にコネクタはユーザーの意思で(視覚上は)自由に消せる為、身体捜査などで発見することは難しいが、対応したメモリを起動されると自動的にユーザーの体に再出現するシステムの為、犯人が探していたメモリを先に抑えてそれを起動させることで、犯人の体のコネクタを強制出現させて犯人を確定したエピソードもあった。もっとも、メモリ自体がどこにでも隠しやすいものであるためこの手の捜査で犯人を特定するのは難しい。
また一部の特殊なメモリや改造メモリは適合率が上がる程にコネクタの形状が変化したり、ユーザーの意思でコネクタが消せないなどの異常が起こる場合もある。
メモリブレイクされると通常はコネクタも消滅するが、メモリを過剰に使用した=大量にコネクタをつけていた場合はその反動でユーザーの全身が大量のコネクタに蝕まれ跡形もなく消滅してしまう。
これはメインとなっていたメモリがブレイクされたことで、サブとして使っていたメモリを抑えていたコネクタが抑えきれなくなり増幅していくため。
ちなみにコネクタ手術を身体のどこに受けるかは本人次第で、腕はもちろん首筋、足の裏や腰、耳の穴など多岐にわたる。
T2ガイアメモリ
メモリを起動させると、施術なしでコネクタが出現する。
中にはT2で没設定に終わったが、コネクタが股間に現れる設定だったやつもいたとか···