「彼方へ…私の道を切り開く」
スペック
身長 | 180cm |
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体重 | 85kg |
特色/力 | ある物体に別のものをかけあわせ、遺伝子組み換えする事で別の物体を作ることができる |
概要
映画館「CINEMA T-ジョイ風都」のスタッフ・川相透がジーンメモリを左手の甲に挿して変身したドーパント。極度の人見知りでありながら映画監督になる夢を密かに抱いていた彼は後述の能力を使って文字通り自分1人で作り上げた自主制作映画を勝手に延々と長時間(約7時間以上)流し、客を閉じこめ上映が終わるまで帰さないなど非常に迷惑な行為を行った。
遺伝子操作に長けた特殊能力を持ち、コイル状の右手で有機物の遺伝子を組み換え別の物体に変化させてしまう。この能力で自分の映画の役者に変装し出演したり、ダブルとの戦いでは、ポップコーンを植物性のマキビシに変えたり、翔太郎の右腕をファンシーなぬいぐるみに変えてしまった(ルナメモリで元通りになった)。
しかしこの手の能力特化型怪人の悲しい運命か基本的に戦闘力は皆無で、結局簡単な攻撃でメモリが飛び出てしまい敗北。メモリは鳴海亜樹子に没収された(その時メモリをすぐ破壊しなかったため後にミュージアムに能力を悪用されてしまった)。その後、紆余曲折を経て最終的に亜樹子の説得で改心した透の頼みで、ジーンメモリはWに握り潰された。
ドーパントの中では珍しい自らの意志でメモリを手放し逮捕もされなかった数少ない人物となった。
その後、今度は仲間達と共に映画製作を始めた透は、風都探偵でも映画監督として活動している。
外見
エンドウ豆を模したシュールな頭部を持ち、螺旋の模様が付いた装飾の一切無い身体をしている。
いかにも弱そうである。
エンドウ豆がモチーフにされているのはおそらく、メンデルがえんどう豆を使って遺伝の研究を行ったからであろう。
備考
声と人間態を演じた川野直輝氏は獣拳戦隊ゲキレンジャーのロン/無間龍でも知られている。平成二期では第4作にも出演した。
W劇場版第2作「AtoZ/運命のガイアメモリ」にもT2ジーンメモリとしてメモリのみ登場した。
また、双葉社刊『仮面ライダーの常識』では攻撃力という点では歴代最弱候補に挙げられている。
しかし、遺伝子操作能力は自分に適用できるため(本編では自分の姿を女性・謎の怪人二名に変化させ、一人で何役もこなして映画を作っていた)理論上は最強クラスの怪人にも変身できる。まぁ、本人に戦闘意思がないので意味はないかもしれないが…。
関連タグ
仮面ライダーW 怪人 ライダー怪人 ドーパント クレイドール・ドーパント
関連・類似キャラクター
- ダミー・ドーパント:擬態能力だけが取り柄の戦闘力が低いドーパントの先輩。
- インビジブル・ドーパント、ケツァルコアトルス・ドーパント:ライダーにメモリを握り潰されたドーパントつながり。