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「面白くなってきましたね……臨獣殿が」
演:川野直輝

概要

りんじゅうかんぶ


幻獣拳の幹部「四幻将」の一人で幻獣ドラゴン拳の使い手。
大地の拳魔マク復活後にメレの前に現れ、様々な事を吹き込んで暗躍。そしてマクが倒れ臨獣拳が壊滅したことで幻獣拳の時代が来た事を宣言し理央とメレに鞍替えを要求した。
 
そして幻獣拳士となった彼らはロンに「幻気」を与えられ、メレは臨獣カメレオン拳から幻獣フェニックスに、理央は臨獣ライオン拳を昇華させた幻獣グリフォン拳=幻獣王リオにクラスチェンジ。以降ロンはリオに仕える立場となった。
 
普段はメイン画像のような金髪の青年の姿だが、もちろん獣拳士としての姿も持ち、その際は幻獣拳士らしく金色の装甲を纏う戦士に。そしてその装甲にはたくさんの竜のレリーフを持ち、まさにドラゴン尽くし。
ちなみに胸部にあるドラゴンの顔のレリーフはなんと17個もあり、そこだけ見るとドラゴンというよりもヤマタノオロチヒドラを思わせる。それとも何か秘密があるのだろうか…?

獣拳戦隊ゲキレンジャー



ロンの技

  • 呪煙吐(じゅえんど)

煙の様な気を浴びせて相手の姿を変える。作中ではゴウを狼男にした。

  • 幻解放(げんかいほう)
自ら胸を指で突き、自身の幻気を解放する。転臨幻納と合わせ、「血盟の儀式」の要。
おそらく「ジ・エンド」の捩り。
 
  • 転臨幻納(てんりんげんのう)
対象となる臨獣拳士の臨気を幻気に変換する技。
臨気に自身の幻気を分け与え、完全に混ざったところで相手の体内に戻す。
 
  • 全魂集結(ぜんこんしゅうけつ)
幻気を使って激気魂を集め、命を与える。スウグを生み出した技。
 
  • その他
上記以外にも他者に完璧に化けられる変身能力を持っている。
 
また攻撃手段としては、幻気を使って生み出した強力な弓矢「狂気の弓矢」・電撃攻撃を使用。
しかしこれだけ多芸なのに「ドラゴン拳」がどんな獣拳なのかはついに明かされなかった。

以下ネタバレ注意























サンヨ「サンヨは不死身なんだヨ~。何故なら……」


「私の一部だからです」


彼の正体は八つの頭を持つ金色の巨大なドラゴン『無間龍』。つまり幻獣ご本人だった。
 
そしてこの事はロンの存在そのもの・一挙手一投足が諸々の伏線となっていたという事である。
 
  • 胸部のレリーフが多すぎる
真の姿は多頭竜という暗示。
頭がたくさんあるドラゴン系の怪物といえばヤマタノオロチとかヒドラが有名だが(大蛇の化け物だけど)、無間龍は世界中に残るドラゴン伝説のルーツとされる事から彼らの正体もコイツなのだろう。ちなみにヒドラは9本ある首のうち1つだけ不死身だったらしいが、無間龍は首どころか全身不死身である。
間違って伝わったか、気まぐれにやられたフリでもしていたのだろうか?
 
  • 「幻獣ドラゴン拳」がどんな獣拳なのかは言及されなかった
そもそも「獣拳ですらない」から。
ロンの技は「ドラゴンを手本に学び、編みだした」拳法ではなく、元々持っている能力を「ドラゴンに学んだドラゴン拳」とか宣いながら振るっていただけに過ぎないのだ。
    • 「どんなスタイルなのかが言及されなかった」点は幻獣グリフォン拳も同じ。しかしこちらは「臨獣ライオン拳を極めた者のみが体得でき、ライオン拳のリンギがより強力なものに昇華される」と、いわば「ライオン拳の強化版・上位互換」という説明はされていた。
 
  • 「血盟の儀式」
ロンの技「転臨幻納」で臨気を幻気に変換するこの儀式。「転臨幻納」がドラゴン拳のゲンギであるため、必然的に彼でないと行えない……と思われたが、ゲンギではなく彼の特殊能力であった。
まあどちらにせよロンでないと行えないわけだが。
 
  • 双幻士達
サンヨとロンの双幻士は揃って変なしゃべり方をする(まだマトモなゴウユも必要最低限の言葉しか口にしないので助詞はすっぽ抜けている)。単なるキャラ付けのためといえばそうだが、サンヨとロンは何かしら接点が多いので双幻士のクセまで似ているのもなんだか意味深だ。
と思いきや、メレの双幻士であるはずのヒソは普通に彼女に反旗を翻したし、散り際には「偉大なるロン様に永遠の幸あれェえええ!!」と言い残しており、そのヒソとドロウ、ソジョ以外の5人も全員ロンの部下であるということが暗示された形である。
 
  • サンヨの存在
いつも一緒にいた彼もまた、無間龍のもう一人の化身。
倒されても復活した上にロンまで彼を通して甦ったが、それも当然だったのだ。

  • 幻獣拳そのもの
全てロンのでっち上げだった幻獣拳。双幻士の立場だけは有効だが、それ以外は何もかも嘘っぱちだった。
 
「幻獣に学んだ最強の流派」が、その「幻獣本人」の気まぐれによって創立されたという皮肉。ここまで来ると、なんだか臨獣拳士から幻獣拳士へのクラスチェンジも「転臨幻納」と「呪煙吐」を併用して姿を変えてやり、特殊能力かなにかでテキトーに与えた技を「ゲンギ」と呼んでいるだけなんじゃないかとすら思えてくるところだ。

諸悪の根元 

立場的には第三勢力だが、彼こそが本編における全ての元凶
ジャンの両親と理央の家族を殺害しただけでなく、理央が臨獣拳アクガタの門を叩き、当主に上り詰めたのもロンが敷いたレールの上だったのだ。

そしてロンの目的は世界の破滅だが、救星主のブラジラのように「あえて世界を破壊してもう一度作り直す」とか、デズモゲヴァルスのように全てを滅ぼそうとするほどの恨み・憎悪などがあるわけでもなく、全てはヒマでしょうがないから「退屈しのぎ」でやっていただけ。
たとえ世界が滅びても不死身の自分には何一つ影響がないため、涼しい顔して他者の人生や命を弄び、多くの人が傷つき涙を流す様も完全に見せ物感覚。それどころか「いいリアクション」と嘲笑すらしていた事からも、こいつがいかに冷酷で邪悪な性根の持ち主かがうかがえる。

だが自身の計画を狂わせるゲキレンジャー達にはご立腹で、彼らに対しては強い憎悪を向けていた。
自分の動機は「ヒマでしょうがないから遊ぶ」程度でしかないくせに、"アクシデント"も楽しむという発想はないらしい(あったらあったでもっと悪い方へ転がっていっただろうが……)。

しかも本当に不死身なので、絶対に倒す事ができないのがまたタチの悪さをプラスする。

不死身ゆえの結末

修行その47にてジャンと幻気を捨てた理央の猛攻によってダメージを受け巨大化して戦うも、サイダイゲキリントージャの必殺技を受け倒された……と思いきや、不死の能力を与えられていたサンヨにより復活。
修行その48にて、ゲキレンジャー臨獣殿による拳断の場に乱入するや無間龍としての真の姿を現し、ゲキレンジャーをかばったメレを殺害。サイダイオーゲキトージャウルフもたやすく一蹴する力を見せつけた。
しかし次の瞬間、理央の全臨気を込めた自爆により体内から爆発するも……何事も無かったように復活。
ただしダメージはあったのか、はたまたただの気まぐれか、これ以降は無間龍の姿にはならず等身大に戻り、幻獣拳士「ロン」としての姿で戦闘していた。
 
それでも圧倒的な力でゲキバイオレットゲキチョッパーを撃破し、助けに入った七拳聖さえもたやすく一蹴。

しかしそれは彼らの時間稼ぎにすぎず、直後に現れた、理央のリンギ「全臨伝授」により臨獣拳アクガタのすべてを受け継いだゲキレンジャーの猛攻を受け、圧倒される事に。
 
それでも不死であるロンの前には決定打とはならず、

「だがいくら攻撃が決まろうと…私を破壊することはできない どうするつもりです?」

そう勝ち誇るロンに答えるようにゲキレンジャーはひとつの奥義を繰り出す。

「効きませんねェ……私を破壊することはできないと…!!何度言わせるんです!?」

ラン「別に破壊することは無いって気づいたのよ!」
レツ「そうさ! これからは不死の身の上を呪うことになる!」
ジャン「ロン! この技はお前を封じるために生まれたんだ!!」

「獣拳奥義!」
『"慟哭丸"!!!』

その名前を聞いた瞬間、あからさまに狼狽するロン。

「ふざけるな…!! 永遠の闇に封印するつもりかッ!!? 幻獣の長であるこの私をォオオオ!!!」

悲鳴と共に残されたのは、無力な一つの珠と化したロンの姿であった。

真なるドラゴンボール



修行その34で使用された慟哭丸は相手を封印しつつ命のしずくを搾り取り死に至らしめる技であったが、ロンはその不死故に力を奪われど死ぬこともなく意思を持ったまま永遠に封印され続ける事になった。
自身の娯楽の為だけに世界を滅ぼす過程で生み出した臨獣拳の技によって娯楽どころか身動き一つ取れない永遠の闇に封印されるという、因果応報の結末だった。

球と化したロンはその後、ビリヤードの球にされる、団子と間違え食べられるなど散々な扱いを受けていたが、ジャンの元にペンダントとなって預けられることになった。
海賊戦隊ゴーカイジャー第7話に出演した際もジャンが身に着けている。

炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー

慟哭丸から作った「慟哭丸ソウル」を使用したヌンチャクバンキの体を使いロンバンキとして復活。
以前の余裕ぶった態度とは違い、ゲキレンジャーへの憎悪をむき出しに襲いかかった。
しかし、最期は2大戦隊の合体技で再び倒され、封印された。

余談(ネタバレ注意)

モチーフは四神青龍。また、四神の中央には麒麟黄龍が据えられているが、それは無間龍と解釈する事ができよう。

ただ正体が龍である事から、ゲキレンジャー世界の青龍はロンとも考えられる。
またロンの一部であったサンヨが龍の眷属・蛇と玄武がモチーフなのは彼の正体を示していたとも言える。
カメの様な竜タラスクもいるので、サンヨも世界の龍伝説に関わっている事が窺える。

過去には人間を導いたり、惑わしていた事が本人の口から語られており、いわゆる蛇に化けアダムとイブに禁断の果実を与えたサタンや不老不死の象徴とされるウロボロス、邪悪な多頭竜アジ・ダハーカ等も彼、もしくは彼から想像された存在である可能性があり、人類史に与えた影響は大きいだろう。
だとしたら各地でドラゴンスレイヤーと伝承される彼らはどうやって不死身であるコイツを倒したのだろうか…。

海賊戦隊ゴーカイジャーやキラメイジャーでゲキレンジャーの世界観と過去の作品の世代が繋がっている世界観と判明したわけだが、龍モチーフのヒーローは龍のルーツたる彼にどんな感想を抱くのか……。

ちなみにトラモチーフのゲキレッド/漢堂ジャンとはまさに龍虎相搏つになっている。この他、偶然にも、自身が戦いを煽った勢力の頭文字を合わせると「激臨」→「逆鱗」となる。

関連イラスト

最強、それは龍(ドラゴン)
ロン



関連タグ

獣拳戦隊ゲキレンジャー 幻獣拳 ドラゴン 諸悪の根源 黒幕
多頭竜 不死身 
 
自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪

木崎政範:演者が同じな仮面ライダーウィザードに登場するキャラクター。なお同作中にて不死身能力を売りとするキャラが登場するが、その結末はロンと似通ったものであった。

エタルガー…ロン同様、不死身で超時空魔神。
妖怪大魔王ドグラニオ・ヤーブン:封印されたスーパー戦隊のラスボス達。
オーボス:不老不死で、快楽の為に多くの者の人生を弄んだラスボス繋がり
イーリス・ゼッペリン:同じく退屈しのぎで多くの者を弄び、不死身ではないが、封印された。
KINGGHIDORAH2019:私利私欲で多くの者を弄んだ多頭竜繫がり。
シルクハットの男:彼と似たような動機で多くの者の人生を弄んだ者繫がり。
マスターロゴス:こちらも退屈凌ぎで世界を滅ぼそうとした。
照君臨:普通に倒そうとすると様々な危険があったため、剣に封印という手段がとられた。

デスイマジンデスパライア:同時期のニチアサ作品におけるラスボス。

スーパー戦隊ラスボスリンク
ガジャドムロンヨゴシマクリタイン

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