「田舎者のひよっこ獣拳使い共が幾等束になろうともこのムコウア様には勝てぬわ!ほれ、ほれ、立てる物なら立ってみろ!」
データ
身長 | 211cm |
---|---|
体重 | 105kg |
得意リンギ |
|
好きな場所 | 深い海の底 |
好きな食べ物 | 小魚等 |
好きな言葉 | 「闇夜の提灯」 |
CV/スーツアクター | 大林勝 |
登場話 | 修行その33「フレフレガッチリ!カンフー忠臣蔵」 |
概要
この世に蘇ったリンリンシーの1人であり、海の拳魔ラゲクの配下。
アンコウを手本とし、提灯の光を利用して有利に戦う臨獣アングラーフィッシュ拳の使い手である。アンコウのような発光器官をフラッシュさせて相手の目を眩ませたり、相手の死角に潜むことができる。この他、他者への憑依能力も持つ。
元々の癖については不明だが、本編で江戸時代にタイムスリップした際、吉良上野介に憑依している間に彼の性格が伝染ってしまった様で、『忠臣蔵』の吉良と同様、相手を田舎侍呼ばわりする癖がある。
活躍
ラゲクの秘伝リンギによって江戸時代まで飛ばされたゲキレンジャー、理央、メレを元の時代に返さないために追跡。操獣刀を奪い、吉良に憑依して足止めを行う。
そして自身を追いかける侍を始末した所をジャン達に見られたため、頭部の提灯から発する強烈な光「万禍灯」で目を眩ませた隙に退却。
ランは忠臣蔵の歴史を知っているため、歴史を変えてはならないと活躍するも、理央とメレに見つけられ逃走する。
だが追いつかれたために光弾や万禍灯で応戦するが、レッドと理央の連携攻撃に追い詰められる。
そして操獣刀を飲み込んで邪身豪天変によって巨大化。
元の時代に帰るため、一時的に手を組んだことで誕生したゲキリントージャに万禍灯の他、刺股の連続突き「突長跳」で挑む。
しかし、メレの吊るし切り(※複雑な骨の形をしているアンコウをさばくのに使う切り方)でダメージを負ったところに、止めの激激臨臨斬を喰らい、ラゲクの名を叫びながら爆散した。
一方、当の吉良達は眠らされており、後に吉良はこの戦いを夢だと解釈している。
余談
モチーフと名前の由来は言うまでも無くアンコウ。恐らくはく「赤穂浪士(あこうろうし)」と「アンコウ」を掛けてのチョイスだと思われる。
本編では初めてゲキリントージャが登場している。
EDで解説をしていた美希が持っていた忠臣蔵の書物には巨大化戦の絵が描かれており、当作品の世界では1つの事実として歴史上に残ったらしい。
修行その33で吉良を演じた石井愃一氏はかつて同じ拳法スーパー戦隊の『五星戦隊ダイレンジャー』でトランプ公爵を演じたことがある。同話に登場した瑤泉院は美希と二役で、劇中でも美希に似ているとゲキレンジャー達から言及されている。
関連タグ
他作品の関連・類似怪人
臨獣ハーミットクラブ拳ドカリヤ:こちらも憑依能力がある。
アンコウネジレ:『電磁戦隊メガレンジャー』におけるアンコウモチーフの先輩怪人。同じモチーフのムコウアが登場するまで丁度10年のスパンを要した。