概要
双幻士を従え、幻獣王を補佐する4人の幻獣拳士。4人ともモチーフに干支の他、四神も含まれている。
メンバー
キャッチフレーズは「理央様の愛のために、更なる強さをまとったラブ・ウォリアー」。幻獣フェニックス拳の使い手。十二支の「酉」と四神の「朱雀」がモチーフ。
メレが鳳凰の力を得て生まれ変わった姿で、孔雀の羽の模様が体の各所にある。
メイドと騎士のような組み合わせだがどちらも二面性を持つ(面従腹背のヒソと、丁寧な言動に反して卑怯者のハク)。
理央とメレを幻獣拳に誘った張本人にして四幻将のリーダー格。幻獣ドラゴン拳の使い手である金髪の青年。
十二支の「辰」と四神の「青龍」がモチーフ。詳細はロンの稿にて。
双幻士はドロウとソジョ。どちらも奇っ怪なしゃべり方をする変わり者だが、「気」の流れを変化させる能力を持ち、実力自体はなかなか高い。
いつもロンと一緒にいる相棒ポジ。重力を自由に操ることができる幻獣バジリスク拳の使い手。十二支の「巳」と四神の「玄武」がモチーフ。
見た目は厳ついが、語尾に「~ヨ」と付くコミカルな口調で話し、少々口が軽い。それをロンに度々叱責されており、咳払いでごまかしているうちに「事あるごとに咳払いする」というクセとして身に付いたらしい。
双幻士はゴウユとシユウ。こいつらもクセのあるしゃべり方をし、ゴウユは助詞がすっぽ抜け、シユウはごじゃる口調でしゃべる。
あらゆる獣拳を扱える、幻獣キメラ拳の使い手。十二支の「寅」と四神の「白虎」がモチーフ。当初は棺の中に入っていた。
言葉を話すことはなく、名乗りなど彼の意思疎通はロンが代弁する。
双幻士として従ってるはずのシュエンとコウには揃って「木偶の坊」と見下されており、こいつらも犬猿の仲で不仲。
関連タグ
ゴーマ四天王、ブドー四将軍、冥獣人四底王:過去作品の四天王繋がりなユニット。
この先、ネタバレを含みます。
実は「幻獣拳」という流派は完全に嘘っぱちで文字通り幻(=存在しない)の獣拳。
なので「四幻将」も「幻獣王」も名ばかりの地位であり、理央とメレはロンの口車に乗せられていたに過ぎない。
そもそも何も知らないのはこの2人だけであり、ロンは全ての黒幕、サンヨはその分身、スウグはロンの傀儡。そして「四幻将の補佐役」という立ち位置を担っていたはずの双幻士もロンの手下(つまりスウグ以外は全員がグル)で幻獣拳の頂点と謳っていた「幻獣王」に至っては「ロンが敷いたレールの上で世界滅亡を代行させられる手駒」。
つまり幻獣拳とは「ロン(無間龍)の暇潰しのためのキャスティング」に過ぎないのであった。