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ゾーン・ドーパント

ぞーんどーぱんと

ゾーン・ドーパントとは、『仮面ライダーW』第32話に登場するドーパント(怪人)である。
目次 [非表示]

「あなたはあの世で歯ぎしりしなさい!」


データ

身長55.0cm
体重55.0kg
特色/力9×9マスのゾーンボードを展開して対象を指定のマス目へと瞬間移動させる
CV魏涼子
登場第32話『風が呼ぶB/今、輝きの中で』

概要

ビースト・ドーパントこと有馬丸男の妻・鈴子(通称:ベル)がゾーンメモリを首の後ろに挿して変身したドーパント

鈴子は当初、夫に虐げられている何も知らない気の毒な女性に思われていたが、実は全て演技で丸男を尻に敷いている悪党であり、全てはかつて鳴海荘吉に奪われどこかに隠されたゾーンメモリを取り戻してダム湖に隠した30億円を見つけ出すことが目的だった。


ゾーン!!

将棋盤のような9×9マスの座標を空中に出現させ、口で座標を指定する事で標的をそこへ瞬間移動させる特殊能力を持つ。

眼球から光弾も発射出来るが単体での攻撃力はあまり高くなく、ビーストのようなパワーに長けたドーパントをサポートする事でその真価を発揮する。


当初はビーストとのコンビネーションでアクセルを変身解除に追い込み、駆け付けたWも(ソウルサイドのパワーが制御できないこともあって)圧倒していたが、翔太郎の決意によってWがサイクロンジョーカーエクストリームに覚醒すると形勢逆転。

ビッカーシールドで光弾を弾き返され、最期はビッカーファイナリュージョンの直撃を受けてメモリブレイクされた。


ちなみに彼女のゾーンメモリは丸男のビーストメモリと同様に、約10年前から存在した物であり、作中で登場した完成品のガイアメモリの中でも最古のメモリの一本である(なぜ、壮吉が破壊せずに隠していたのかは最後まで明らかにならなかった)。

当時は毒素の強い初期型のメモリが一般には流通していたが、当初から組織と繋がりがあった彼らには数少ない完成品が渡されていたようである。


過去に丸男の兄貴分である尾藤勇(演:小沢和義)の情に訴えかけ、彼が罪を被るよう仕向けたのだが、尾藤はそれでも鈴子らを大切な仲間だと思っているのか、3人の仲が良かった頃の写真を的屋を再開した今でも大切に飾っているようだ…。

いつから鈴子が劇中のような悪女だったのかは不明なままである。


外見

ピラミッドに碁盤の脚が付いたような姿で等身大のドーパントでは唯一の非人間型。劇中では造形物で描かれている。


その見た目は、左翔太郎中の人「こいつ俺1人でも勝てるんじゃね?」とDVDのスペシャルトークでネタにされていた。

下はどうなっているのかは謎···と思われていたが、よく見るとエクストリーム登場回で確認可能。明るめの灰色の四角になっており、ゾーンが喋る度に淡く発光する。

ネット版で井坂が覗き込もうとしたが、ゾーンによってどこかに瞬間移動させられてしまった


備考

『W』劇場版第2作『AtoZ/運命のガイアメモリ』にもT2ガイアメモリとしてメモリのみ登場。仮面ライダーエターナルが使用して風都の随所に散ったT2メモリ26本全てを手元に揃えるのに利用した。『仮面ライダージオウ』『仮面ライダーガッチャード』客演時にも26本のメモリ召喚時に使用している。


声と変身者を演じた魏涼子氏は井坂深紅郎を演じた檀臣幸氏と夫婦であるが、同画面で共演はしていない(ネットムービー『AtoZで爆笑26連発』ではゾーン・ドーパントと井坂という形で共演にはなるが、ゾーンの声はなし)。

霧彦:『共演した時の感想をどうぞ。』

井坂:『幸せでした。』


そして7年後主要人物の1人を演じることとなった。


ピラミッド型の形状をしているが、ピラミッドそのものを司るメモリとして別に「ピラミッドメモリ」が存在する。


関連タグ

仮面ライダーW ドーパント


ビースト・ドーパント


オウルロストスマッシュ中の人繋がりのライダー怪人。


ウェザー・ドーパント中の人の夫が変身するドーパント。

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