「熊はどこだ?」
「邪魔する奴は生かしちゃおかねえ…2人ともだ!」
プロフィール
身長 | 235cm |
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体重 | 210kg |
生体コネクタ | 左腕真ん中 |
頭文字デザイン | 野獣の顎(B) |
特色/力 | 重戦車を遥かに凌ぐ怪力、受けたダメージを瞬時に回復する自己回復能力 |
概要
風都の土建業者の何者かが「ビースト(野獣)」の記憶を内包するビーストメモリを利用して変身したドーパント。
青色主体の獣と狩猟民族を足したような見た目をしており、牙や爪や毛皮をはじめとした野獣のパーツを寄せ集めた雰囲気をしている。
武器は怪力及び左腕の鉤爪。また、強靭な装甲皮膚による防御力も持ち合わせる。
獣ゆえの凄まじい攻撃力と防御力を誇り、仮面ライダーアクセルのマキシマムドライブを受けても瞬時に傷が塞がる驚異的な再生力を持っている。
更に相方のゾーン・ドーパントの能力が合わさることで縦横無尽に相手を攻撃することが可能となる。
変身者の有馬は普段は暴力夫を演じているが、実際の所は妻の鈴子の尻に敷かれている。
なお、10年前は鈴子と尾藤勇と3人でつるんでおり、鳴海荘吉とも顔見知りだった。
有馬のメモリ
ちなみに彼が使っているビーストメモリは約10年前から使用している物。
作中で登場した完成形のメモリの中では最古のメモリの一本である。
なお当時は一般に流通していたのは毒素の強い初期型のメモリだったが、組織と繋がりがあったことで彼には数少ない完成品が渡されていたようである。
正体・行動
(ネタバレ注意!)
その正体は会社の社長・有馬丸男(演:勝矢)。
物語のおよそ10年前から活動しており、それが風都で「野獣人間」の都市伝説になっていた。
尾藤のことは「兄貴」と呼び、彼からは「マル」と呼ばれる弟分であった。
しかしその裏ではミュージアムと繋がりガイアメモリを手に入れており、鈴子と共謀して30億円を輸送中の現金輸送車を襲撃しその証拠隠滅のため奪った金を輸送車ごとダムに沈めていた。
尾藤は現金輸送車の襲撃が丸男の行ったものだと知ったが、鈴子の泣き落としに応じてしまい罪をかぶって出頭。
だが上記の通り鈴子も丸男の共犯であり、というかむしろ鈴子が主犯でありそこまでは尾藤も見抜けず二人の思惑にハマってしまいまんまと罪をかぶって10年間収監されていた。
その間鈴子と結婚し工務店を経営していたが、目障りな人間達をビーストメモリの力で排除していたようで、風都では「野獣人間」の都市伝説が広まっていた(仮面ライダー図鑑によると10年前の現金輸送車襲撃の目撃談が野獣人間の元になった模様)。
10年が経過し尾藤が出所するのに合わせ鳴海荘吉が鈴子から取り上げたゾーンメモリを回収しようと行動を開始。
当初はサイクロンサイドを制御できないダブルをゾーンとのコンビネーションで圧倒していたが、サイクロンジョーカーエクストリームに変身されると、『プリズムブレイク』で再生能力を封じられて大ダメージを負う。
再戦ではゾーン・ドーパントとの絶妙なコンビネーションでダブルとアクセルを苦戦させていた。
最期は『ビッカーチャージブレイク』を食らってメモリブレイクされた。
その後、10年前の現金強奪事件の主犯だった鈴子と共に逮捕された。
客演
春映画である『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』、『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』や冬映画の『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』で再生怪人の類として登場。
『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』では、バット型ロイミュード077がガイアメモリを使って変身する。
意図的に迷い込まされたときめに襲い掛かるが、ブラキオサウルス・ドーパントに捕まり、喰われてしまう。
またG研の現場リーダーである我那覇祥子の元恋人がこのドーパントに変身しており、挙げ句の果てに中毒死し、祥子がG研に入るきっかけとなった。
アニメではまずメモリのみ登場しており、EXEの残党のリーダー格が変身しようとして照井に阻止されている。
その後、第10話にてようやくドーパントが登場したが、あっけなくブラキオサウルスに頭からがぶりと喰われて数秒で退場してしまった。
余談
有馬丸男及びビースト・ドーパントを演じた俳優の勝矢氏は『仮面ライダーカブト』第30話にて田所修一の弟を演じた。
またダブルから10年後の作品である『仮面ライダーゼロワン』の第5話で漫画家の石墨超一郎役で出演している。
第31-32話における事件の依頼人・尾藤勇役で出演した小沢和義氏は『仮面ライダーBLACKRX』第36話以来約20年ぶりの仮面ライダーシリーズ出演となり、MOVIE大戦COREにも出演した。
関連タグ
コックローチ・ドーパント:同じく都市伝説となっていたドーパント。