「加賀美、確かにお前はバカだ。だが俺はそんなバカが嫌いじゃない。正しいと思ったらひたすら前に突っ走れ。それでこそ加賀美新だ。」
演:山口祥行
概要
普段はメンバーに厳しく接しているが、部下の危機の際には、任務や体裁よりも救うことを優先する熱い面も秘めている。
実家は300年の歴史を持つ老舗の蕎麦屋で、ZECT解散後は実家で働いている。なお、弟の存在が判明しており兄弟揃って強面である。
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余談
上記の彼の弟を演じた俳優の勝矢氏は、田所役の山口氏共々当時竹内力氏の事務所であるRIKIプロジェクト(現在は竹内氏の個人事務所)に所属していた同輩。
同氏は後に『仮面ライダーW』にて有馬丸男/ビースト・ドーパント役、『仮面ライダーゼロワン』でも石墨超一郎役でライダーのTVシリーズに再出演している。
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以下、物語終盤のネタバレを含みます。
正体は人間ではなくネイティブ。しかし人類ネイティブ化計画には賛同せず、最後まで加賀美らと共に戦う。
明確な敵意が全くないネイティブとしては日下部ひより(シシーラワーム)、立川大吾に次ぐ3人目となる。
しかしそうなると、実家がある以上「本物の田所修一」がいたはずだが(真っ当に考えれば田所に擬態したネイティブないしは他のネイティブに殺されていてもおかしくは無い)、その辺りに関しては本編では一切語られてない。
彼が最初から最後まで正義側の存在だったことは紛れもない事実であり、整合性を取るために
- 擬態天道のように、人間の田所本人がネイティブに改造された
- 前半は紛れも無く田所本人だったが、途中(遅くとも「アンチミミック弾」登場の時期ぐらい)で擬態された
- 事故等で死の淵にあった田所本人と遭遇し、本人から後を託されて擬態した
- 神代剣のように人格が上書きされ、「『自分が本物の田所修一』だと思い込む」様になった
- 料理の腕前が弟より上ながら実家を継がなかった事から、自身がネイティブだと自覚した上で本物の田所家を存続させるために弟に店を託した
などと考察する視聴者は少なくない。
2021年にカブトの項目が更新された仮面ライダー図鑑では、日下部ひよりと同じく赤子の時点で擬態されたのではないかという解釈が記載されている(正式な解答ではないのであしからず)。
天道総司がどう思っているかについてはほとんど会話を交わしていないため真意は不明だが、加賀美が神代剣を救おうとひよりや彼を引き合いに出した時は「一緒にするな!」と激昂しており(妹と比較されたからというのもあるが)、彼もまたひよりと同様人間として扱うべきネイティブと認めている可能性が高い。
最終決戦後は、実家の蕎麦屋を継いでいる。
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