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「全て…振り切るぜ!」


『トライアル!』


『トライアル!』


ウェザー・ドーパント「ほう…?新しいメモリを手に入れたか…!」


「見せてやる…トライアルの力を!」


概要編集

全て振り切るぜ!!

仮面ライダーアクセルトライアルメモリを使って変身した、いわゆる強化フォーム

基本フォームであるアクセルの赤から一新してメインカラーは青。

デザインモチーフはモトクロスヘルメットと思われる。

トライアルメモリをアクセルドライバーにセットする事で、イエローシグナルと呼ばれるアクセルの外見をそのまま黄色くした形態に一瞬だけ変化し、それを経て本形態に変身するため、直接この形態に変身する事はできない。


風都探偵では第3・5・7・8・13集と出番は多めであるが、この形態でマキシマムドライブは一度も発動していない。

本編ではこの1形態しか他のフォームが出なかったために事実上の最強フォームとして運用されていたが、外伝を経ての風都探偵ではアクセルブースターに最強フォームの座を譲ったような形となっている。

それでも状況に応じて使い分けているため意外と出番は多い。


スペック編集

身長197cm
体重82kg
パンチ力2.5t(単発時)※
キック力3t(単発時)※
ジャンプ力90m
走力100mを0.27秒(マキシマムドライブ発動時)

※連続攻撃時のパンチ力とキック力は更に8分の1にまで威力が減少する。


パワー・防御力とバイクフォームを犠牲にして超スピードを獲得した。

平素の状態ですら至近距離から放たれた雷を完全に回避する程の速度を出せるが、マキシマムドライブ発動時はここから更に速度が上がる。

あくまでスピード特化形態のため基本フォームの完全上位互換というわけではなく、パワーや防御力が大幅に低下しているという欠点を持つ。通常フォームより1発の威力が劣る代わりに、そのスピードを活かして通常の何倍もの攻撃回数により回数で補う戦闘スタイルとなる。また、防御も薄いためにスピードを活かして回避することが前提となっている。

こうした特性に加え、力を完全に使いこなすには後述するマキシマムドライブ時の速度と時間制限に対応できるようになる必要がある、非常にピーキーなフォームと言える。


風都探偵においては、アクセル用に調整を施されたアクセルブースターがパワー、スピード共にトライアルを上回る最強フォームとして登場した。

上述の通りこの形態は非常に扱いが難しいため、全体的に安定して機能が上昇するブースターに最強フォームの座を譲る形で見せ場は減少している。

とはいえ、小回りや瞬間的な加速力においてはこちらが上回っており、瞬間的に加速するための切札として戦略的に運用される形で効果的に使い分けられている。

一例としてブラキオサウルス・ドーパントが対空攻撃を仕掛けてきた際にはブースターからトライアルへフォームチェンジして回避し、そのまま相手の体表を駆けまわりながら滅多切りにした。

アクセルトライアル


必殺技編集

マシンガンスパイク

センシティブな作品トライアル!トライアル!! マキシマムドライブ!!

マキシマムカウンターを起動してのマキシマムドライブ発動により10秒間だけ平素を圧倒する程の速度で動けるようになり、この状態で相手に連続キックをT字状に浴びせる。

キックを十分に叩き込んだ直後にカウンターを自分の手でストップしてから「マキシマムドライブ」の音声が鳴るのが特徴。


ただしこのマキシマムドライブが維持できるのは10秒間のみなので、この間に相手を粉砕しきらなければならず、タイムオーバーすると変身が強制解除されて自身が大ダメージを受けてしまうというリスクがある。

使いこなすには専用の訓練をクリアして、その力と速度に対応できるだけの身体能力と反応速度を身につけることが必須。

照井はこのマキシマムドライブを会得するために特訓を繰り返し、結局10秒の壁を越えられないままウェザー・ドーパント戦に臨んだが、土壇場で9.8秒のタイムを叩き出し撃破に成功している。

ちなみにMOVIE大戦アルティメイタム終盤にて、アクマイザー達の乗る装甲車に他のライダーがライダーキック(バースはフォーム上ドリルアーム)なのに対して、アクセルトライアルのみまだ当たってないのにこの技を放っている。

中々シュールである。


マシンガンスラッシャー

俺はWではない

トライアルメモリのマキシマムドライブを発動させた加速状態下でエンジンブレードのマキシマムドライブを同時発動させ、相手を連続で斬りつける必殺技。マシンガンスパイクと違って普通に斬っているだけのはずだがヒットエフェクトは何故かT字状。

実質の単身でのツインマキシマムだが、Wと異なり身体への過負荷などのリスクを負わずに発動が可能。

アクセルの場合は片方が正規のガイアメモリではないあくまでギジメモリなのと、最初からそういう仕様で作られているからだと思われる。Wのツインマキシマムはそういう使い方を想定していない無理矢理なものである事も影響しているのだろう。


ハイパートライアルクロス

作中では登場しないガンバライドオリジナルの必殺技。

トライアルメモリの力で超加速し、飛び回し蹴りを三連続で放つ技。

接近→飛び回し蹴り、を三回繰り返す技で、アクセルグランツァーを三連発しているようなものである。


The_Mystery編集

リバイ一気に···!

「振り切るぜ!」


Wがモチーフのひとつであるリバイスの形態イーグルゲノムと並び立ち共闘、夢の共演を果たした。


ライドウォッチ編集

アクセルトライアルライドウォッチ

全て…振り切るぜ!スピードを極めたアクセルトライアル!

トライアル! トライアール!


「GPライドウォッチ15」の一つとして発売。

必殺技は「マキシマム」。


余談編集

玩具版では通常のアクセル及びブースターと同様の手順で通常のマキシマムドライブも放てるが、劇中では一貫してトライアルメモリのカウンターを用いるマキシマムしか使用していない。

単にそちらの方が強力だからなのか、そもそも通常のマキシマムドライブが想定されていないのかは不明。「一撃が軽くなる代わりに連打で戦う」トライアルの特性を考慮すると後者の方が有力か。


仮面ライダーなどのスーツはかなり重くて動きにくいことが専ら有名だが、アクセルトライアルに関してはスーツアクターの永徳氏曰く、通常時のアクセルよりも背部のタイヤが小さくなったおかげで非常に軽いとのこと。「軽くて動きやすい」「このまま生活してもいいくらい」とまで言っていたが、伊達にスピード特化になってないということか。

公式サイトおよび書籍「フィギュア王プレミアムシリーズ8 ライダーグッズコレクション2010 仮面ライダーW」より抜粋)

その代わり、マキシマムドライブ発動時に演出のために何度も蹴りを入れることになってしまい、それに関しては苦労したそう。


可動フィギュアの「WFC」シリーズでは未発売。


関連動画編集


関連タグ編集

仮面ライダーW 仮面ライダーアクセル


この世で一番速いヤツ


シンゴウアックス:チャージ完了前に聞こえるカウントダウンの音声がトライアルの変身時に鳴る音とそっくりだとネタにされた。


2号ライダー最強フォーム

コンプリートフォームアクセルトライアルバース・デイ

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