翔太郎「これ照井のガンナーユニットじゃねえか!?」
概要
シュラウドが照井竜に与えたサポートドロイド。初登場は第22話。
顔めいた2つのカメラアイを備えたトラクターのような姿をしており、戦闘時には戦車型に変形する。メインカラーは中心部が黒。両サイドは青が採用されており、後に登場する強化形態を彷彿とさせる。
操縦席は無くビートルフォンによる遠隔操作になるが、基本的に搭載した自立型AIによって自律行動している。劇中では突如として落ちて来たこともある(そもそも初登場からしてほぼ乱入)。
裏からシュラウドが操作していたとも言われている。
バイクフォームとなったアクセルと合体する機構を有しており、高い機動力と攻撃力を発揮できる様になる。この際使用するドッキングポイントはダブルのバイク・ハードボイルダーの換装ユニットと同一規格であり、ハードボイルダーの前半分と合体する事も可能。リボルギャリーにも格納できる。
アクセルのサポートメカらしくカメラアイなど外装の各部に「A」の意匠が配置されており、また同時に「ハードボイルダーと合体できる4番目のユニット」でもあるため、機体前面には白文字で「A」にも「4」にも見える刻印がある。
劇中では呼び出したリボルギャリーに知らない内に乗り込み、予期せぬ対面を果たしたダブルにカメラ部分も変化させて「よっ((^^)」といった表情で挨拶をしたり、当惑する彼らを他所にボディを揺らしていたり(楽しげにもWを急かしているようにも見える)と機械的な見た目に反して愛嬌のある性格をしている。トップの台詞はその時の反応。
ちなみにこの時、リボルギャリーをよく見るとガンナーAはよりによって出番の多いタービュラーユニットと入れ替わっており、上空を飛んでいる敵に応戦するためにハードタービュラーに換装するつもりだったWは、ガンナーAを使用するほかなくなってしまっている(他のボイルダー/スプラッシャーユニットでは飛行している相手への対応は難しい)。
ガンナーAがこの状況を見越していたのかどうかは不明だが、かわいい顔して意外にちゃっかり者なのかもしれない。
風都探偵
第5集のリアクター・ドーパント戦で登場。アクセルを乗せていつもの乱入形式で登場した。二階堂守の冷却装置をぶっ掴み、派手かつ豪快に地面に叩きつけてぶっ壊した。
第14集では入院している照井の代わりにWをサポートしている。
データ
全長 | 1.35m |
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全幅 | 1.52m |
全高 | 1.22m |
乾燥重量 | 145kg |
最高速度 | 150km/h |
最高出力 | 1340kW(馬力換算:約1000馬力) |
顔に見えているのは主砲「ガイアキャノン」に暴発を防ぐためのセーフティが掛かった状態で、戦闘時は左右に分割され後方に収納されていた砲身が顔の前で合わさり攻撃形態になる。車体前部には爪状の「ドーザーマニピュレーター」を持ち、自分より大きい巨大化ドーパントをひっくり返す程のパワーを発揮する。
装甲車の様な見た目に違わず頑丈に出来ておりウェザー・ドーパントに氷漬けにされても無事だった。一方、軽自動車でも600kg越えが珍しくない中、重量僅か「145kg」とメチャクチャ軽い。
アクセルの二倍を切る…どころか、エンジンブレード(20kg)を持ったアクセル(92kg)と「33kg」しか差が無い。
合体形態
全幅・全高・最高出力は共通なので割愛。
アクセルガンナー
全長 | 4m |
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重量 | 238kg |
最高速度 | 1070km/h |
バイクフォームのアクセルとドッキングした砲撃車両形態。同第22話から登場。
1070km/hという驚異的な走行スピードを誇り、これは歴代ライダーマシンの中でも指折りの数値である(ハードボイルダースタートダッシュモードの870km/hやバイクフォームの920km/hを優に超え、他作品ではライドシューターの930km/hをも超える)。
アクセルメモリから送られるデータをエネルギーに変換して放つ砲撃の威力は巡洋艦の主砲に匹敵する。また不要になったアクセルの後輪は背中側に回っており、内蔵したガトリングホイールにより副砲として機能する。
アクセルドライバーを操作すると、収束したエネルギーを「ガイアキャノン」から放つマキシマムドライブ「ガンナーフルブレイク」が発動する。
発動の際は一度砲身を開いてチャージした後、再び砲身を閉じて光線を放つという動作を行う(一瞬カメラアイが真剣な表情になっているのが見える)。
合体中のアクセルは、作中では後輪部分だけ跳ね上げて両足はガンナーAに突っ込む形となっているが、玩具では下半身ごと跳ね上げる形となっており、こちらは海老反りに近い状態となっている。
人の形は保ってはいるが中々キツイ体勢である。
ハードガンナー
全長 | 2.58m |
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重量 | 275kg |
最高速度 | 910km/h |
ハードボイルダーとドッキングした砲撃車両形態。第35話で登場。
基本性能は同等だが、空力性能の差から最高速度はアクセルガンナーより劣る(それでもスタートダッシュモードより速い)。主砲の操作はハードボイルダーのハンドルのスイッチで行う。
ハードボイルダーの前輪脇にはマルチガンユニット「ユニバーサルランチャー」が取り付けられているため通常火力は維持されているが、マキシマムドライブは恐らく使用不能。
サイクロンジョーカーエクストリームと連携してケツァルコアトルス・ドーパントを撃破した。
商品化
2010年2月13日に「リボル換装 アクセルガンナー」として一般販売。
合体用にバイクフォームで固定の仮面ライダーアクセルが付属。
劇中通り同スケールのリボルギャリーなどと連動遊びが可能。
離陸前の「アクセルタービュラー」も再現可能である。
余談
- デザイン当初は「4」の刻印であったが、「アクセルの装備なのにダブルの装備からの通し番号なのはおかしい」と指摘があったため、「A」にも「4」にも見える形にリデザインされたとのこと。
- 仮面ライダーシリーズでは「○○ガンナー」という名称の武装が多く、「ガンナー○○」と言う名称はかなり珍しい。
- 一時、仮面ライダー図鑑ではスカルギャリーと関連があるとされていたが、ガンナーAが登場する遥か以前にリボルギャリーに改修されているため、ミスの可能性が高い。現在は修正されている。
関連タグ
仮面ライダーアクセル リボルギャリー ハードボイルダー シュラウド
オートバジン:ガトリング砲になる前輪「バスターホイール」を持つアクセル仲間のマシン。
バガミール:顔が似ている
パワーダイザー:ビークルモードのシルエットが若干似ている。
タンクタンクフォーム:青い戦車繋がり。