概要
鳴海探偵事務所の地下ガレージから発進する大型特殊車両。
動力はガソリンと電気のハイブリッドたる「ガイアブーストエンジン」であり、仮面ライダーダブルの顔を模したようなフロントがついている(ただし色はまっ黒のため、どちらかというと仮面ライダージョーカーやジョーカージョーカーに見える。また若干面長な印象なのでBLACKRXにも見える。仮面ライダーの乗る車なのである意味ライドロンの後継と言えるか)。
タイヤは8輪。
リボルバー状の車庫「リボルバーハンガー」内部にはWのバイクハードボイルダーを収容可能で、後部のドラム部分に陸のボイルダーユニット・空のタービュラーユニット・海のスプラッシャーユニットの3点を搭載し、状況に応じてマシンの性能を換装する事ができる。
メモリガジェット・スタッグフォンに専用コマンドを打ち込むことで呼び出せる。
仮面ライダーアクセルのガンナーAがこっそり入り込んでいた事も(ボイルダーユニットを日常的に使用しているので、ユニット収容部に空きがある)。
とてつもない馬力スピードと、ドーパントの攻撃にもビクともしない並はずれた耐久力を誇る。
理論上は放射能を遮断できるだけでなく、ミサイルランチャーの攻撃にも耐えうる。もちろん、換気機能を備えているため、保護対象を窒息させることもない。
その割には『スーパーヒーロー大戦GP』ではトライサイクロンの攻撃であっさり大破しているが、そもそも春映画時空なのでツッコむだけ野暮だろう。
前照灯のハイパービームランプは前方220度、200mの範囲を照らすとされる。
ユニット接続時にはWの顔のような「マスクドハッチ」が展開するが、これが閉じている際には赤い目に当たる「スカイドームキャノピー」から搭乗者が外に出られるようになっている仕様(出典:「仮面ライダー図鑑」より)。
攻撃力も高く、その気になれば高層ビルも倒壊させることが出来、劇中では対巨大ドーパント用の戦力としても用いられた。
左翔太郎やフィリップの窮地に駆けつけ敵の攻撃を防ぐ壁となるという出現パターンが多く、またそのまま彼らを乗せて撤退に使われることもあった。ただし普段は地下ガレージに展開した状態で置かれている関係上、Wに変身して意識を失い倒れたフィリップの身体をそのまま内部に収容して発進したこともある。
劇中では活用される機会が全体的に少ないライダー系の巨大マシンの中では、ぶっちぎりの出番と活躍を魅せている車両である。
特殊装甲車の名に恥じず悪路走破性も凄まじく、続編風都探偵では積雪だろうと難なく走行している。
これはリボルギャリー自身の馬力に加えて「ギガンティックホイール」の設定に金属製タイヤのトレッドの隙間からスパイクを出すという設定があるからではないかと思われる。
(また同エピソードでは、雪で埋まったトンネルを後部のドラム部分を回転させることでシールドマシンよろしく突破するシーンがある。)
なお、仮面ライダースカルは似た形状のスカルギャリーを運用していたが、シュラウドが鳴海荘吉の死後これを強化改造したものがリボルギャリーである。
風都探偵によると正確にはスカルボイルダーと同様に"ビギンズナイト"の裏で並行して改造が進められていたらしく、ミュージアムから脱出した翔太郎たちがたどり着いた地下ガレージで、まさに彼らの目の前でリボルギャリーへの最終改修が完了した。
スペック
全長 | 13.525m |
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全幅 | 3.470m |
全高 | 7.720m |
乾燥重量 | 47.5t |
排気量 | 17,000cc |
最高出力 | 3,730kw(馬力換算:5000ps) |
整地最高時速 | 230km/h |
不整地最高速度 | 97km/h |
積載車両数 | 1台+ユニット×3 |
(出典:「仮面ライダー図鑑」より)
余談
- デザインコンセプトとして「様々なビークルのパーツの寄せ集め」というものがあったため、車体からは戦闘機のキャノピーやショベルカーのアーム、シールドマシンのドリル部分等様々なパーツを見つけることができる。
- スーパーヒーロー大戦GPでのライダーグランプリでは他のライダーがバイク(ドライブと3号を除く)の中、戦隊メカレベルの巨大さからか1機だけやけに目立っていた。
関連タグ
ライドロン(仮面ライダーBLACK RX)(元祖仮面ライダーの車でRXの専用マシン)
トライドロン(仮面ライダードライブ)(仮面ライダードライブの専用マシン)
トライサイクロン(仮面ライダー3号)(仮面ライダー3号の専用マシン)
通信衛星ゼア:ライダーマシンを格納している令和ライダー1号の衛星。マシンではなくライダーの換装に関連している。
ビクトレーラー:かつてのスーパー戦隊にてハードボイルドなおやっさん枠のサポートキャラが戦隊達に贈った、マシンを搭載し基地にもなる大型メカ。