鳴海亜樹子「はいこれ!」
亜樹子「いくでー!」
『ジョーカー!』『サイクロン!』
「「変身!」」
『サイクロン!ジョーカー!』
\カァァン/(スリッパ)
「わ〜やっちゃった!いくわよ〜〜!!」
cv:山本ひかる
概要
本編第30話に登場した、イレギュラーなW。
「仮面ライダーW 鳴海亜樹子(&左翔太郎)ver」とも呼べる形態。
ナイトメア・ドーパントが登場する夢の中の世界で、左翔太郎と鳴海亜樹子が変身する。
変身時はメモリの頭文字の後に「なにわの美少女仮面」というフォントが浮かび上がる。また変身音のトーンが若干高い。
さらに人格および声は完全に亜樹子で統一されており、さぁ、お前の罪を数えろ!のポーズはせず、亜樹子らしくスリッパを突き出す。
見た目は本物のWそのものだが、実際はただの「イメージ」であり、夢による補正か途中まではナイトメア・ドーパントを圧倒していた。
通常のWは翔太郎が左(ボディサイド)、フィリップが右(ソウルサイド)なのに対し、今回は翔太郎が右、亜樹子が左である。メモリの適合率など考えてはいけない。夢だから。
活躍
映像中では、メイン3フォームに変身した後、リボルギャリーまで呼び出した。(呼び出すときのポーズがあれとそっくり)
夢の中、鳴海荘吉風の出で立ちの翔太郎とほぼノリで変身し日立プラズマテレビのタワーで、
おま罪ポーズならぬおま罪スリッパを決め、ナイトメア・ドーパントとの戦闘に突入。
↓
サイクロンジョーカー→スリッパによる連続はたき攻撃
→ワープしてヒートメタルにフォームチェンジ、メタルシャフトで結構圧倒
→さらにルナトリガーにチェンジ、トリガーマグナムで銃撃→ナイトメア・ドーパントのドリームキャッチャー型武器で途中から銃弾を吸われ、挙げ句の果てにトリガーマグナムも吸収される
→「リボル・ギャリー!」と上記のポーズでリボルギャリーを召喚、ナイトメア・ドーパントを撥ね飛ばす
→再びサイクロンジョーカーへチェンジ、どこかのタワーで撥ね飛ばされたナイトメア・ドーパントに向かうが、繰り出されたパンチが不意に鼻をクリティカルヒットし、変身が解除。
「痛いじゃんもぉぉ~~~!」
その後、ナイトメア・ドーパントによって夢の中に閉じ込められてしまった。……のだが、その直前にドーパントの正体を聞き出しとてもクリアな寝言で翔太郎に伝わった。
余談
大阪が登場するシーンの撮影は実際の大阪で敢行された(風都は基本関東ロケ)。
ちなみに亜樹子役の山本ひかる女史は大阪府出身であり、作中話している大阪弁はネイティブのものである。
ダブルのスーツアクターの高岩氏は初めて女型を演じている。
時は流れ、20th版DXダブルドライバーに付属するサイクロンメモリは音程が個体差で高く、不満が一部で上がったのだがなにわの美少女仮面を思い出した人もいるようで、「無改造でなにわの美少女仮面になりきれるから欲しい」との好意的な声も上がったとか。