データ
全長 | 120m(キャリアモード) / 66m(バトルモード) |
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全幅 | 53m(キャリアモード) / 54m(バトルモード) |
重量 | 50,000t |
テーマソング | 『ビクトレーラー 巨大なるマシン』(→ニコニコ動画) |
概要
物語後半より登場する、3両編成の超巨大トレーラー。
VRVマスターがVRVマシンと共に地球に持ち込んだマシンの一つで、VRVマシンを内部に格納し、現場まで運搬する役割を担う。平時は整備基地であるビクトリードックに、レンジャービークルと共に格納されている。
地上走行のみならず、宇宙空間を航行することもでき、暴走皇帝エグゾスとの最終決戦の後はVRVマスターとダップが、宇宙を放浪するために本機を用いていた。
基本形態である「キャリアモード」では、先頭の1号車にVファイヤー、2号車にVレスキューとVダンプ、そして3号車にVポリスとVドーザーを格納。3号車にはこれに加えて車体上部に、VRVロボの必殺武器である「Vバルカン」と「Vバズーカ」も搭載している。
VRVマシンが出撃する際は、それに合わせて各車両が縦に積み重なる形でロボット形態の「バトルモード」に変形。直接戦闘に参加することはないものの、搭乗したVRVマスターがコックピットから指揮を執ることもある他、VバルカンとVバズーカはこの形態では両腕を構成し、VRVロボが必殺の「ビクトリーツイスター」を放つ際に、その手元へと転送される。
備考
ビクトレーラー、それにビクトリードック共々、本放送時にDX玩具として発売されており、作中同様に他のDXロボと絡ませる事が可能となっている。また前者にはオリジナルギミックとして、VRVマシンの代わりにレンジャービークルを搭載可能な他、Vバズーカの先端がクロー状に変形するようにもなっている。
デザインの検討段階では、キャリアモードの2号車が二階建て状態、即ちバトルモード時の下半身をそのまま牽引するようなパターンも考えられていた他、バトルモードの頭部も分離して独立したビークルとして運用可能、という案も存在する。
またビクトレーラーとは別に、レンジャービークルを搭載しその状態から超巨大ロボへと変形、さらに分離したトレーラーヘッド部分が単体変形してロボ形態にもなるという、巨大なカートランスポーター型のマシンも考案されていた。
関連タグ
ギガバイタス:『星獣戦隊ギンガマン』に登場する巨大戦力の一つ。分離状態の他の巨大戦力の格納・運搬を担うとともに、人型に近い形態への変形機構も備えるなど、複数の共通項を有する
カワズガミ:『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場する敵怪人の一体。デザインモチーフとしてビクトレーラーが採用されている
スーパーヒーロー戦記:2021年公開の映画作品。クライマックスの一斉砲撃のシーンにて、究極大獣神などの最強合体ロボや、デカベースロボのような基地ロボと共にビクトレーラーも登場している