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天の川の伝説第44章

隕石に閉じ込められた二台の野生の車


むか~しむかし、天の川にだ~れにも心を開かない二台の野生の車があったとさ。

二台の車は、どんな宇宙人であろうとも乗られることを嫌がり、一台はペガサスのように優雅に走り、もう一台はドラゴンのように力強く走ったそうな。


そんな二台の車のことを、神に抗議する者が現れた。

織姫と、牽牛であった。


織姫「もーっ!神様、私達、年に一度七夕の日にしか会うチャンスないのに、あんな車がいる天の川じゃあ危なくて会えないわ!」

牽牛「ちゃんと取り締まってくださいよ!」


抗議された神は、二台の野生の車を隕石に閉じ込めたとさ。


概要編集

第20話「試乗最高の名車!!」から登場した天の川の伝説に伝わる2台の自動車生命体

自我を持ち、誰かを乗せることを嫌い天の川を爆走していたが、織姫彦星からの「年に一度しか会えないのにあんなのが走ってたら安心して会えない」というクレームを聞き入れた神により、隕石の中に封印されていた。

彼らをバリッカー(ボーゾックの所有する車)に改造しようとたくらむボーゾックはボーゾック一の発掘野郎・WWワリッチョに2台を見つけ出すよう命じた。


ワリッチョは偶然伝説の車が封印された隕石を発見し、復活させるも伝説の車は地球に飛び去ってしまい、捕獲しようとするボーゾックから自分達を助けてくれたことからカーレンジャーに協力するようになる。


伝説の車編集

ペガサスサンダー編集

スポーツカーを模した赤い野生の車。名前通りその走りは天馬のように優雅だといわれる。

地上走行形態のランドモードから飛行形態のスカイモードに変形することができ、武器として屋根に取り付けられたビーム砲ペガサスレーザーを持つ。

自身を乗りこなしたレッドレーサーを認め、彼の専用マシンとなった、


ドラゴンクルーザー編集

バギーを模した青い野生の車。名前通りその走りはのように力強いという。

武器として車体前部のウインチ《ドラゴンクロー》を装備しているほか運転席上部にフォーミュラーノバブースターキャノンを装備することもできる。

ブルーレーサーが自身をボーゾックから助けてくれたことに感動し、彼の専用マシンとなった。

ペガサスサンダーと違って単独で飛行する能力はないが、ドラゴンクローをスカイモード形態のペガサスサンダーに密着させることで、馬車のように牽引してもらう形で空を飛ぶことが可能である。


その他の野生の車編集

スーパー戦隊以外の他作品でも野生化した車というものは存在する。

理由は様々だが、そういう生命体という設定だったり、自動運転機能や魔力などで自我を獲得したものだったりと理由は様々である。


星のカービィシリーズ編集

タイヤ型のウィリーがある意味で野生の車だと言える。

ヘルパーキャラクターにするとバイクのパーツが付くように…。


MOTHERシリーズ編集

なんらかの理由によって野生化した車デビルカーが登場。

青いマッドカーやマッドタクシー、大型トラックが自我を持ったデビルトラック、その派生種であるマッドトラックやデストラックなどMOTHER世界には当たり前のように車が野良モンスターとして出現する。


ポケットモンスター編集

謎の毒ポケモンが単気筒エンジンに入って生まれたブロロンというポケモンの進化系が車型のブロロロームであり、スター団は巨大車両のスターモービルに彼らを動力源の一つとして組み込んでいる。


メタルマックス2編集

自動運転機能により野生化したクルマが登場する。


ロックマンエグゼStream編集

第11話「コンクリートジャングル」にてネオWWWのメンバーである犬飼猛雄が街中の車にクラッキングを仕掛け、動物の能力と本能を与えて暴れ回させている。

なので野生の車というよりかは「野生の本能を与えられた車」とするのが正確か。


その他編集

この野生の車が誕生したのも、これまで使っていたスピーダーマシンが諸事情で使えなくなった事とバンダイ側の商品の販促もあったからでは?と言われている。


関連タグ編集

激走戦隊カーレンジャー


自動運転:野生の車が実現する…かもしれない


炎神(ゴーオンジャー)キラメイ魔進:いずれも後の作品に登場する自我を持った乗り物な巨大戦力で、更に人間の言葉を喋る為、ある意味で野生の車の後輩にして発展系。

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