曖昧さ回避
『MOTHER』シリーズのデビルカー
サンクスギビングやレインディアに出現する赤い自動車のようなモンスター。ワイルドトラックスに登場しても違和感無さそうな外見をしている。運転席には誰もいない。恐らくはギーグの影響によって暴走するようになったと思われる。目が付いているのも、意思を持つようになったものだと考えられる。
通常攻撃の他に、暴走してきたり排気ガスを吹きかけてきたりしてくる。特に排気ガスによる攻撃は、相手全体にダメージを与えるうえにファイトまで下げる効果がある。しかも、主人公がくらうと喘息発作状態になり行動できなくなる。主人公一人でこの排気ガス攻撃を食らうと何もできずに一方的にやられてオダブツになってしまう。
なお、色は赤いが、「SMAAAASH!!」のフォントは緑色になっている。
強化版としてマッドカー(ボディの色は青色)がおり、派生種としてデビルトラック(マッドトラックやデストラックといった上位互換もいる。)やマッドタクシーがいる。
なお、デスカーはいない。
外部出演
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場。ネスとリュカのみ装備可能で、PSI系の攻撃が14上がる。
『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』では、「フィールドスマッシュ」の敵キャラとして登場。強さは強クラスで、突進攻撃・回転攻撃・ジャンプ攻撃・触れると痺れ効果がある排気ガス攻撃といった攻撃を使う。カタイし速いしイヤになる敵キャラなので、無理せず持ち込みアイテムを使って倒そう。ちなみに、ナンバープレートの部分には「DEVIL(デビル)」と書かれており、フィギュアを入手して鑑賞することも可能。
なお、カラーリングが本編のような赤色ではなく、マゼンタになっており、無機物でありながら生物感すら感じさせる質感に仕上がっている。残念ながら、次回作にスピリッツとして参戦することは無かったが…。
その他小ネタとして攻撃時は目が光る他、スターマンとは違ってSMAAAASH!!演出はない。
余談
『星のカービィロボボプラネット』には彼らによく似たワドルディカーズが登場。ワドルディが彼らを運転しているという設定である。
関連タグ
野生の車:文字通り。
『リッジレーサー』のデビルカー
リッジレーサーでも最強のクルマ。リッジレーサーVでは「デュエルカー」、リッジレーサーズ以降では「スペシャルマシン」とも称される(レボリューションでも「スペシャルカー」と称する攻略本があった)。
原則、ゲームクリア後に登場する隠しボス(PSVita版リッジレーサーでは悪魔のギフトを受け取ることにより出現する)として登場し、このクルマに打ち勝つことができればプレイヤーも使用可能になる。
性能がほかのクルマよりも高いため、当然通常のレースよりも難易度は上がっている(PSVita版ではファイナルラップを除きほかのプレイヤーに力を貸してもらうことが可能)。
以下が代表的なデビルカー/スペシャルマシン達。
- クリナーレ(13th Racing)
言わずと知れたデビルカーの始祖。初代やレボリューションではスタート直後は暫く止まっており、その後猛烈なスピードで追い越していった様に驚かされた人は多いだろう。
「クリナーレ」と名が付いたのはリッジレーサーVから。
- アンジェラス(White Angel)
レボリューションから登場した、闇と対を成す『エンジェルカー』。こちらもアンジェラスと名が付いたのはVより。難易度はクリナーレより高い場合が多いが、基本的にその分あちらより扱いやすい性能である。
PSVita版では製造元のカマタがプロジェクトを終了させたことで、アジアベンチャーの紫華(ジーファ)が新たなエンジェルカー「アークエンジェル」を顕現させた。
- ヴィクトアール→ウルトラノヴァ
『レイジレーサー』で初登場したデビルカーの一柱。グリップ力が非常に高く、コースを選ばない性能を誇るエスペランザ殺しのデビルカーであった。
改良型とされるウルトラノヴァはニトロ特性がGALAXIANの「ノーマルチャージU」相当の特性であるため、上級者向けのマシンとなった。その分アルティメットチャージを熟知していればスペシャルマシンの中でも最速を誇る。
ちなみにヴィクトアールの海外名は「Vainqure」である。
ちびエンジェルカー。最初に登場したR4ではエンジェルカーの後継的立ち位置を醸し出していたが、現在はジュニアカー的存在。とはいえ作品によっては本家アンジェラスより高性能な場合も多々あり、乗り心地もひと味もふた味も違う。
なおR4では13th Racing相当のクルマもいたが諸事情で存在が消されている。理由は推して知るべし。
- ヴルカーノ→プロンツィオーネ
R4に初登場したデビルカーの一柱。反重力エンジンを搭載した異色のホバーマシン。
初期型のヴルカーノは対消滅反重力エンジンというより物騒な名前のものを積んでいた。
見た目に違わず、どの作品でも扱いはかなり難しい。
- ユートピア→テラジン
R4で初登場したデビルカーの一柱。ロケットを横倒しにして車輪をつけたという最早車ではない構造になっており、当然最高速も非常に高い。
テラジンと名を変えた際には前方に大きな車輪が付いたことでコーナリングもこなせるようになったものの、スピードが目に見えて落ちたことで相対的に弱体化してしまう。