概要
高橋良輔の初監督作品。創映社(現:サンライズ)第2作目のアニメーション作品。
1973年に関西テレビをキー局にフジテレビ系列局のほか日本テレビ系列局のごく一部(福島中央テレビ・山口放送など)で全66話が放送された。なお、第39話より『ゼロテスター 地球を守れ!』にタイトルを変更している。
『サンダーバード』の日本版権者だった東北新社が「和製サンダーバード」をコンセプトとして企画し、子会社である創映社の第2号作品として制作させた。
前年放送の『ハゼドン』の視聴率的な失敗を受けて企画内容を海洋冒険からSFに切り替え、本作は視聴率の面でも成効した。
初期のゼロテスターは異変調査や救助活動の任務中、結果的に戦闘に至るシナリオになっていた。しかし路線変更で戦闘色を強めていった。
次回予告の最後には「来週もこのチャンネルにチャージしよう」のセリフが必ず入れられていた。
なお、メカニックデザインとしてクレジットされている「ジョン・デドワ」は架空の人物で、その実態はスタジオぬえの事実上の前身であるSF企画会社クリスタルアートスタジオであり、現スタジオぬえ関係のものとしては最初のテレビアニメである。
登場キャラクター
「ゼロテスター」クルー
その他地球人
- タチバナ博士(川久保潔)
- 剣持隊長(広川太一郎)
- ヤン(八代駿) 技術班のリーダー。
- ヒロ梨子小原乃梨子) タチバナ博士の息子
- 放水冷児(井上真樹夫) 27-27に登場する、後継機「Z-1」のテストパイロット。吹雪のライバル。
アーマノイド星人
- アーマノイド・ボス(雨森雅司)*ボス以下アーマノイド星人は、科学技術が発達したあまり脳以外の器官が退化し、アーマノイド星のコンピューターにそれらの脳が接続している。
- メビウス(家弓家正) 地球侵略部隊の初代司令官。
- バルギス(大塚周夫) 同2代目司令官。
関連タグ
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