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スクライド

すくらいど

『スクライド』とは、2001年7月から12月にテレビ東京系列、BSジャパンで放送されたサンライズ製作のTVアニメ。及び同時期に週刊少年チャンピオンで連載された漫画作品である。
目次 [非表示]

崩壊した大地「ロストグラウンド」を舞台に

カズマ劉鳳

二人のアルター使いは互いの身体を刻みあう



仮面ライダーBLACK RXに登場するスクライドについてはこちら

DRAGON QUEST -ダイの大冒険-に登場する戦士ヒュンケルの必殺の突技→ブラッディースクライド


概要編集

2001年7月から放送されたオリジナルTVアニメ。全26話。

スタッフは監督の谷口悟朗以下「無限のリヴァイアス」のスタッフが集結しているが、宇宙を舞台にしたサバイバル群像劇だった「リヴァイアス」に対し、本作は生まれも価値観も何もかもが異なる二人の男のぶつかり合いを通してその生き様を描いた熱血バトルアクションアニメとして製作されている。

特に、最終話のほぼ一話を使いきった壮絶な喧嘩はファンの間では語り草となり、アニメと言うジャンルにおいて『伝説の最終回』として語られる事も少なくない。


TV版の放送後の1年後である2002年には本編最終回の2年後を描く短編である『スクライド・アフター』が発売され、さらにその1年後に『スクライド・アフター2』が発売された。

以降、長らく未完のままだったが、後述の10周年プロジェクトによって2012年に『スクライド・アフター 完全版』が発売され完結となった。


2011年にはスクライド10周年プロジェクトとして、TVシリーズを新作パート、全編新アフレコ、デジタル・リマスターにより新たに再構成したスペシャルエディションである『スクライド オルタレイション』が制作された。

前編『TAO』(タオ)が2011年11月19日に、後編『QUAN』(クアン)は2012年3月10日にイベント上映の形で公開されている(スクライドの関連項目では『映画版』として呼称する)。

スペシャルエディションと言う位置づけながらも、TV版とはパラレルワールドという扱いになっており、一部の設定が異なる他、結末が異なっている。


なお、週刊少年チャンピオンで連載されていた漫画版スクライドはアニメ版とは大きく内容が異なるが、独特の濃さとアニメ版に負けない熱さと強烈なインパクトを誇り、コアなファンも多い(漫画版のファンはトリーズナーと呼称されている)。なおこちらもアニメ版と同じく黒田洋介が脚本を担当している。漫画版は「無限のリヴァイアス」のオマージュが多い。2022年1月20日から2023年1月19日まで漫画版が電子書籍化され配信された(戸田泰成先生のTwitter)。


当時、ポストエヴァの流れで新たなアニメ世代の勃興により様々な価値観が提唱される中、熱血主人公が少なくなっていたが、本作ではとかくいろんな意味で濃い異端のキャラクター群と、アウトロー作品や義侠譚の王道を征く熱く外連味のあるシナリオによる化学反応により、何処までも「図太い」作風を確立することに成功。

放送終了後から今日に至るまで語られる、バトルアクションアニメの名作として知られるようになった。

その図太さから、いわゆる「男の義務教育」を代表する作品として20年経った現在でも根強い人気がある。


ストーリー編集

21世紀初頭の近未来、神奈川県を中心に突如、大規模な隆起現象が発生し、半径約20kmから30km・高さ240メートル以上にも及ぶ「ロストグラウンド」と呼ばれる大地が誕生した。そのロストグラウンドから、『アルター』とよばれる能力を持つ物が現れていた。


ロストグラウンドでなんでも屋で生計を立て暮らしていたカズマはある日、アルター犯罪者を取り締まる治安部隊である「HOLY」の隊員、劉鳳と出会う。


カズマ劉鳳、二人を中心に物語は動き出す。


登場キャラクター編集


漫画版のみのキャラクター編集

CVはサウンドエディションでの担当声優


劇場版のみのキャラクター編集

スタッフ編集

原作:矢立肇サンライズ

キャラクターデザイン:平井久司

ビジュアルコンセプター:神宮司訓之

美術監督:鈴木朗

色彩設計:岩沢れい子

撮影監督:長谷川洋一、八木寛文

演出チーフ:吉本毅

音楽:中川幸太郎

音響監督:浦上靖夫

音響効果:庄司雅弘(フィズサウンドクリエイション)

音楽プロデューサー:石川吉元

音楽制作/協力:ビクターエンタテインメント、TV TOKYO MUSIC

プロデューサー:東不可止、高城一典、河内山隆、宗岡幸男

脚本:黒田洋介

監督:谷口悟朗

製作:テレビ東京、読売広告社、サンライズ


主題歌編集

  • オープニングテーマ

「Reckless fire」(第1話 - 第25話)

作詞 - 酒井ミキオ / 作曲・編曲 - 鈴木Daichi秀行 / 歌 - 井出泰彰


「Drastic my soul」(第26話)

作詞・作曲・編曲・歌 - 酒井ミキオ


  • エンディングテーマ

「Drastic my soul」(第1話 - 第25話)

作詞・作曲・編曲・歌 - 酒井ミキオ


「旅立ちの鐘が鳴る」(第26話)

作詞・作曲・編曲・歌 - 酒井ミキオ


各話リスト編集

話数サブタイトル
第1話カズマ
第2話劉鳳
第3話ホーリー
第4話ビッグ・マグナム
第5話桐生水守
第6話絶影
第7話橘あすか
第8話最悪の脚本(マッド・スプリクト)
第9話シェルブリット
第10話スーパー ピンチ
第11話アルターズ
第12話君島邦彦
第13話ロストグラウンド
第14話無常矜侍
第15話はぐれ者
第16話来夏月 爽
第17話寺田あやせ
第18話ストレイト・クーガー
第19話常夏3姉妹
第20話由詑かなみ
第21話ホーリーアイ
第22話マーティン・ジグマール
第23話シェリス・アジャーニ
第24話
第25話ネイティブ
第26話

関連動画編集


関連タグ編集

s.CRY.ed アルター シェルブリットのカズマ 劉鳳 シェルブリット 絶影 由詫かなみ シェリス・アジャーニ 桐生水守 ストレイト・クーガー

ポストアポカリプス

スクライドカップリングタグ一覧


ガンダムビルドファイターズ2013年日本で放送された『スクライド』と同じく、サンライズ(現:バンダイナムコフィルムワークス)によって制作されたテレビアニメ。『スクライド』と同じく、シリーズ構成を務め全25話とドラマCD脚本黒田洋介氏が一人で担当しており、(敵味方を含めた登場人物の大半が死亡退場した『スクライド』と異なり)「人が死なない『スクライド』」というコンセプトの作品として作られた。


落第騎士の英雄譚海空りく氏による日本のライトノベル2015年にテレビアニメ化された際には、作者の海空りく氏が『スクライド』のファンであったため、音楽歌手作曲家)のスタッフに、酒井ミキオ氏と中川幸太郎氏を希望し、実現した。


評価タグ編集

スクライド50users入り

スクライド100users入り

スクライド500users入り

スクライド1000users入り




外部リンク編集

スクライドWeb


関連グループ編集

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