「パ・ワ・ア・ド・イ・ク・サ・ア」
概要
「素晴らしき青空の会」が開発した、仮面ライダーイクサ専用のティラノサウルス型巨大重機。
恐竜も竜という解釈なのか"ドラゴン型戦闘メカ"との記述もあり、キャッスルドランに続く対巨大戦力用ドラゴン(メカ)として扱われている。初登場は第14話。
基本設計者はイクサと同じく麻生茜であり、彼女の死によって開発が一時期凍結されていたが1998年から開発を再開、2008年の「オレンジ色のサバト」戦にてロールアウトされた。
パワードフエッスルをイクサベルトに装填し、イクサナックルで読み込む事で電子コールと共に呼び出すことができる（上記にあるのはその時流れる音声）。操縦はコックピットにおいて、イクサナックルを起動キー・操縦桿として行う。
キャッスルドランより小さく、後述のホイールによって全方位に移動できるため小回りが利き、最高速度も下手なライダーマシン並という高い機動力を有する。
なぜかキャッスルドランとドッキングすることが出来、共同攻撃も可能。
特別緊急車両として超法規的に認可されており、そのためアームの付け根両脇には「スクランブルシグナル（赤色灯）」が取り付けられている。
外見
側面を白く、中央を青く塗装してドラゴンめいた装飾のフォークグラップルアタッチメントを装備したショベルカーといった所。胴体には「大」ににた配置で金色のパーツが配置されている。
移動は脚部に設けられた「オールレンジグラビティホイール」、通称・ARG(アーグ)ホイールというどの方向にも動く事が可能なユニットによって行う。
長い首や四足歩行型の形状ゆえに大きい前足など、お世辞にもティラノサウルスには見えない。
因みにコクピットは左前脚付近でなぜか剥き出しになっている。
スペック
| 全高 | 7.5m |
|---|---|
| 全長 | 12.7m |
| 重量 | 152t |
| 最高速度 | 320km/h |
| 最高出力 | 41895kw（58000馬力） |
ティラノサウルスの尾にあたる「テールカーゴ」に液体爆薬やナパーム弾などを内蔵したイクサポッドという投擲武器を搭載しており、ティラノサウルスの頭部を模した「ザウルクラッシャー」「アンダークラッシャー」によって掴んで投げる事で攻撃する。
このアゴの部分は毎秒1200万回の高周波振動粒子を発生させる事が可能で挟んだ物体を分子レベルで分解する超パワーを持つと同時に、生卵を持ち上げる繊細な動作も可能。
またこのアームにイクサ自身が乗り込み、放り出された勢いからキック攻撃へ移行するという連携技もある。
首に設けらえた8つの「パワーサーボモーター」は理論上25000tの物を持ち上げる事が可能で、実際に18000tのキャッスルドランをブン投げている。パワーだけでなく投げたポッドを5000m先の目標へ投擲する正確さも併せ持つ。
脚部の爪に相当する突撃用攻撃爪「ダイノクロー」も高層ビルを粉砕するほどの威力を持つ。
立体物
バトルドラゴンシリーズ第三弾として2008年4月に一般販売。
食玩 「仮面ライダーキバ バトルドラゴン」にも『シュードラン＆パワードイクサー』として2008年6月一般販売。
関連タグ
イクサリオン：イクサのもう一つのビークル。
プトティラコンボ：3年後に登場したティラノサウルス要素のある形態。
レックスゲノム：14年後に登場したティラノサウルスモチーフの形態。
2号ライダー大型ビークル
