概要
仮面ライダーイクサ専用ハイパーモーターサイクル。初登場は第11話。
英語表記が「I.X.A.Lion」であることから「戦獅子」という別名を持つ。
イクサベルトやパワードイクサーなどと同様にイクサシステムの一角を成すが、過去(1986年)には存在しておらず、使用は現代(2008年)でのみ。
なお、イクサ変身者は数多いものの実際に運用したのは名護が変身したバーストモードのみであり、その名護は後述の扱い辛さをものともせず変身前から扱った事もある。
まあ最高速度を考えるとある意味当然とも言えるだろう。名護さんは最高です!
外観
フロント付近はイクサセーブモードのフェイスを模している。
前方はホワイト、側面はゴールド・グレー・ブルーのストライプになっており、後の形態を示唆するかのようにブルーの割合が多い。シートやステップの辺りはブラック。
タンクのサイドに「素晴らしき青空の会」の会章を、ウインカーの下に「IXALION」の文字を頂く(ちなみに「X」だけ赤くて大きい)。
スペック
全長 | 2030mm |
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全幅 | 720mm |
全高 | 1120mm |
装備重量 | 171kg |
定置最高速度 | 753km/h(0~400m加速:2.1秒) |
最大出力 | 477.75kw/21000rpm(約650ps。ハイパーEXPチャージャー点火時) |
外装は理論上戦車の砲撃を受けても貫通する事のない強度を持つ。
フロントウインカーとフロントブレーキ付近には「マルチガンポッド」というウエポンバレルを持ち、装填するカートリッジ次第でレールガンやホーミング弾などに換装する事もできるという。
タイヤを生産した「ルシュラン」はキバの世界で最高峰の代名詞であり、施設などを評価・案内のガイドブックも出版してる。劇中では「ルシュラン」のガイドで三ツ星を取ったレストランが登場している。
753kmという最高なスペックはキバのマシンキバーを上回るだけでなく、歴代ライダーマシンの中でも上位に食い込む程であり平成ではトップレベルである(前年のバイクは特定状況下で1010kmに達するが)。
反面扱い辛さも折り紙付きであり、イクサリオン専用次世代エンジン「ガーディアンエンジン・タイプブルースカイ」は制限回転数25000rpmという世界最強のハイパワーエンジンだが常人にとっては非常に扱いづらいじゃじゃ馬である。
リアに積んだ「ハイパーEXPチャージャーⅢ」はイクサイステムを纏った人間でなければ耐えらず失神する程のGを生む。
このようにイクサ装着者に相応しい身体能力の持ち主でなければ性能の1割も引き出せない。
でもそんなバイクを乗りこなす名護さんは最高です!
余談
- 装備重量や定置最高速度といった項目が設定されているのはかなり珍しい。
- このバイクにまつわるフエッスルは存在しない。
- ライダー図鑑では「耐をえられない」という誤字がある。
- 元となった車両は仮面ライダーカブトに登場したマシンゼクトロン(Mashin Zekutoron)。名前が「on」で終わるのはその名残か。
関連タグ
パワードイクサー:イクサのもう一つのビークル。バーストモードの名護イクサしか運用していないのも共通。
マシンゼクトロン:改造元。
ライオン戦記:戦でライオンな2号ライダー。
マシンゼロホーン → イクサリオン → マシンディエンダー※
※劇場版でのみ登場