概要
『仮面ライダーキバ』第8話より登場。
13存在する魔族の種族の1つであるドラン族の幼体をベースに改造されたサポート用改造モンスター。元はファンガイアの偵察及び爆撃機として生み出された。
年齢は80歳(人間に換算すると8歳)とまだまた子供。その為なのかキバットからは「シューちゃん」との愛称で呼ばれている。
城の天守閣から赤いドラゴンの頭と両翼が伸びたような姿をしており、普段は森林や海中などの自然の中に隠れて眠っているが、キャッスルドランの咆哮を聞きつけると眠りから覚めて召喚される。
この事からも分かるように召喚にはフエッスルが使用されていないが、これはシュードランがまだ子供である為、フエッスルの音波が聞き取れないため(まぁ、親のキャッスルドラン(?)が呼んで親の元へとやってくる子供のような感じと言えば分かりやすいかもしれない)。
元々はキングが民であるファンガイアたちの偵察や爆撃機として使用する為に生みだした存在であり、成体では失われた高い機動力を有しており、改造により付与された武器の爆弾ポットで攻撃するほか、キャッスルドランと合体する事で眠れる龍の血を呼び覚ます能力を持っており、彼(?)が合体する事で本来の性格を取り戻したキャッスルドランはキバとともに戦闘へと参加する事が可能となる。
不遇?
上記の通り設定は結構しっかりしているシュードランなのだが…実はシュードランの出番はなんと上記の第8話の一度しかない。
後の客演でもキャッスルドランは度々登場するが、シュードランが登場した事は全くない。これはそもそもキャッスルドランは単体でも非常に強く、わざわざシュードランが出てくるような必要があまりない為だと思われる。
最もパワードイクサーやブロンブースターも劇場版を含めても2度しか登場していない上、そもそもバッシャーフィーバーやフェイクフエッスルのように劇中で使用されなかったものもあるなど、キバは全体的に多用されている物とそうでない物にかなり偏りがある。
ついでに言えばバッシャーフォームのように出番自体はあってもあまり活躍できないという場合もあり、そういう意味では一度であってもきっちり活躍しているだけ(『キバ』の中では)そこまで不遇ではない…と言えるかもしれない。
ちなみにDX玩具や食玩などではキャッスルドランと合体する際、天守閣であるマスターハウスの屋根部分(ドランマウント)を外して装着する形になっているが、劇中ではドランマウントの上に直接合体しているという違いがある。