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キバット「こういう時にはアイツだぜ!」

バッシャーマグナム!!」

ラモン「あっ、呼ばれた!」


概要編集

仮面ライダーキバ派生形態。初登場は第6話。

キバットバットⅢ世バッシャーフエッスルを吹き鳴らして召喚した、バッシャーマグナムを手にする事でキバがフォームチェンジした姿。


スペック編集

身長200cm
体重93kg
パンチ力3t
キック力3t
ジャンプ力ひと跳び20m
走力100mを6.0秒
水中での活動時間無制限

全ての性能がキバフォームより低下した、数字の上では大分控え目なスペック。近接格闘よりも射撃と特殊能力に重点を置いた形態であり、唯一水中にも対応している。

変身に必要なバッシャーマグナムを用いた射撃戦を得意とするが存外防御力も高いようで、この形態で行う必要はないが接近戦もそれなりに対応している。


ガルルフォームと対となるように右腕全体が緑の『バッシャーアーム』へと変化。

単純なパワーはキバの形態で最弱だが、鋭い鋼鉄の爪を備える手部「マリンフィンガー」による手刀は厚さ1mの鉄板さえ抵抗なく貫けるという。前腕~上腕は強靱なが変質した装甲板・バッシャースケイルで覆われた「スケイルアーム」になり、通常武器では歯が立たないほどに硬質化している。

右肩と下腕部には鋭いヒレが変質した「アーマーフィン」を装備。防御は勿論、ショルダータックルや手刀時に使用すれば、鋼鉄をも切り裂く武器になりえる。


胸部の「スケイルラング」も鱗由来の強固さを持ち、通常武器では損傷しない程の防御力を持つ。また水の中に入った場合はその酸素を取り込むことで水中で無限に活動すること可能としている。

キバの複眼「オムニレンズ」は緑の「エメラルドレンズ」になった事で4フォームで最も高い視力を獲得。更にフィッシュアイ効果と前方240度の広い視界も確保する。キバットの目も同様の「エメラルドアイ」となった。


最大の特徴は疑似水中環境・アクアフィールドという水上のようなフィールドを生成・展開する力。掌から強力な魔皇力を発生させて大気中の酸素水素を強制的に水へと変え、水辺にいる様な空間を作り出す能力であり、これにより水のない空間であろうとこのフォームのファイティングスタイルに有利な環境を変化させてしまう。

このおかげでバッシャーフォームは陸上でも問題なく戦えるというわけである。


またドガバキフォームはアクアフィールド(らしき環境)を生成してその上を滑る様に高速移動する能力を見せており、こちらも使用可能と思われる。


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バッシャー・アクアトルネード編集

「バッシャーバイト!」

キバットがバッシャーマグナムに噛み付いて「アクティブフォース」を注入して発動する必殺技。

マグナムのフィンを高速回転させてアクアフィールドから竜巻を作り出し敵の自由を奪い、ホーミング弾を連射して敵を撃ち倒す。弾は当たるまで追尾する為素早い敵も敵わない。当たった敵はバッシャーの顔が浮かび上がり罅割れて硬化し、キバが触れる事で粉々に砕け散る。

周囲は空が半月の夜に変化する。

撃破した対象はシープファンガイアのみ(ハイパーバトルDVDを入れると2体)。


余談編集

言動は多少バッシャー寄りになるが、ガルルフォームと同様に人格は紅渡のままである。


何かと不遇な扱いをされる事が多いフォームであり、

  1. 装甲があまりにも硬い敵に攻撃が全く通じず完敗。
  2. 優勢だったが戦闘中断
  3. 圧倒したが逃げられた
  4. 予算を食うためか、お得意の水中戦も披露出来ずに仕舞い。
  5. 最後の登場が19話という短い出番(一応ハイパーバトルDVDでは敵を撃破する活躍はある)。
  6. 順当ならDVD第3巻の背表飾る所だったが、イクサ セーブモードが優先される。
  7. 最終巻でようやく描かれた。が最終巻に収録されている回にバッシャーフォームは登場しない
  8. 仮面ライダーディケイドが「龍騎の世界」でキバに変身して仮面ライダーナイトと戦った時、このフォームだけがトリックベントに翻弄されて攻撃を受け、変身を解除されてディケイドに戻る(これは近接戦が得意なナイトにバッシャーで挑んだのミス)。
  9. ガンバライドで一度もスーパーレア以上化されていない(他に高レア化されていないライダーにはショッカーライダーNo.5(事実上のショッカーライダーNo.1の下位カード)や仮面ライダーオーズの一部亜種形態(タカジャバガタトラバなど)と言った微妙な立ち位置のライダーくらい)。

などメタ的な事情も含めて大分苦労させられている。とはいえ、全く活躍しなかったわけではない事には留意されたし(そもそも仮面ライダーキバという作品自体最強フォームの登場が第24話と非常に早いなど不遇と厚遇の差が大きく、活躍の場が少ないのはバッシャーに限った話でない)。

幸い挿入歌は劇中で流してもらえている(挿入歌が流れなかったのはドッガフォーム)。


武器のバッシャーマグナムも割を食っており、唯一エンペラーフォームに使用されなかったがフォローなのか仮面ライダー図鑑では拾われている(ちなみにこちらは玩具の出来があれな事で有名)。


バッシャーフォームからは脱線するが『仮面ライダーW』は当初、風都ではなく水の都「水都」の案だったのだが、水場の撮影を続けるのは難しいといったスタッフからの反対などの理由で変更された(結果として「風」と一号が合わさったため結果オーライとなったが)。もしかするとスタッフの反対の理由に、水の力を使う(CGを多用する)このフォームの存在もあったのかもしれない。


関連タグ編集

仮面ライダーキバ バッシャー アームズモンスター キバットバットⅢ世

キバフォーム ガルルフォーム ドッガフォーム ドガバキフォーム 銃ライダー


ペガサスフォーム:同じく緑色の射手。

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