キバット「やっぱ調子出ねぇ…ここは渡の為に、出血大サービスだ!」
「ガルルセイバー!」
「さらに、バッシャーマグナム!」
「そして、ドッガハンマー!」
次狼「行くか…」
ラモン「うん!」
力「ヌゥゥゥ」
概要
キバフォームの状態からアームズモンスターのフエッスル3個を立て続けに吹き鳴らし、3人を同時に召喚・装備した所謂「てんこ盛り」フォームである。
風邪で調子の出ないキバットバットⅢ世がサービスと称して特別に使用した形態でもある。
初登場は第18話で、キバの最強フォームが歴代最速の第24話で登場した事もあって再登場する機会は無かった。
スペック
身長 | 200cm |
---|---|
体重 | 140kg |
パンチ力 | 10t |
キック力 | 15t |
ジャンプ力 | ひと跳び50m |
走力 | 100mを5秒 |
3フォームの特性を生かした攻撃で相手の体力を奪い、キバフォームのパワーでとどめを刺すスタイルを取る。それぞれの面だけ切り取ってみるとパンチ力はドッガフォーム、ジャンプ力はキバフォーム、走力はガルルフォームを下回っており、強化形態として見るとキック力以外は控え目に見える数値。
逆に言うと他のフォームの短所が補われ全体が底上げされたスペックとなっており、更に各形態の武器を同時使用できる手数・対応範囲の広さが最大の強みである。
但し、その分装着者の紅渡にかかる負担は大きい為、このフォームの変身時間は5分と非常に短い。
元の形態同様青い左腕「ガルルアーム」でガルルセイバーを、緑色の右腕「バッシャーアーム」でバッシャーマグナムを操る。紫色の胴体「ドッガブレスト」がパワーコントールを行う為、非対称の腕でもドッガハンマーを使用可能としている。
頭部はキバフォームのままで複眼も黄色い「オムニレンズ」だが視力は向上しており、長距離精密射撃が可能になっている。キバットの目もキバフォーム時同様に赤。
それぞれの専用武器を全て使用可能な上、防御力も敵の強力なビームでもビクともしない程高い。スペック数値的にエンペラーフォームに勝る要素は無いが、あちらが3モンスターの武器を1つずつしか取り出せないのに対し、コチラは3つの武器を同時に切り替えながら使い熟して相手を翻弄する事が出来る点で勝っている。
実際、劇中ではバッシャーフォームが展開する水のフィールドを出現させて高速移動しながら射撃を浴びせ、怯んだ隙に剣戟のラッシュ攻撃を披露している。
必殺技
キバフォームと同じ必殺技だが、基礎スペックが向上している分威力はこちらの方が高い。
ただし、周囲の景色は変化せずモーションもシンプルな前宙キックとなっている。
倒した敵はシースターファンガイアのみ。
ちなみにフエッスルのリード無しで発動している。
客演
『仮面ライダーディケイド』にも「キバの世界」で登場した。但し、こちらはアームズモンスター3人を吸収して能力を強化した先代キング・ビートルファンガイアがキバットを洗脳して使用する事で直接ドガバキフォームに変身している。
変身者が原典と異なり上級ファンガイアの為か制限時間のデメリットも存在しない様でキバットを攻撃されて変身解除されるまではディケイドを圧倒していた。
『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』のエンドロールにて他の平成ライダーと同様、中間フォーム枠として久し振りに登場した。
ドガバキが映像作品に映るのはディケイドの客演から約12年ぶりであり、劇場版では事実上の初登場となる。
ガンバライド
ガンバライドにも参戦している。こちらでは、武器としてドッガハンマーを使用。
必殺技「ダークネスムーンブレイク」は画面が暗くなる演出が入るのだが、キバフォームのものとは微妙に演出が違う。
また、ダークネスムーンブレイク使用時は手にガルルセイバーとバッシャーマグナムを持っている。持っているだけで使わないが。
余談
- 名前の由来は言うまでもないであろうが、それぞれのフォームの頭文字をただ繋げただけと思われる。
- 追加のアイテムではなく最初から所持していたフエッスルの組み合わせて変身するフォームであり、必要が無かっただけで使おうと思えば第1話から使えた強化形態である。
- 出番が限られている中間フォームとしては、他にトリニティフォームや響鬼紅、ブーストフォームマークⅢがいる。
- 「DXキバットベルト」では最後にリードしたドッガフォームになるだけだったが、「CSMキバットベルト」にて再現可能となった。
- 仮面ライダー図鑑における「キバの右脚」の説明で使われている画像はドガバキフォームのものである。
関連タグ
仮面ライダーキバ 紅渡 キバットバットⅢ世 アームズモンスター
キバフォーム ガルルフォーム バッシャーフォーム ドッガフォーム
ドガバキエンペラーフォーム:更なる強化形態。
クライマックスフォーム←ドガバキフォーム→ファングジョーカー