「残念だったなあ、おぼっちゃん?」
演:紀伊修平
概要
『仮面ライダーキバ』第17話「レッスン・マイウェイ」、第18話「カルテット・心の声を聴け」に登場するアクアクラスに属する海星のファンガイア。「断頭台と巣箱に共通する命題」という真名を持つ。身長208㎝、体重180㎏。
人間時の姿は連続強盗犯の坂口佐吉。ファンガイアとしては珍しく、全く共存も潜入も考えず人間態の時から悪行を重ねている。
鳴き声は「アハハハハッ!」
体の中央にあるエレクトロコアから体内に蓄積している電気を放出させて相手に落雷を落とす。
海星の怪人だが、水中戦は苦手。
アスリートのライフエナジーのみを狙って捕食する偏食家。アスリートの命を奪う事に快楽を覚えているのか、常に発狂じみた笑い声で人を襲っており、キバとの戦闘で有利になった時もその姿勢は変わらない。
名護啓介の犯罪者のボタンを集める癖を知っており、ボタンを取られまいと服に固く縫い付けており、一度警察に逮捕された時もボタンに固執する名護の手引きで逃走。
その後はアスリートを次々と襲撃し、次のターゲットにアーチェリーの選手・倉沢マミを選び、彼女を負傷させる。抵抗したマミのアーチェリーで腹と頭を射抜かれたが対してダメージを受けず、キバットバットⅢ世が風邪を引いたため魔皇力を制御できないキバを圧倒し、落雷で撃退する。
しかしアームズモンスターすべてを呼び寄せたキバがドガバキフォームになると劣勢になり、連続攻撃に押された末ダークネスムーンブレイクを受け砕け散った。
余談
鳥モチーフはダチョウで、スーツの上半身は後にアントライオンファンガイアの下半身と組み合わせリペイントされてムースファンガイアに改造され、鳥モチーフも共通している。下半身はオクトパスファンガイアのリペイントで、後にシームーンファンガイアにリペイントされた。
名前の由来は「海星」をそのまま英訳したもの。この点はシームーンファンガイアと同じである。(本来の英語表記は「starfish」)
第17-18話には、幼少期のマミ役で当時まだ乃木坂46に加入していなかった山崎怜奈がゲスト出演している。成長してアーチェリー選手となったマミを演じた遊井亮子氏はその後も『仮面ライダーW』や『仮面ライダーギーツ』にゲスト出演しており、両作ともに母親役を演じている。
関連タグ
ザ・ゼラギル:なんか似ている。
ライブキング:戦闘中でも大笑いしている敵キャラ。