概要
別名「風の病」や「感冒」。
原因はウイルスの感染が多いが、風邪をおこすウイルス・細菌の種類はとても多い。そのため特効薬やワクチンは無く、「風邪・エイズ・癌のいずれかの根治法を見つければ即ノーベル賞もの」などと言われる。
安静にして栄養・水分・睡眠をたっぷりと摂り、人体そのものの免疫力で治すのが基本になる。
短期間で治る場合が多いが、他の病気に繋がることもあり、「風邪は万病のもと」と言われる。
インフルエンザ(流行性感冒)は風邪に類する症状だが、重症になりやすいため区別され特別に扱われる。
対策
- ひき始めの初動が何より大事。
- ひき始めのケアとして「しっかりお風呂に入って体を温める・うがいと手洗いをする・水分を意識して補給する・食事やサプリメント類でビタミンと乳酸菌を摂取する」だけでその後が違うという。
- 風邪薬は根治薬ではなく、風邪の諸症状を軽くするための薬。
- 抗生物質は細菌による二次感染を改善するため、しかるべき種類のものが必要なだけ処方されるので症状が引いても全部飲み切ること。
- 葛根湯(寒気)・小青竜湯(鼻水)・麻黄湯(発熱)・銀翹散(喉の痛み)など諸々の漢方薬は風邪の症状が出始めたらためらわずにすぐに服用すること。
- 民間療法やホメオパシーの類は(決してやるなとは言わないが)過度に信用して絶対視するのは危険。身体に合わなかったり、そもそも間違っているものは重症化や命の危険がある。
- 同様に、近年は「エナジードリンクや栄養ドリンクと、風邪薬とを一緒くたに服用(いわゆるちゃんぽん)する」という新種の民間療法(?)があるが、内臓に大きなダメージを負う危険性がある。下手をすると風邪は治っても臓器疾患や障害を引き起こすリスクも。
- 休養に勝る治療なし。
関連イラスト
関連タグ
コロナウイルス…時折新型が現れては人類を引っ掻き回している風邪の原因となるウイルスのひとつ。
ライノウイルス、アデノウイルス、RSウイルス…主な風邪のウイルス。
かぜこんこん…氷の国に住んでいる怪物。「もう二度と風邪を引かさない」と約束し一時期は改心したものの、ばいきんまんに唆されて風邪を引かすキャラクターに戻ってしまった。
ズルズルづる かぜカモ イガイガグリ…取り憑いた相手に風邪をひかせる妖怪。
風邪ひいた(おそ松さん)…風邪をひく話。
pixivision
- 看病をお願いします。風邪をひいた姿のイラスト特集 - pixivision(2022年10月27日)