概要
主に風邪をひいた際に服用される総合感冒薬を指す。
アスピリン、アセトアミノフェンなど熱を下げ痛みを和らげる消炎鎮痛剤をはじめ、咳を和らげる鎮咳薬、くしゃみや鼻水を抑える抗ヒスタミン剤、眠気や疲労感をとるカフェイン、風邪にかかった時に不足しやすいビタミンCなどを配合している。
一口に風邪といっても様々なウイルス(細菌の場合もある)の感染に由来しているが、どんな風邪でもそこそこ症状を和らげる効果がある。
しかし、抗ウイルス薬は入っていないので、風邪のウイルスを排除するのは人体の免疫力頼りである。そのため、風邪薬を服用した場合も十分な休養をとるこべきである。特に発熱はウイルスへの防御反応であり、安易に解熱剤に頼るのはむしろ、自然治癒力を妨げてしまう可能性がある。
なお、1週間経っても風邪が治らない場合は、別の病気の可能性があるため、医療機関を受診すべきである。