持ちギャグ
「はひふへほ〜!」
「バイバイキーン!」(別れの挨拶にも用いるセリフ。)
まずは俺様のプロフィールだ!!
これが俺様の概要なのだ!どうだ!まいったか!?
『アンパンマン』シリーズの敵キャラ兼準主人公的存在で、主人公・アンパンマンの宿命のライバル。
アンパンマンをやっつけて、世界征服(ばい菌だらけの世界)をするため、バイキン星からいのちの星を追いかけてアンパンマンワールドにやってきた。
大概は人のものを盗んだり、食べ物を横取りしたりする等(そのほとんどの要因はドキンちゃんからの要求)のいたずらをして、アンパンマンに懲らしめられる、という勧善懲悪の悪である。また、いたずらでは済まされないほどの悪事を働くことも多い。例えば、アンパンマンの力の源である勇気の花をめちゃくちゃにしたり、ロールパンナを仲間にするため悪の心を植え付けてしまう。さらには街や国を破壊し、幽閉・崩壊させたりすることもある。
アンパンマンを敵とみなし、自らが「正義の敵」である事に誇りを持っている(『妖精リンリンのひみつ』等)。
絵本版ではアニメ・映画版程アンパンマンたちを敵対しておらず、ジャムおじさんとともにアンパンマンの誕生日に祝ってくれる一面もある。
長いアンパンマンの歴史の中で彼が初めて登場したのは、やなせたかしが創刊し、編集長を務めていた雑誌『月刊いちごえほん』(※1)の1978年9月号である。同誌に掲載されていた漫画『あんぱんまん』(※2)の中で、アンパンマンとジャムおじさんの敵として初登場した。この時は顔は横長で鼻もなく、服を着ているなど今とはかなりかけ離れたデザインだったが、後の回で再登場してからは今に近いデザインに変更された。
絵本『あんぱんまんとばいきんまん』では羽が大きく、痩せている。最初のモチーフはハエだったが、そこからどんどん変化して丸っこい体型になった。
背中に生えている羽は最初はトンボのように大きかったが、徐々に小さくなった(これを使って空を飛ぶことができるが、たまに本人も忘れている)。
身長は角を含めてもアンパンマンより低い。アニメでたまに2人が並ぶシーンを見るとわかりやすい。また、石鹸や洗剤等で洗われると体が小さくなってしまう。
あまり話題にならないが、どれほど強力な攻撃を受けても軽傷で済み即座に回復する非常に頑丈な身体の持ち主である。
実際に原作者のやなせたかしは「ばいきんまんは決して死ぬことはない。人間が風邪をひいて、治してもまたかかるように、どんなに酷くやられても平気な顔をして再び出てこられる」と述べている(ただし16mmフィルム版『アンパンマンとばいきんまん』では、絵本版で明確に描かれなかった最後を「ジャイアントアンパンマンに摘み上げられた上で太陽に焼かれて死亡した」という内容にアレンジされている)。
実際にばいきんまんは作中でも、毎回アンパンチでバイキン城へ吹き飛ばされ城に激突してもタンコブ1つで済んでいたり、宇宙に吹き飛ばされて他の惑星に隕石の如く落下しても五体満足で済み多少煤で汚れた程度で即座に起き上がって行動していたり、火山の中に落下して噴火による大爆発をモロに受けても身体に傷1つ付いていなかったり(TVアニメ「ばいきんまんとドクターヒヤリの島」)、岩石に押し潰されてもそれらを破壊して生還したり(TVアニメSP「ばいきんまんとすてきなクリスマスケーキ」)、そもそも巨大なバイキンメカを粉砕する威力があるアンパンチを生身で受けても吹き飛ぶだけで済んでいる(ちなみにばいきんまんに対し、アンパンマンはいのちの星が抜けて死亡してしまったことがある)。
一方で、本人の戦闘力はめちゃくちゃ貧弱であり、「アンパンマンとやさしいバイキンマン」で、雷に撃たれてバイキンマンと身体が入れ替わったアンパンマンがバイキンマンにパンチを当てても全くダメージを受けておらず、バイキンマンも思わず『何て情けないパンチ。こんなのでアンパンマンを倒そうとしていたのか…』とがっかりしていた、
また目が薄いピンク色なのは、アンパンマンを倒すためのバイキンメカを徹夜で作っているからであるらしい(2018年6月28日放送 日本テレビ系列ワイドショー番組『スッキリ』にて)。アニメだとややわかりづらいが、絵本版では、より濃いピンク色で描かれている。
※1・・・『月刊詩とメルヘン』のジュニア版として1975年1月に創刊された月刊誌で、責任編集はアンパンマンの作者でもあるやなせたかし。読者対象を子ども中心としたのは、『詩とメルヘン』の誌面において大人の占める割合が多くなったことと、子供の詩の投稿が増えたことが背景にあった。1982年7月の「さよならおわかれ号」を最後に休刊した。
※2・・・1976年9月号から1982年7月号まで『いちごえほん』にて連載。1981年1月号以後は『アンパンマン』に改題している。『いちごえほん』の休刊に伴い、『あそびの国』誌に移動し1982年から1994年まで連載。
次に性格だ。文句あっか!?
とにかく外道を行く程のいたずら(とは言えない嫌がらせ)や悪事を働くのが大好きであり、いつもみんなを困らせることばかりする。
ドキンちゃんたちと同じく大食いであり、どんぶりまんトリオを筆頭に食べ物系のキャラクター達の頭をかっさらっていくのもお約束。
知能や頭脳も非常に高く、自ら自作した数々のマシンを駆使することもある。時折とんでもないバイキンメカを開発し、アンパンマンを本気で追い詰めることもある。
どんなにアンパンマン達に懲らしめられても、決してめげずに悪の道をまい進しようとする努力家な一面も持っている。
実際に作中で何度もアンパンマン達に酷くやられたり、アンパンマンに何度も敗北したとしても、決してアンパンマンに勝利することを諦めず、彼が新しい顔に変わっても最後まで戦い続けようとする強い心を持っている(初期の頃は逃げることも多かったが…)。
先述の通り「世界をばいきんだらけにする=世界征服」も目的の1つだが、最大の目的はやはりアンパンマンを倒すことである。
実際に「ばいきんまんとハテナのとう」では、夢の中とはいえアンパンマンを倒した(と思い込んだ)際、ばいきんまんは「あいつと戦うことが俺様の1番の楽しみだったもんなぁ…」と言いながら、涙を流しふさぎ込んでしまった(その後アンパンマンが生きていたことを知った時、ばいきんまんは目を輝かせるほどに感激していた)。
このことから、ばいきんまんにとっては世界征服よりもアンパンマンを倒すことそのものが生き甲斐であることが分かる。
普段は暇を持て余して町をうろついていたり、パン工場でのアンパンマン達の会話を盗み聞きしたりしており、その中で数々のいたずらや悪事を思いついては実行に移している。
「ハヒフヘホー!!」という独特の笑い声で人前で登場し、いたずらや悪事を実行するパターンが主である。
だが、そのいたずらや悪事は必ず失敗に終わる。失敗のパターンとしては、ストーリーの序盤でゲストキャラの何らかの攻撃によって一旦退けられ、その後ゲストキャラから攻撃手段を奪ったり、拉致したりしてピンチに陥れるも、アンパンマンによって再び敗れる、といったものが見られる(初めのゲストキャラの攻撃がない場合や、ゲストキャラではなくアンパンマンがアンキックなどで撃退する場合もある)。
アンパンマンについても、顔を濡らすなどして弱らせることに成功し、とどめの一撃まで行くところがあるが、新しい顔が用意されることで必ず形勢が逆転する。そうするとばいきんまんは自暴自棄になって、主に体当たりやUFOから大量の武器(武器とも言えない道具も紛れているが)を出して「バイキンパンチ」を繰り出すが、アンパンマンのアンパンチで確実にやられ、「バイバイキーン!!」と捨て台詞を残し、山の彼方に吹っ飛んで、バイキン城まで飛ばされてしまう(他のキャラクターと一緒に必殺技を繰り出すときは、ダブルパンチ、トリプルパンチが多い)。
アンパンマンが新しい顔になったときは(映画の場合は分からないが)、高い確率でばいきんまんの負けフラグが立つ。
時々、片仮名表記で「バイキンマン」と書かれることがあるが、平仮名表記が正しい名前である(ただし、原作者のやなせたかし氏もしょっちゅうカタカナで書いていた。)。
また、映画『ばいきんまんvsバイキンマン!?』では、ばいきんまんの偽者「絵バイキンマン」、『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』では「魔神バイキンマン」が登場している。
とは言え、大人の感覚からいうと、アンパンマンとは喧嘩をするほど仲がいいという感覚の間柄のようである(もちろん、アンパンマンはばいきんまんと喧嘩をしているのではなく「イタズラを繰り返すばいきんまんを説得しようとしている」のだが)。アニメや映画版での描写(台詞)ではないものの、実際にばいきんまん本人が「本当は仲がいい」と言っていることもあり、アンパンマンもばいきんまんについては「クラスメイトのような一種の仲間」、「決していなくなって欲しいとは思っていない」と評している。
アンパンマンシリーズには欠かすことができないキャラであるのも、その理由の一つ。何かと言って、アンパンマンと共演している姿が多い。しかし結局はアンパンマンについて、アニメ本編や劇場版で、宿敵であり倒すべき存在であることを明言している。
また、宿敵であるアンパンマンの助けを借りることは自らのプライドが許さず非常に嫌がっており、実際に『かがやけ!クルンといのちの星』の作中では、アンパンマンに助けられたことを本気で悔しがり落ち込んでいたほどである。
いくつかのエピソードでは、数多くの「悪行」を重ねている。
アンパンマンの新しい顔が作れないように、パン工場を海底に沈めたり、あるいは砂漠に移動させて置き去りにしたりする。さらには、無力な者を容赦なく攻撃したり、自分勝手な我儘で周りのキャラクターに多大な迷惑をかけたり、制止に入ったアンパンマンの話を聞かず攻撃して追い詰めたり、自分を助けたアンパンマンを騙したりすぐに裏切って罠に嵌めるなど、洒落にならない悪事を日常的にしでかしているとも言える。
映画版ではパン工場を炎上させたり(『勇気の花がひらくとき』)、町を全壊させたり(『いのちの星のドーリィ』『ゆうれい船をやっつけろ!!』)、滅亡寸前の惑星のエネルギーを全て吸い取って自分のメカに利用する(『すくえ!ココリンと奇跡の星』)など、かなり残虐なこともしている。
いつもアンパンマン達が止めに来るからこそ危機感を抱かずほのぼのとした印象を受けるが、実際にはアンパンマン達がいなければ他のキャラクター達はばいきんまんのせいで何度も家(町)を失ったり大怪我を負ってしまうことになると言っても過言ではない。
他にも、序盤から中盤にかけて行動を共にしていた相手でも、終盤で敵(アンパンマン側)に回れば容赦なく本気で倒しにかかることもある。
それほどまでに冗談では済まない悪事を続けているばいきんまんが憎めない悪役でいられるのは、やはり主人公のアンパンマンや他のヒーローが必ず駆け付けて皆を守ってくれる安心感と、ばいきんまん自身の朗らかで愉快なキャラクター性、最後には必ず鉄拳制裁を受け「バイバイキーン!!」と言いながら吹っ飛んでいき、相応の制裁を受けるからだろう。
要するに、彼の基本的な姿勢は「悪役」であり、作品によってその悪事のレベルは異なる。しかし、本質的な意味で根っからの「悪人」、「悪党」ではないので、たまには良いこともする。話によっては自分から誰かを助けたり、仕事を手伝ったりすることもある。(見方によっては単なるやり過ごしなのかもしれないが)
時にはドキンちゃんを助ける為や、自分以上の悪者にアンパンマンを倒されることを良しとしない等の理由により、アンパンマンと一時的に共闘することもある(132話B「アンパンマンと森のひみつ」、「アンパンマンのクリスマスショー」、821話A「くらやみまんの逆襲」、1376話「アンパンマンとどろんこ魔王」等)。
それだけでなく上記の理由に加えて、アンパンマンに助けて貰った借りを返す等の理由により、アンパンマンを助けたこともある(11話A「アンパンマンとイタイノトンデケダケ」、48話B「アンパンマンととぶ木馬」、「アンパンマンとクリスマスの星」、『かがやけ!クルンといのちの星』等)。
ただし上記の通り、ばいきんまんはアンパンマンの助けを借りることを非常に嫌がっている為、進んで協力するというより苦肉の策といった感じではあるのだが。
やなせたかしによると「ばいきんまんにはばいきんまんなりの正義があります」ということである。
「悪役」であること、そして「諦めないこと」が彼のアイデンティティ。映画『よみがえれバナナ島』では主役級の活躍を見せた。
上述の通り、映画では何度か重要なポジションだったこともあるが、2024年6月28日公開の映画『ばいきんまんとえほんのルルン』にて、遂に主役を務めることとなった。
マダム・ナンやオクラちゃんのようにマイペースだったり、てんどん母さんのように肝っ玉の強い女性キャラを苦手とする傾向がある。
(ドキンちゃんを含めるかは微妙だが、彼女に頭が上がらないのは事実)。
また、シチューおばさんやチェロヒキーさんなど友好的な関係を築いてるキャラも極僅かに存在しており、ばいきんまんもそうしたキャラの前では悪事は控えようと考える自制心を見せる。
変装
いたずらをするに際して変装をすることが多い。この変装は視聴者や絵本の読者には、どれもよく見れば分かりそうなものなのばかりであるが、いかなる者達も初めはばいきんまんの変装に気づかない。(児童向けだが女装もする)
これは公式ホームページQ&Aでも記載されているが、アンパンマンワールドの住人達が疑うことをしないからである。変装がばれる場合は、カツラなどが取れて2本角やしっぽが見えてしまうこと。ばいきんまんが変装をしたキャラクターの本人が現れ、正体が露見される。
めいけんチーズに匂いを嗅がれて変装を見破られることが殆どである。また一部例外として、おむすびまんやしらたき姫のように微妙に本人と比べて仕草に違和感を感じるとすぐに変装を見破ってしまう相手もおり、たまに、うっかり自ら何らかの反動などにより変装を取ってしまう事もある。
代表的な台詞
「ハヒフヘホー!!」
「うるさいうるさいうるさーい!!」
「騙される方が悪いのだ!!」
「おれさま、○○の天才!!」
「卑怯はおれさまの得意技!!」
「出たな(来たな(または『現れたな』))、お邪魔虫!」
「みんなまとめてやっつけてやる~!!」
「今日のところはこれくらいで勘弁してやる!!」※上記のシチューおばさん等、ばいきんまんにも優しいキャラクター達からご馳走されて満足した後の台詞
※なお、これらのセリフの中には、中尾氏のアドリブによって出来たものもある。
バナナ島が寒冷化してしまい、当たり前だったおいしいバナナもみんなの笑顔もなくなった。
バンナ女王が泣いてしまった。そのときのばいきんまんのセリフ。
「元気出せ!おまえはな元気ってとこしかいいとこがないんだぞ」
「元気をなくしてどうする!?」
「まーたはじめからバナナを育てればいいじゃないか」
「おれさまなんかメカを造っても造ってもぜーんぶアンパンマンにやられるんだぞ!?」
「でも…また造るんだ!」
「おれさまは謝るのも謝られるのもきらいだ!」
「謝るなんてばっかじゃないの!黙ってればバレやしないのに!」
悪役でないキャラクターが、ばいきんまんに悪いことをして、素直に謝ろうとしたときに返された彼の返事である。ほかにも過失によって「ごめんごめん」と詫びたアンパンマン側のキャラクターには「ごめんじゃなーい」と返している。
天才ばいきんまん様自慢のメカを見てみろぉ~!
ばいきんまんの発明品のこと、詳しくはバイキンメカの記事を参照。
共演した悪役・敵役のキャラクターたちなのだ!まっ、俺様程じゃないけどな?
詳しくはそれいけ!アンパンマンの敵キャラクターの記事を参照。
(バイキン仲間)
かびるんるん、ドキンちゃん、ちくりん、べろべろまん、ばいきん仙人、やみるんるん、
(怪物系)
かぜこんこん、へどろまん、雪鬼、恐怖のこおり鬼、なだれおに、たぬきおに等
(巨人・魔人系)
ランプの巨人(ばいきんまんが御主人の場合のみ)、すなおとこ、いわおとこ、くらやみまん等
(魔王・女王系)
(ゴースト系)
(洗脳系)
ブラックロールパンナ、オオカミおばけ、巨大化ゴミラ等
これが俺様誕生の経緯なのだ!
ばいきんまんが登場することになったのは、やなせが『アンパンマンに“何か”が足りない』と思い悩んでいた頃、やなせの友人であり、作曲家のいずみたくが演出したミュージカル「怪傑アンパンマン」(原作の『熱血メルヘン 怪傑アンパンマン』はやなせ本人による絵物語だが、話が星新一のそれに似たややダークな物語で対象年齢はかなり高い)が上演された時に、その観客の様子を観察していたやなせが「悪役が必要だ」と思い至ったことによるものである。
ばい菌といえば、病原菌などの不潔なイメージを連想しがちなので、ばいきんまんと食品モチーフのキャラであるアンパンマンとは、相容れないようなイメージがある。
しかし上述の通り、アンパンマン自身はばいきんまんのことを積極的に敵対視するようなことは決してしない。
これは作者曰く
「パンを作るのに使うイーストも菌の一種であり、パン作りには欠かせないもの。つまり2人は敵対しているように見えてその実、共存関係にあるのです。」
ということらしい。
つまり、アンパンマンとばいきんまんはお互い片方ずつでは存在できない。自身の顔を分け与える自己犠牲のアンパンマンに対して、ばいきんまんは自己の欲求を満たそうとするはたらきを担っている。プラスとマイナスのような存在であると言えるだろう(童謡『手のひらを太陽に』のばいきんまんバージョン〈CDブック『手のひらを太陽に 50周年記念CD』収録〉には、「オレさまがいなきゃアンパンマンは活躍できない」、「影がなければ光もない」という台詞が存在する)。
また、ばいきんまんを演じる中尾氏によると、数々演じてきた中でばいきんまんの声色が最も喉への負担や体力消耗が凄いらしく、高齢となった今では結構命懸けなのだとか。
最後は余談だ!
サザンオールスターズの桑田佳祐が、1995年のコンサート『ホタルカリフォルニア』で、ばいきんまんに扮したことがある。なぜか新サイクロン風のスクーターに乗り、BGMに『いくぞ!ばいきんまん』を使うなど、妙に凝っていた(ちなみに、その前にサプライズゲストの西城秀樹が、代表曲「ヤングマン」の最後にアンパンマンのお面をかぶるという前フリがあった)。
声優の中尾隆聖氏は普段は地声でアフレコしているが、ばいきんまんのみダミ声でやっており、理由としては当時はおかあさんといっしょで放送されていた人形劇の声優を務めていたため、チビッコ向けの番組で善人役と悪役の声が一緒では困惑するとのこと。
しかし、かえってダミ声のほうが人気が出てしまっており、中尾隆聖氏は「ばいきんまんの声をやってると喉が痛い」と語っている。
俺様のカッコイイイラストを見ろ!!
最古イラスト
アンパンマンシリーズの最古イラスト。
なんだこの関連タグは!?
ミュータンス菌(ムシバキンマン):モチーフとなった通称虫歯菌であり悪玉菌なので黴菌(ばいきん)仲間。
ワクチンマン:他人の空似。アニメ化の際に中の人がばいきんまんと同じであろうと他人の空似である。作中では怪人という悪役として登場したが、実際は地球を破壊する人間に対するカウンターとして誕生している。