本稿は、ミージャと魔法のランプのネタバレとなります。閲覧は自己責任でお願いします。
概要
ミージャのランプの世界にある、ランプの泉の力を狙ったばいきんまんが、その力で変身した姿であり、本作のラスボス。
ばいきんまんがカタカナになっているが、誤字でも何でもない正式な表記である(同じカタカナ表記のバイキンマンとしては、他に『ばいきんまんvsバイキンマン!?』の絵バイキンマンがいる)。
赤い宝石がついた黒いランプから出てくる巨大な魔神となったばいきんまんといった風貌で、魔法が使える。
魔法の呪文は「ナンジャ バイジャ キンジャ」
魔法以外にも、腕を四本に増やす能力も持つ。
おまけにアンパンマンたちのパンチやキックすら受け付けない。
使う魔法は実に多彩であり、真っ黒な怪鳥(バイキンメカのブラックバードと同じ姿をしている)を召喚して襲わせたり、ハンマーを大量に召喚して攻撃したり、自分の顔を模したタコ型の岩からのスミで視界を塞いだり、挙句の果てにはメロンパンナのメロメロパンチを傘で防御し、吹き飛ばしてしょくぱんまんとカレーパンマンに効果を押し付けたりと、やりたい放題。
その上、ミージャが腕輪を修理しようとしたのを見て、魔法で出した岩でランプの泉を使えなくし、更には魔法でアンパンマンとクリームパンダとコキンちゃんとミージャ以外全員ランプに変えてしまう。
そして、腕を四本にしてアンパンマンを翻弄し、顔を変形させて追い詰める。しかし、僅かに残った泉の水の一滴から魔法の腕輪の力を得たミージャが出した魔法のじゅうたんに乗った、クリームパンダら3人が、アンパンマンに新しい顔を届けたことにより、結局倒すまでには至らなかった。
だが、今回はそれで終わらず、ばいきんまんは更なる姿へと変身する。
更なる変身
バイキンりゅう
アンパンマンが新しい顔になって復活したのを見た魔神バイキンマンが、更に変身した姿。
四本足の赤い三つ首竜になったばいきんまんのような姿をしており、背中の翼で空を飛べる。
魔神形態時の黒いランプは尻尾の先端についており、ここが傷つかない限りは無敵。
中央と左右の首で色が異なる炎を口から吐く(色は中央が赤、左が緑、右が青。色以外にどういった違いがあるのかは不明)。
また、声はばいきんまんのものではあるものの、台詞はほとんど喋らず、(クリームパンダらに目を塞がれた際の「なんだなんだー!?」の一言くらいしかない)「ギャオー!」といった鳴き声のような声を多く発するようになる(ちなみに首ごとに声色が微妙に異なっている)。
先記のとおりランプが傷つかない限り無敵であり、一度アンパンチを受けた際すぐに復活したが、その時あからさまにランプが光って魔力を放出していた為にミージャにそのことを見破られしまい、最後は岩を殴った隙を突いたアンパンマンに2本の首を縛り上げられて動きを止められ(この時、中央の首が炎を吐いて抵抗したが、避けられた為意味をなさなかった)、一気にランプに近付いたアンパンマンの光のアンパンチで破壊されたことにより、元のばいきんまんに戻った。
余談
ばいきんまんが強大な力を得てラスボスになったのは、リリカルマジカル☆まほうの学校以来実に21年振りである。
今作での暴れっぷり、やりたい放題振りは、21年振りのラスボス化に相応しいといっても過言ではないであろう。
関連タグ
デスギドラ・・・バイキンりゅうの姿がこの怪獣に似ている。