へどろまん
へどろまん
CV:緒方賢一、梁田清之(映画第4作同時上映)、滝口順平(代役)
初登場回 - TV第15話B「アンパンマンとへどろまん」
全身がヘドロで出来ている巨大な怪物。長い舌と口から出すヘドロが武器。短足で陸での移動も可能。雪山や西部での出番もあった。甘いものが好き。のん気で温厚な性格。けれど怒れば怖い。
海が汚れた証拠として誕生するが、自身が周りを汚して困らせるためにアンパンマンの敵として登場することが多い。自分の意思で悪さをして困らせたりアンパンマンと対立したりすることもあれば、ばいきんまんが首謀者という場合、彼の嘘言や脅迫等によって素直に協力することもある。後者の方がどちらかといえば多い。本人はあまり悪いことをするつもりはなく、アンパンマンたちと和解するエピソードもある。いわば、ホラーマンやかぜこんこん達と同様、完全な悪役ではない。ただし、映画『やなせたかしシアター』の『アンパンマンが生まれた日』では「たとえどんな敵が~」の敵キャラ集合時では、くらやみまん、化石の魔王、氷の女王達と同じポジションに立っている。
アンパンマンのアンパンチやおむすびまんの杖術等の物理的攻撃を喰らってもすぐに再生する事が出来るが、暑さに弱く、乾燥すると土に戻ったり体が小さくなったりする。
初登場時は家来を欲しがっていて、相手を舐めてから味で決めていた。そしてドキンちゃんと手を組み、アンパンマンやめいけんチーズを追いかけるが、アンパンマン号の熱風で乾かされてアンパンチで粉々になり、最後は花壇の肥料になった。アンパンマン曰くサンタさんからもらった花の種を暖かい時季に蒔くとのこと。ばいきんまんとの絡みは全くなかった。
現在は泥沼に住んでいるが、クレヨンの国のクレヨンの落書きや水たまりの国等の異世界でもばいきんまんに汚された水域ならどこにでも出没する傾向がある。OPでも敵役として出てくるときもあれば、アンパンマンに対して笑顔に反応を見せることもある。