『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズに登場した砂男については西洋妖怪に記載。
概要
『それいけ!アンパンマン』に登場するキャラクター。
砂漠で暮らしている、体が砂で出来ている大男。脚は砂の中に隠れているが、股まで描かれているときもある。
映画第1作目『キラキラ星の涙』で初登場し、その後もテレビアニメや映画にて出ている。砂笛を吹くことで砂や竜巻を自由に操ることができる。キラキラの涙(砂の涙)という宝石にオアシスの水を閉じ込めている。
あんパンやカレーを食べるシーンはあるけれど、カレーパンマンの吐き出す激辛カレーには苦しがっていた。
アンパンマンサイド?ばいきんまんサイド?
利害の一致によってアンパンマン側にいることもあればばいきんまん側にいることもあるが、話によってまちまち。両方の敵になることもある。
ばいきんまんの言うこと(誰かが砂漠を荒らしているという情報)は素直に聞いてしまう。
反対に砂漠を荒らしていないという情報に関してはすぐに信じない。そして攻撃する。
本人は悪事をしているつもりはなく、あくまで制裁のつもり。
砂漠を荒らしたり、眠りを妨げたりするものが敵と思えば(本人の主観)それでいいだろう。
砂漠を荒らしていないことがわかれば、和解することもある。残念なことに和解なくやられることもある。
歌のシーン(pvなど)ではくらやみまんのような大型悪役と見なされることもあれば、アンパンマンたちと友好的に接していることもある。
彼と同じ住処となっている砂の魔王というキャラクターもいるが、そちらは黒バラ女王や化石の魔王のように封印されていて、すなおとこ自身も恐れていて近づかないようにしている。
ボスなおとこ
映画第9作目『虹のピラミッド』のすなおとこは、ボスクラスに昇格した。
(一応、この作品の世界は「アンパンマンワールド」の中の別世界という設定なので、アニメのすなおとことは別人だが)
虹の国を壊滅状態にさせ、トライアングルから出す三角形の音波でレインボー王子達やジャムおじさんやメロンパンナ、そしてばいきんまんをピラミッド状にして石化させるわ、マントがなくて飛べないアンパンマンをほとんどリンチにするわ、アンパンマンとロールパンナのツープラトンで倒されたかと思ったら無数に増殖して復活するわ……、と、幼い子供だけでなく、視聴者にトラウマを与え……というか、『虹のピラミッド』という作品が全体的にトラウマ。
第9作本作以外の作品(本編、同時上映)では、敵キャラだったり、和解ありだったり、はじめから友好的だったりと設定が不安定な様子。
なお、テレビアニメ版で、あめふりアメちゃんと共演した際には、友好的な態度であった。
ちなみにテレビアニメなどでは憎めない悪役・敵役を務めても映画版では救われない敵役として登場したことがあるのは、氷の女王、たぬきおに、いわおとこ(ゴロンゴラ)、へどろまん、こおりおに、ストローこうもりである。