概要
こおりおにとは、『それいけ!アンパンマン』に登場する、身体が氷でできた巨大な鬼。
氷の国の洞窟や雪の中にすんでいる。手には氷の三叉槍を持ち、怒らせれば口から吹く吹雪や氷の塊で攻撃する。初登場回はTV第120話B『アンパンマンと恐怖のこおり鬼』で、のちにTV第1152話B『アンパンマンとこおりおに』というエピソードも放送された。
刺激させるような行いがなければ、基本的に暴れたり悪さをしたりすることはない。
しかし、彼が登場する話は大抵の場合、ばいきんまんが関与しているので結局敵キャラとして登場してしまう。
氷の国を大事にしている反面、ばいきんまんの口車に乗せられて、カバオくん達の町を凍らせたり、アンパンマンや同じ国のペンギン村を襲ったりする。
アンパンマンの説得をほとんど聞き入れないため和解なくお仕置きされることが十中八九。
氷の塊である故に熱に弱く、炎や太陽の光、らーめんてんしの作った熱々のスープや湯気を浴びると溶けて小さくなるが、氷の女王などと同様、次の話では再び巨大な姿で登場する。また、氷を集めてさらに巨大化、パワーアップしたこともある。
アンパンマンも元気百倍の状態でないと追い払うのは難しい(カレーパンマンやしょくぱんまんも同様)。
また、クリスマスプレゼントをもらって笑顔になったりアンパンマンたちとダンスをしたりと敵として登場しないこともある。
氷の女王やくらやみまんなどと違い、ばいきんまんと敵対することはほとんどなく、その行動はどことなくユーモラスで、かえってドキンちゃんに叱られることも多い。
初期の頃は唸り声や片言だけだったが、ふつうに会話することもある。
氷の国に勝手に入ったばいきんまんをたちを敵視したことも少なからずある。すなおとこのような反応と思えばいいだろう。
第1190話『アンパンマンとバイキン大軍団』では自身のことをこおりおに様と言い、氷の国の防衛のためという理由ではなく、単純に「アンパンマンをやっつける」という誘いに乗った。
その際に勝手な行動をしたばいきんまんに攻撃したシーンがある。
劇場版
映画『よみがえれバナナ島』では凶暴かつ更に巨大(だだんだんが見上げる程)な怪物として登場した。言葉をすることはなく、唸り声を発する。
アンパンマンたちは「こおりおに」と呼んでいたため、TVアニメ版のものとは別個体の同一種族と推測される。
姿も無機質で無骨な風貌(上記画像参照)
怪力と氷の剣、口から吐き出すレーザー状の吹雪を武器にする。ばいきんまんの味方はしない。
封印が解かれたことでバナナ島一帯を寒波に巻き込み、人々を苦しめるが、バンナ女王に花火を口に打ち込まれ、新しい顔に交換したアンパンマンの光のアンパンチを叩きこまれて砕け散った。
関連タグ
ばいきんまん…首謀者