くろゆき姫とは、『それいけ!アンパンマン』に登場するキャラクター。
映画版とテレビアニメ版のキャラクターが存在するため、両方説明する。
映画版のくろゆき姫
♪黒い色は素敵 「そなたも美しくしてやろう!」「ドキンちゃん、真っ黒メイク似合うのだ!!」
初登場回:映画第17作同時上映「くろゆき姫とモテモテばいきんまん」
こなゆき城のお姫様、こなゆき姫が、黒い悪魔の呪いを受けて変身した姿。
……なのだが、変身後の方が人気が高い。
手に持っている黒い水晶玉の杖から放つ黒い霧で何でも黒く染める。
自分と同じ真っ黒であるばいきんまんのことを好きになり、ばいきんまんは本気で大喜びしていた。
そのラブラブぶりは、ハグされて真っ赤になったり、ハートのストローでジュースを一緒に飲んだりなど、見ていて恥ずかしくなるほど。通称「リア菌」。
あと、普段とは違い、ドキンちゃんにも強気で接し、姫の力を借りて仕返しもしている。
彼女が元の姿に戻ってからは、「悪役だから付き合えない」と断り、そして涙に暮れていた。
が、ドキンちゃんとホラーマンには笑顔を見せる。そのへんがばいきんまんらしい。
ちなみに2000年のTVスペシャル『アンパンマンのクリスマスショー』では、彼女と名前の読みが同じキャラクター(後述)が登場したが、その関係は不明。
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テレビアニメ版のくろゆき姫
「呪われた風よ、呪われた雪よ! この世の全てを覆いつくせ! 黒い氷で覆いつくせ!」
声優:増山江威子
初登場回:2000年TVSP「アンパンマンのクリスマスショー」
こちらのくろゆき姫はアンパンマンたちの倍近くの巨大な身体である悪い魔女(イラストの真ん中)。
手下の小鬼(声優:東さおり)を使役して、黒い雪を降らせることができる。
武器は相手を凍らせる黒い氷の吐息と触手状の鬣。
古い鏡に封印されていたが、クリスマスプレゼントを盗みとり、打倒アンパンマンを画策したばいきんまんが見つける。
心が純粋な泣き虫でないと鏡が割れないため、影で接触して復活させるように唆し、クリームパンダに割らせて完全復活した。
その後は無差別に暴れまわり、再び封印しようとしたクリームパンダとドキンちゃんを妨害し、鏡の欠片を砕いてしまう。
しかし、クリームパンダの優しさに胸を打たれたドキンちゃんがきらきら星に願ったことで彼女が鏡の欠片となり、鏡が復活し、トリプルパンチで破れてから再び封印された。