基礎データ
全国図鑑 | No.0361 |
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ホウエン図鑑 | No.171 |
シンオウ図鑑 | No.206 |
アローラ図鑑 | No.323 |
ガラル図鑑 | No.079 |
ヒスイ図鑑 | No.205 |
パルデア図鑑 | No.357 |
ローマ字表記 | Yukiwarashi |
ぶんるい | ゆきかさポケモン |
タイプ | こおり |
たかさ | 0.7m |
おもさ | 16.8kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | せいしんりょく/アイスボディ(第4世代から)/ムラっけ(隠れ特性) |
タマゴグループ | ようせい/こうぶつ |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ユキワラシ | 雪+座敷童子 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Snorunt | snow(雪)+runt(小さな動物) |
ドイツ語 | Schneppke | Schnee(雪)+Steppke(少年の) |
フランス語 | Stalgamin | stalagmite(石筍)+gamin(少年) |
韓国語 | 눈꼬마 | 눈(雪)+꼬마(子供) |
中国語 | 雪童子 | 日本語名に同じ |
進化
ユキワラシ ┬→ オニゴーリ(レベル42)→メガオニゴーリ(メガシンカ、オニゴーリナイト)
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第3世代)で初登場した、雪ん子の姿をしているこおりポケモン。
名前も「雪+童子」とそのまんま。
黒いたまご体系の本体を、大きな藁の雪帽子ですっぽり覆った姿をしており、常に歯を「イー」と食いしばったような表情をしている。
野生では寒い雪国に群れを作り、冷気を糧に雪や氷を食べて暮らす。
このためマイナス100度という極寒の環境でも元気に活動でき、真夜中になると大雪を降らせたり、ユキワラシが姿を見せた晩が明けると雪が積もっている事があるなど、小さい体に大きいパワーを秘めている。
逆に暑い環境ではどんどん弱ってしまい生きていけない為、暖かい季節は涼しい鍾乳洞に篭って静かに過ごしている模様。
元ネタの座敷童同様、縁起のよいポケモンとして扱われている伝統があるようで、家にやって来ればお金持ちになれる上に子孫繁栄が約束されるといわれている。事実、寒い土地のお金持ちは幼少期に彼らと遊んだ記憶があるという。
初雪の時期には活動が活発になり、人里での目撃例も増える為、昔のヒスイ図鑑でも「清水より作りし氷塊を、戸口に供える習わしあり」と、幸福にしてもらうべく彼らの好物をお供えする民間信仰があった背景が窺える。
ただネコにこばんは覚えないし、金策系などの特性も持っていないので、トレーナーはそのご利益を受けることはできない。大人しく金策系のアイテムを持たせるなりしよう。
まわりを囲まれた身を守りやすい場所を好むため、大抵は洞窟を住処としているが、時には雪だまりに穴を開けたかまくらに住む他、大きな葉っぱの下に数匹で集まる習性もあるなど、コロポックルの要素もある様だ。
アローラ地方ではいつの間にか増えていたとされているが、暑いアローラでは雪山など限られた場所でしか発見されていない。ユキワラシが日本の妖怪モチーフである事や、アローラのモデルがハワイである事を考えると日本(に当たる国)から移住してきた人達について来た事が考えられる。
なお、一応傘は脱ぐこともできるが、メリットがないのか脱ぐ様子は全く見られず、ちょっとした裏設定に留まっている。
色違い
色違いは綺麗な青色の傘を被っており、目の色も赤くなる。
ゲームにおける特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 300 |
- ホウエン地方ではあさせのほらあなの最奥部(引き潮時にしか入れない)でのみ低確率で出現する。……のだが、そのバネブー以上の居場所の分かり辛さとNPCトレーナーが誰一人として使ってこなかったことから、当時は存在に気付いてすらいなかったユーザーも多かった。なお、進化後のオニゴーリは四天王のプリムが使ってくるが、これまた生息地不明なためにマボロシじまにでも出現するんじゃないかとも言われた。
- その後の作品では主に雪が降り積もる場所に生息しているため、ホウエン地方の環境がこいつに合っていないせいであんな狭い出現区域になってしまったのだろうと思われる。ホウエン地方初登場なのに。
- 実は1・2世代のこおりタイプは複合であった為、何気に第3世代にしてレジアイス共々初めて登場したこおり単タイプのポケモンでもある。
- ステータスはオール50と横並びで何ともいえないが、珍しい分岐進化持ちでもある。進化先のうちオニゴーリは同様横並びステータスで、進化もサイドン並みに遅い。初期出現レベル自体はそれなりに高いのでレベル上げが面倒ということは無いだろうが……
- 『ダイヤモンド・パール』で追加されたユキメノコは高速アタッカーとなり、その容姿から人気も高い。進化も石進化なのでいつでも可能だが石自体がレアものなのに加え♀しか進化できないのが難点。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケモンGO
2017年12月22日、第3世代ポケモン登場第2弾として実装。
年末年始イベントも同時に開催され、イベント期間中はあちこちに出てきたが、終了後はレアポケモンとして落ち着いている。だがこいつは進化形共々色違いが実装されている。見かけたら是非捕まえておきたい。
なお、♀は進化先が2つ存在するのは原作と同様。高個体の♀はどちらに進化させるか悩みどころだろう。
レイドボス
2018年2月10日以降はレイドボスにも抜擢された。レベルは★なので、1人でも簡単にクリアできる。
上記にもある通り、イベント終了後はかなりのレアポケモンになっているため、レイドパスに余裕があるなら挑戦してみるのも悪くはない。レイドボスは高個体値に設定されていることが多いので、強力なオニゴーリやユキメノコの元が手に入ると考えればそこまで旨味のないレイドとも言いきれない。
当然、低確率ながら色違いになることがあるので、それを目当てに挑戦してみるのもいいだろう。
アニメ版
アニポケ・第1~7シリーズ
レギュラーの手持ち
- サトシのユキワラシ
ゲストなど
- DP116話
ユキメノコの仲間のポケモンで一緒に暮らしていたが、はぐれてしまい雪山をさまよっていた所を密猟者に狙われてしまう。
ユキメノコに頼まれたサトシ達が見つけるが、密猟者のオニゴーリが現れてユキワラシを連れ去られ捕まってしまい、サトシ達が駆けつけてユキワラシを助けようとするが、密猟者のオニゴーリは強力で次第に追い詰められていく。
そこへバトルの騒ぎを聞きつけたユキメノコが駆けつけてオニゴーリを倒し無事再会を果たした。
- SM60話:ポケゾリ大会の観客で登場。
- 新無印64話
フエンタウンの火山に迷いこんでしまい、オニゴーリ達がユキワラシを匿う為に周囲を凍らせ、結果として温泉が源泉から凍ってせき止められていた事が判明。図らずもアブソルが誤解されてしまう原因になってしまっていた。事件解決後はオニゴーリ達と共に氷風呂に入っていた。
その他
アニポケ・第8シリーズ
- ブレイブアサギ号のユキワラシ
2話から登場したライジングボルテッカーズの飛行船ブレイブアサギ号にすみついてるポケモン。よくキッチンの冷蔵庫の中にいる。
8話ではランドウのおやじギャグに対して「こごえるかぜ」を出していた。
- 9話
ロイの側にあった、リコのパパ・アレックスが描いた絵本の表紙で登場。
- 60話
ナッペ山の野生個体。ウブのみを食べていたが、突如セビエとカチコールの喧嘩が発生した為、逃亡する。
- 62話:モブで登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
4章でプリムのポケモンで登場。105番水道の遺跡「こじまのよこあな」に眠るレジアイスを呼び起こす為、扉を攻撃するが…
ポケモンローカルActs
岩手県二戸市に地域応援ポケモンであるイシツブテと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。二戸市には座敷童子伝承で有名な「緑風荘」がある。
秋田県横手市にもパピモッチと共にデザインされたポケモンマンホールが設置。こちらはかまくらだと思われる(ちなみに進化後のオニゴーリもナマハゲ要素からか秋田県のポケふたになっている)。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0360.ソーナノ→0361.ユキワラシ→0362.オニゴーリ(メガオニゴーリ)
他関連ポケモン等・グループタグ
グループ | 種族値完全同値ポケモン |
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コラボ | 岩手ポケふた組 秋田ポケふた組 |
関連ポケモン | フカマル:同じく初登場作品において「本来の生息環境と気候が合わないため非常に狭いエリアにしか出現しない」「洞窟の隠された領域の最奥に生息している」点が共通している。 |
クルマユ:体を包んでるポケモン繋がり。 | |
没 |
その他