概要
記念すべき30作目の映画にして、平成最後の作品。
アンパンマンの誕生、そして生命の根源となる「いのちの星」が作品の本筋に大きく関与する。またいつもは悪役のばいきんまんも今作では第2主人公として描かれている。
前作同様1本立てで、観客参加型のシーンも挿入されている。
本作よりドキンちゃん役は前年に亡くなった鶴ひろみから冨永みーなに交代。一方で30作目だからか冨永が継続して演じているロールパンナが5年ぶりに劇場版に登場し、実に10年ぶりに台詞が付きストーリーにも絡んでくる。
長年、アンパンマンの主題歌を担当した双子ユニット・ドリーミングのメンバーうち、妹の寺田嘉代は翌年1月31日に死去したため最後の出演および主題歌担当となった。
おはなし
アンパンマン達の住む町では、年に一度開かれる『星祭り』の準備が進められていた。
ある日、どんな物でも吸引してしまうばいきんまんのゴミ箱から謎の黒い卵が突然飛び出した。そして卵の中から『クルン』という元気な子供が現れた。
自分が何処からやって来たのかを覚えていないクルンは、毎日楽しく仲間達と過ごしていた。ところがある日、大量の黒い星がアンパンマンワールドに降り注ぎ、草木が枯れてしまう大事件が発生する。
『いのちの星』の故郷への悪影響を懸念したアンパンマン達は、故郷となる地を目指し宇宙へと飛び立つ。果たしていのちの星を救う事ができるのか。
登場キャラクター(メカ、乗り物含む)
・ばいきんまん…序盤からいつもの通りにやられ、今作でも例年通りアンパンマンを倒そうとするが上手くいかない。後半では自身が適当に捨てたゴミが今作の事件に偶発的に繋がってしまい、これまで発明したお馴染みのメカ達が捨てた恨みを晴らそうとする。30作目という節目からかクライマックスでは…。
・チーズ
・クルン
・もぐりん(飛行型)
ほか