もしかして
概要
CV:佐久間レイ
初登場回:TV第1話「アンパンマン誕生」
パン工場で、ジャムおじさんの助手をしている女性。誕生日は4月3日。
公式設定では、「ジャムおじさんの助手」であり「一種の妖精」(アンパンマンワールドのキャラクター全部に言えることだが)。ただし、それが一般化していなかったアニメ初期は、書籍などで「孫」という表記もあった。
裁縫とパン作りが得意で、アンパンマン達が空を飛べるためのマントも作っており、破れた時は直している。
アンパンマンの新しい顔を投げる回数がキャラクターの中で最も多く、更には変化球までを身に付けており、ばいきんまんに邪魔をされようが、ほぼ百発百中でアンパンマンの顔を入れ替えることが出来るという凄まじい投球術の持ち主。テレビやラジオでこのネタは話題にされるほどであり、これは声を務める佐久間自身も認めている。
おむすびまんとはどちらも両思いであるが、現在はそのような恋心を抱くシーンは放送されない。ただ、全国にあるアンパンマンミュージアムではこの話題を本人に振ると恥ずかしくなってしまう描写がある。またたぬきおににも一目惚れされているが、本人は気づいていない。
名前の由来は乳製品のバターから。初出のいちごえほん版では、ドタバタのバタからきているが、現在は前者が公式設定となっている。エンディングテーマ曲『勇気りんりん』では「バタバタはしるよ」という歌詞があり、ED映像では実際に走っている姿が描かれていたが、作中では慌てて走るという事はあまり無い。
名前については多くの媒体で「バタコさん」とされているが、ジャムおじさんには「バタコ」と呼び捨てられているほか、おたよりコーナーでも時々呼び捨てになっていることから、Tシャツくん等とは異なり「さん」の部分は単なる尊称と思われる。
温厚で家庭的な性格の彼女であるが、いちごえほん版では元々かなりやんちゃでハチャメチャな性格で座右の銘は「美人の命は短い」だった。アニメ化されてからは原作絵本でも現在の性格で定着している。
長年ジャムおじさんとのデュエットである「生きてるパンをつくろう」が唯一のキャラソンだったが、2013年になって単独のキャラソン「バタコさんのまっている歌」がリリースされた。
因みに、ばいきんまんが拾ってきた魔法の鏡によると、「(アンパンマンワールドで)最も心の美しい女性」と言われている(「アンパンマンとくろゆきひめ」。なお、この回に出てきたのは白雪姫風のエピソードでリンゴ売りに化けたばいきんまんだけで、くろゆき姫は出ていない)。