栄養

えいよう

食べ物を食べることの生理学的な目的。

栄養とは、生き物が体の健康や機能を維持するために摂取する必要のある化学物質のことである。

体の中でもいろんな化学物質が合成されているが、これらは「栄養」とは言わず「代謝産物」と呼ぶ。

栄養のジャンル区分

動物（ヒトを含む）と植物では必要な栄養が異なる。

動物の三大栄養素

• 炭水化物（糖）：人間や動物が体を動かすエネルギー源になる。
• タンパク質：体を動かすための様々な器官をつくったり補修したりする。
• 脂肪：エネルギーや水分を貯蓄する。

動物の六大栄養素

上の三大栄養素に加えて、以下の三つを合わせたものを六大栄養素という。食物繊維を除いて「五大栄養素」という用語が使われることもある。

• ビタミン：三大栄養素の代謝を助ける有機物質。
• ミネラル：三大栄養素の代謝を円滑に進めるための無機物質。
• 食物繊維：体に吸収されないのでいわゆる栄養にはならないが、不要物を効率的に除去する。

植物の三大栄養素

• 窒素：タンパク質を作るのに必要。
• リン酸：DNAを合成するのに不可欠。
• カリウム：細胞が物質を取り入れたり出したりするのに必要。

関連タグ

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心の栄養：物質的な栄養ではなく「心」のために取る食事（嗜好品や甘味等）や趣味の時間の例え。取りすぎに注意である。

○○からしか摂取できない栄養がある：当人にとって重要な趣味嗜好に関する語句。詳細は個別記事を参照。

外部リンク

栄養不足の症状と対処法を解説！(健達ネット)

低栄養でみられやすい外観や動作(明治栄養ケア倶楽部)