概要
「仮面ライダーシリーズ」において基本フォームと最強フォームの間に登場した強化フォーム。
仮面ライダーによっては形態がフォームの名称ではない、フォーム等の名称が付かない場合もあるが纏めて呼ばれる場合が多い。
また、それまで登場している複数のフォームを複合したフォームをファンの間ではてんこ盛りと通称とする事もある。
TV本編よりも少しだけ早く劇場版(『MOVIE大戦』など)で先行登場する事もある。ただし、入手経緯や見た目や能力が違う事もあったり、似て非なる劇場版限定フォームである場合もある。
中間フォームになって新たな武器が出現・製造される事がある。
近年では最強フォーム専用武器が登場しない傾向にあるため、中間フォームで手に入れた武器がそのまま最強武器として使われ続けることも多い。
基本フォームや他のフォームチェンジよりも更に強力な力を持つが、最強フォームには劣るのが法則。
その為、最強フォームが登場すると必然的に出番が減ってしまうが、作品によっては最強フォームよりも一部の能力で勝っていたり、最強フォームには無い能力を持っている、身体への負担やデメリットが比較的少ない等の理由から長きに渡って活躍する事もある。
その一方で、一度きりの登場やその時期だけの登場となるケースも存在する。
また、近年では中間フォームを複数持つライダーも存在し『ウィザード』以降から2段階、『ビルド』以降から3段階、『リバイス』以降では更に増えて4段階と主役ライダーが複数の段階を経て強化されて行く事が恒例となっているので1つの強化フォームの活躍期間はかなり短くなった(但し、ギーツの4段階目の中間フォームはアイテムとしては最終フォームとのワンセットである)影響で、ゲーム作品では現行作品であっても参戦出来ない中間フォームが増えている。
更にそれと比例して位置としては中間フォームだが、新たな基本フォームに置き換わる作品もチラホラ見られる。
近年はサブライダーでも中間フォームを持つようになり、特に2号ライダーは『エグゼイド』以降(『ジオウ』、『ガッチャード』を除く)は2号ライダーの中間フォームが登場している。
それ以外で中間フォームを持っているのは、現時点ではゲンムとバッファのみ。
一覧
同じ仮面ライダーの中間フォームが複数ある場合は、登場が早い順に掲載する。
太字は仮面ライダー図鑑の「中間PU」タグに登録されているフォーム。
平成ライダー
『仮面ライダークウガ』
『仮面ライダーアギト』
『仮面ライダー555』
ライダー | フォーム | 初登場 |
---|---|---|
仮面ライダーファイズ | アクセルフォーム | 第21話 |
『仮面ライダー剣』
ライダー | フォーム | 初登場 |
---|---|---|
仮面ライダーブレイド | ジャックフォーム | 第26話 |
『仮面ライダー響鬼』
『仮面ライダー電王』
ライダー | フォーム | 初登場 | 備考 |
---|---|---|---|
仮面ライダー電王 | クライマックスフォーム | 第28話 | てんこ盛りフォーム |
『仮面ライダーキバ』
『仮面ライダーW』
『仮面ライダーオーズ/OOO』
『仮面ライダーフォーゼ』
ライダー | フォーム | 初登場 |
---|---|---|
仮面ライダーフォーゼ | マグネットステイツ | 第20話 |
『仮面ライダーウィザード』
『仮面ライダー鎧武/ガイム』
ライダー | フォーム | 初登場 | 備考 |
---|---|---|---|
仮面ライダー鎧武 | ジンバーアームズ | 第16話 | ゲネシスコアとエナジーロックシードを用いて変身する「ジンバー〇〇アームズ」の通称 |
カチドキアームズ | 第23話 | ||
仮面ライダー斬月 | ジンバーメロンアームズ | 小説 |
『仮面ライダードライブ』
ライダー | フォーム | 初登場 | 備考 |
---|---|---|---|
仮面ライダードライブ | タイプデッドヒート | 第16話 | 暴走フォーム |
タイプフォーミュラ | 第21話 |
『仮面ライダーゴースト』
『仮面ライダーエグゼイド』
ライダー | フォーム | 初登場 | 備考 |
---|---|---|---|
仮面ライダーエグゼイド | ダブルアクションゲーマー | 第13話 |
|
マキシマムゲーマーレベル99 | 第23話 | ||
仮面ライダーブレイブ | ファンタジーゲーマーレベル50 | 第19話 | 暴走フォーム |
仮面ライダーゲンム | ゾンビゲーマーレベルX | 第12話 |
『仮面ライダービルド』
ライダー | フォーム | 初登場 | 備考 |
---|---|---|---|
仮面ライダービルド | ラビットタンクスパークリングフォーム | 第14話 | 映画で先行登場 |
ハザードフォーム | 第20話 |
| |
ラビットラビットフォーム | 第27話 | ||
タンクタンクフォーム | 第28話 | ||
仮面ライダークローズ | クローズチャージ | 第17話 | 暴走フォーム |
『仮面ライダージオウ』
令和ライダー
『仮面ライダーゼロワン』
ライダー | フォーム | 初登場 | 備考 |
---|---|---|---|
仮面ライダーゼロワン | シャイニングホッパー | 第12話 | 副作用フォーム |
シャイニングアサルトホッパー | 第15話 | ||
メタルクラスタホッパー | 第22話 | 暴走フォーム | |
仮面ライダーバルカン | アサルトウルフ | 第14話 | 副作用フォーム |
『仮面ライダーセイバー』
ライダー | フォーム | 初登場 | 備考 |
---|---|---|---|
仮面ライダーセイバー | ドラゴニックナイト | 第13章 | |
プリミティブドラゴン | 第23章 |
| |
エレメンタルプリミティブドラゴン | 第27章 | ||
仮面ライダーブレイズ | キングライオン大戦記 | 第14章 |
『仮面ライダーリバイス』
ライダー | フォーム | 初登場 | 備考 |
---|---|---|---|
仮面ライダーリバイ | バリッドレックスゲノム | 第13話 | |
| 第17話 | ||
ジャックリバイス | 第22話 | 本来は暴走しないが、ラスボスの影響で暴走 | |
リバイス | 第28話 | 融合フォーム | |
仮面ライダーライブ | ホーリーライブ | 第26話 |
『仮面ライダーギーツ』
ライダー | フォーム | 初登場 | 備考 |
---|---|---|---|
仮面ライダーギーツ | コマンドフォーム | 13話 |
|
ブーストフォームマークⅡ | 26話 | 副作用フォーム | |
レーザーブーストフォーム | 28話 | ||
ブーストフォームマークⅢ | 37話 | 暴走フォーム | |
仮面ライダータイクーン | コマンドフォーム | 14話 | |
仮面ライダーバッファ | コマンドフォーム | 25話 | ジェットモードのみ変身 |
『仮面ライダーガッチャード』
ライダー | フォーム | 初登場 | 備考 |
---|---|---|---|
仮面ライダーガッチャード | スーパーガッチャード | 第13話 |
|
ファイヤーガッチャード | 第18話 | ガッチャーイグナイターをターボオンしてガッチャンコケミーを強化した形態の総称 | |
アイアンガッチャード | 第24話 | 副作用フォーム | |
プラチナガッチャード | 第27話 |
『仮面ライダーガヴ』
余談
- 中間フォームが初登場する際に、公式が最強フォームとして紹介する事もある。
- 当然ながら本来の意味での最強フォームではないが、その時点では最強の形態になっているので一応は嘘にはなってはいない。
- 但し、中間フォームに分類されてはいるが、純粋にスペックが最強フォームよりも高かったり、最終決戦仕様になったり、最強フォームが使えなくなり自動的に最高戦力になるなどライダーによっては影響があったりするので、中間フォームでありながら最強フォーム(又は最終フォーム)となる特殊なフォームも存在する。
- 本項の定義「基本フォームと最強フォームの間に登場した強化フォーム」には該当しないが、昭和ライダーの「仮面ライダーBLACK」では、主人公の改造人間・南光太郎は正体であるバッタ男という"中間フォーム"を(一瞬だけ)経て、「世紀王ブラックサン」こと仮面ライダーブラックへと変身する。同じく世紀王となるべく改造された友人・秋月信彦も、同様にバッタ男の姿で眠りにつき、物語後半で"最終フォーム"のシャドームーンとして覚醒した。
- 元々「基本フォーム」と「最終フォーム」から相対的に生まれた非公式の概念であるため明確な定義がなく、このサイトでの「最終以前の強化フォーム全て」が主流なものの、他にも「最終の一つ前の強化フォームのみ」だったりと人によってまちまちで論争の火種になりやすい。特に近年は強化フォームの数が増えたことでこの問題が激化している。上記の通り公式から「中間PU」という呼称が生まれたもののこれも一部強化フォームが省かれていたりと基準が明確でなく相変わらず混沌とした状態だ。
関連タグ
中間タイプ/中間フォーム(プリキュア)…他作品での似たポジションの形態
外部リンク
仮面ライダー図鑑 中間PU…こちらのサイトに公式が中間フォームとする形態が記載されている。ただ、抜けがあったりタイクーンやバッファはのっていないなど、まだまだ完全とは言いにくい。