概要
フォームチェンジの概念ができた平成ライダーにたまに存在する、基本フォームをも下回るスペックに弱体化した形態の事を指す。その性質からか、その数は少ない。
このフォームがある場合、ライダーが最初に変身する際は基本フォームではなくこのフォームとなる(基本フォームを獲得して以降はその限りではない)。
最弱の名の通り、他の形態とは格段にスペックが低く一般怪人相手でも苦戦してしまう。
該当する形態
『仮面ライダークウガ』
グローイングフォーム
戦う覚悟が出来ていない、体力が低下している等の理由で不完全な変身をした姿。ペガサスフォームなどで時間制限を超えた際もこのフォームになってから変身解除となる。
『仮面ライダー龍騎』
ブランク体
モンスターと契約をしていない場合の姿。契約する前はもちろん、契約後も契約のカードを手放す、モンスターが倒される等の理由でモンスターが手元にいない状態になるとこの姿となる。
『仮面ライダー電王』
プラットフォーム
電王系のライダーが変身後、各フォームに変身(フォームチェンジ)する前に経由する姿だが、単独でオーラアーマーを生成出来ない場合このフォームのまま戦う事となる。
『仮面ライダーW』
スカルクリスタル
仮面ライダースカルの不完全形態。何が遭ってもガイアメモリの力を使用しないという心の迷いから初変身時にこの姿となった。
『仮面ライダー鎧武』
レモンアームズ
仮面ライダーデュークの基本フォームのプロトタイプ。ただし、プロトタイプとはいえ弱いわけではない。基本フォームに変身可能となってからは二度と変身することはなかった。
『仮面ライダードライブ』
不完全変身態
仮面ライダーハートの変身失敗例。ロイミュード5886に苦戦してしまっている。
『仮面ライダーゼロワン』
仮面ライダーサウザー(ゲーム病)
バグスターウイルスに感染したサウザー。格下も格下のゲンム・アクションゲーマーレベル2に敗北する。
『仮面ライダーリバイス』
カンガルーゲノム
仮面ライダーバイスの変身した形態がブランク体やプラットフォームを下回る程の歴代史上最弱のスペック。ただし、リバイとの連携で怪人の撃破に成功している。
『仮面ライダーギーツ』
エントリーフォーム
レイズバックルを1つも使用していない状態。スペックもブランク体を下回っている。ギーツの場合はレイズバックルを2つセットして変身するマグナムブーストフォームが基本フォームである。
最弱フォームではないが最弱と言われる仮面ライダー
G3マイルド
仮面ライダーG3を基にした「誰にでも着られる、装着者に優しい」G3。とは言えそもそものコンセプト的に、単独での戦闘力を重視していない面もある。
仮面ライダー黒影
仮面ライダーグリドン
仮面ライダーナックル
木の実組と呼ばれるランクの低いロックシードで変身するアーマードライダー達。ただし、グリドンとナックルはそれぞれ強化フォームを持っているし、黒影にも事実上の強化フォームが存在する。
量産型マッハ(仮面ライダー純)
劇場版で初めて戦闘を行ったが、眼魔にアッサリ負けた上中の課長は死亡した。
……仙人との漫才じみたやり取りの後「あー、よく死んだ」と復活したが。
なお、仮面ライダー図鑑では仮面ライダー扱いされていない。
仮面ライダーケイロウ
老人が変身したライダーでエントリーフォームの時点で他のライダーより下回っている。
また、サブライダーに関してはまだ定義や評価が分かれており、最強議論ならぬ最弱議論も盛んに行われている。
なお、ライダーマンはよく最弱などと言われるが、ライダー大戦などの映画の様子では弱いとは言いがたいだろう。
最弱フォームではないがスペックが基本フォームに劣るライダー
仮面ライダージョーカー
仮面ライダーサイクロン
プロトドライブ
超デッドヒートドライブ
仮面ライダーゼロドライブ
基本フォームより前のフォームだけど最弱ではないフォーム
マスクドフォーム
『仮面ライダーカブト』
変身直後にはこのフォームになる (一部のライダーは直接ライダーフォームになる) 。
クロックアップやライダーキックなどの必殺技が使えないものの、攻撃力と防御力はライダーフォームよりも高く、キャストオフによって飛び出したマスクドアーマーによる攻撃もできる。ライダーによっては、マスクドフォーム限定で使える武器や機能を備えていることがある。
また、ひとたびキャストオフでマスクドアーマーをパージしてライダーフォームになっても、プットオンでマスクドアーマーを再生成して、マスクドフォームに戻ることもできる。腕のみといった部分的なプットオンも可能。
レベル1
『仮面ライダーエグゼイド』
一部のライダーを除き、ガシャット装填後にレバー操作をしなければこのフォームになる。
バグスターウイルスに感染した人間からウイルスを切除することができるため、バグスター切除手術を行う際には必須となる、非常に重要なフォーム。
見た目とは裏腹に機敏な動きができ、エナジーアイテムを使用することで普通に戦闘をすることが可能である (というより、パンチ力とキック力はレベル2よりも高く、総合スペックも並の平成ライダーの基本フォームを上回っている) 。
物語が進むにつれて徐々に出番が減っていったが、後の最終決戦にて、まさかの大活躍をすることになる。
マグナムフォーム/ブーストフォーム
『仮面ライダーギーツ』
ギーツの基本フォームであるマグナムブーストフォームに変身する際に必要なマグナムレイズバックルとブーストレイズバックルをそれぞれ単体で使用した際のフォーム。基本フォームより前のフォームだが、最弱フォームはエントリーフォームなので当然最弱ではない。
それどころか、劇中ではブーストレイズバックルが貴重なためマグナムフォームが事実上の基本フォームとなっているし、ブーストフォームに関してはスペックだけならマグナムブーストフォームを上回っている。
関連タグ
仮面ライダー 平成ライダー
フォームチェンジ
基本フォーム 中間フォーム
最強フォーム 最終フォーム:対義語
強化フォーム 劇場版限定フォーム
究極フォーム 劇場版限定ライダー
トランジェント体:戦闘能力のある不完全形態ではない
外部リンク
今までできた仮面ライダーの最弱フォームって何でしょうか?(Yahoo!知恵袋)
アニヲタWiki(仮) - グローイングフォーム(仮面ライダークウガ):最強の最弱フォームというタグが示す通り、仮面ライダークウガにおける重要なシーンであることを物語っている。