概要
急場凌ぎフォームとは、本来の変身アイテムが無いという想定外の事態の際にその場にあった変身アイテムを使用して変身するフォーム。平成二期になってから登場するようになった。
大抵、ドライバーを破壊されている、もしくは変身アイテムを喪失している場合が多く、スペックも基本フォームに劣っているか、もしくは変身に負荷がかかるものが多い。
それでも変身者の技量で敵を撃破するなどそれなりの戦績は残している。
一覧
平成ライダー
仮面ライダーW
ライダー | 仮面ライダージョーカー |
---|---|
解説 | 『AtoZ/運命のガイアメモリ』にて、仮面ライダーエターナルにより本来変身アイテムとして使用しているT1ガイアメモリが機能不全に陥り、相棒のフィリップがNEVERに攫われたことでWへ変身出来なくなった左翔太郎が、物語冒頭に鳴海探偵事務所の屋根を突き破ってデスクの側に転がっていたが誰にも気づかれずにいたT2ジョーカーメモリを発見、それを鳴海荘吉/仮面ライダースカルの幻影から託されたロストドライバーに装填して変身。スペックは満足できるものではないものの、翔太郎自身の経験値とジョーカーメモリとの適合率の高さでカバーしている。その後も、本編最終話のフィリップ不在期や、復活後でもフィリップがお取り込み中で変身を拒否した場合等、Wへの変身がままならない時にはこちらに変身している。 |
仮面ライダーooo
ライダー | 仮面ライダーバース(火野映司ver.) |
---|---|
解説 | 『将軍と21のコアメダル』にて、所持していたほぼ全てのコアメダルを奪われた上に伊達・後藤とも分断される形で江戸時代に飛ばされた映司達を鵺ヤミーが襲撃。オーズに変身出来ずバースも居ないという危機的状況に、伊達のミルク缶だけは一緒に飛ばされていた事に気付いた比奈の機転で映司にバースドライバーが渡り、鵺ヤミーに対抗するため借用して変身した。見た目は当然バースそのまんまなのだが、映司が扱っているため構えや戦闘スタイルはオーズそのものなのが特徴。 |
仮面ライダードライブ
ライダー | 超デッドヒートドライブ |
---|---|
解説 | 泊進ノ介がチェイスから託されたマッハドライバー炎にトライドロンキーを装填して変身。この時、本来変身に使用していたドライブドライバーがベルトさんの暴走により破壊されていたため、この姿に変身せざるを得なくなった。 |
ライダー | デッドヒートドライブ |
---|---|
解説 | 『超MOVIE大戦ジェネシス』にて、ベルトさんが眠りについていたことでドライブドライバーを使用できなかったため、進ノ介がシフトデッドヒートをマッハドライバー炎に装填して変身。外見はシフトブレスが無い、ドライバーが異なる点以外はタイプデッドヒートそのまんま。 |
令和ライダー
仮面ライダーゼロワン
ライダー | 仮面ライダー001 |
---|---|
解説 | 『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』にて、フィーニスの歴史改変によりゼロワンとしての本来の力が出せなくなった飛電或人が、ある人物から渡されたフォースライザーにライジングホッパープログライズキーを装填して変身。元々フォースライザー自体がヒューマギア用なので人間の変身には多大なる負荷がかかる。 |
ライダー | 仮面ライダーオルトロスバルカン |
---|---|
解説 | 仮面ライダーアークワンとの戦いで、アークワンにより脳内チップのデータを消去させられたことで不破諫は変身不可能となっていたが、チップの代わりのデータの穴埋めとして亡から託されたジャパニーズウルフゼツメライズキーを使うことでエイムズショットライザーに装填して変身可能となった。元々ゼツメライズキー自体がヒューマギア用なので仕様は001と同じく多大なる負荷がかかる。一応、亡からのリアルタイムのサポートで対応できたものの、そもそもリミッター自体がないためフルパワーでの運用しか出来ず、最終的にドライバー、キー諸共破損してしまった。 |
ライダー | 仮面ライダーバルキリー ジャスティスサーバル |
---|---|
解説 | 『ゼロワン Others 仮面ライダーバルカン&バルキリー』にて、仮面ライダー滅亡迅雷との交戦時に刃唯阿がラッシングチーターへの変身を試みようとしたがプログライズキーを弾かれてしまい、攻撃を庇ったソルド20から託されたサーバルタイガーゼツメライズキーをエイムズショットライザーに装填することで変身。こちらもゼツメライズキー使用のためオルトロスバルカン同様多大なる負荷がかかっており、劇中では高スペックでありながら本来の実力を発揮できてはいなかった。それでも変身者の技量で事態の打開に繋げることには成功している。 |
ライダー | 仮面ライダーバルカン ローンウルフ |
---|---|
解説 | 『ゼロワン Others 仮面ライダーバルカン&バルキリー』にて、エイムズショットライザーが仮面ライダー滅亡迅雷との戦闘で破損したため、不破が「株式会社仮面ライダーバルカン」社長に形式上就任することで飛電ゼロワンドライバーの使用権限を獲得。そこに亡の調整を受けたアサルトグリップを装着させたダイアウルフゼツメライズキーを認証、装填することで変身。アサルトグリップのおかげか、ゼツメライズキー使用にも拘わらず負荷は軽減されている。 |
仮面ライダーリバイス
ライダー | ライブマーベラス&エビルマーベラス |
---|---|
解説 | 『リバイスForward』にて、ツーサイドライバーがムラマサによって破壊されたため、五十嵐大二が兄・五十嵐一輝から託されたリバイスドライバーにメガバットバイスタンプを押印・装填することで変身。ジョージ・狩崎の当初の想定では大二がリバイスドライバーの変身資格者として扱われていたため、ある種の原点回帰ともいえる。 |
仮面ライダーギーツ
ライダー | 仮面ライダーバッファ ジャマトフォーム |
---|---|
解説 | 半壊した仮面ライダーバッファコアIDでエントリーフォームに変身してジャマトライダーを撃破した吾妻道長が別個体のジャマトライダーに対抗するために先程倒したジャマトライダーのジャマトバックルをデザイアドライバーに装填して変身。元々ジャマト用なので人間が扱える代物ではなく、変身者自身もジャマトと化してしまう危険性が高い。 |
ライダー | 仮面ライダーギーツワンネス |
---|---|
解説 | 『4人のエースと黒狐』にて、メラの策略により4人に分裂、創世の力も奪われてしまいギーツⅨに変身不可能となってしまったため、浮世英寿がブーストマークⅢレイズバックルとワンネスカード、ワンネスレイズバックル、仮面ライダーギーツワンネスコアIDをデザイアドライバーに装填して変身。急場凌ぎフォームながら、仮面ライダークロスギーツと渡り合える程の実力を発揮した。 |
仮面ライダーガッチャード
ライダー | 仮面ライダーアイアンガッチャード |
---|---|
解説 | グリオンの策略により変身に必要なライドケミーカードを殆ど奪われてしまったため、一ノ瀬宝太郎が唯一残っていたスチームライナーと自身を古代の錬金術で結合させ、テンライナーへと再錬成して変身。しかし、古代の錬金術自体禁術として扱われる代物なので身体への負荷が半端ではなく最悪生命に関わるレベル。 |