仮面ライダー超デッドヒートドライブ
かめんらいだーちょうでっどひーとどらいぶ
『SIGNAL BIKE SHIFT CAR!』
「入った!ぐっ!」
「変身!」
『RIDER!CHO!DEAD HEAT!』
『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』にて登場する劇場版限定フォームに相当する形態。ただし東映監修の『仮面ライダーの超常識』によれば別のベルトを使ってフォームチェンジをする他のライダーとは異なり、別のライダーとして扱われている。
変身にはドライブドライバーではなくマッハドライバー炎を使用する。そのため、正式名称は「仮面ライダー超デッドヒートドライブ」(他のドライブのフォーム名は「仮面ライダードライブ タイプ〇〇〇」)。
超全集では「ドライブ超デッドヒート」と記されている。
変身時にはトライドロンキーのマークはドライブ系ライダー共通のクレストの「R」でありながらマッハドライバー操作の発光時にはシフトデッドヒート同様「D」のクレストが出現。更に変身などのメロディは仮面ライダーチェイサーのものであるという色々と歪なものである(後者の理由については後述)。
パンチ力 | 4.0t |
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キック力 | 5.6t |
ジャンプ力 | 26.0m |
走力 | 6.5s\100m (時速55km) |
急場凌ぎの形態であるためか各スペックは極めて低く、ドライブ系列のライダーでは量産型の仮面ライダー純を除けば最弱レベルであり、プロトドライブはおろかパンチ力を除いて後に登場したゼロドライブにすら劣る。
そのため劇中で未来のロイミュードを倒せたのはこの形態の力というよりは進ノ介の実力と経験値によるところが大きい。
ブーストイグナイターを連打して限界稼働状態にすることで仮面ライダーマッハやシフトアップしたタイプスピードのように高速移動による攻撃が可能。
更にデッドヒートの名通り熱気を纏いながら戦い、必殺技時に赤い装甲部分が赤熱化する。
ベルトさんに頼まれたことで彼のボディたるドライブドライバーを破壊しドライブへの変身能力を失っていたため、チェイスから託されたマッハドライバー炎を使おうとするもチェイス用のベルトとシグナルチェイサーの組み合わせで変身できずピンチになった泊進ノ介がとっさにドライブのデータが詰まったトライドロンキーを使って変身した(ちなみにこの時、シグナルチェイサーは盛大に投げ捨てられている)。
元々急場凌ぎの形態なことに加え、未来型ロイミュードやダークドライブのいずれも戦闘力が高い敵であったため苦戦する描写が多かったが、それでも未来型ロイミュードの内の1体を撃破している。
必殺技はライダーパンチ。他のフォームのようにキック技も存在すると思われるが詳細不明。
なお、トライドロンキーは終盤でベルトさんを復活させるため、ダークドライブ用のドライブドライバーにデータとして取り込まれ、超デッドヒートドライブに変身することは不可能となった(ベルトさんが復活したため超デッドヒートドライブに変身する必要もなくなったのでトライドロンキーが再生産されたとしても再び変身する可能性は低い)。
……かに思われたがファイナルステージでまさかの再登場を果たした。変身者はクリム、すなわちベルトさん本人である。
- 急場凌ぎで不完全な形態故の歪な容姿、それに伴う超低スペック、普段使わない変身アイテム、マスク割れと言う浪漫の塊のような存在であり、視聴者からの人気は高い。
- マスクはプロトドライブのものを、スーツは魔進チェイサーのスーツを改造したもの、マッハドライバーは仮面ライダーチェイサーのプロップを使用しているため、スーツは全てチェイスが変身する戦士の形態で出来ていることになる。後にスーツの仕様は魔進チェイサーの状態に戻されている。
- テレビ放送後に開催された『ファイナルステージ』では新たに用意されたのか両戦士の共演が実現している。
- また、姿や音声関連がチェイサーのものになっているのは「チェイスのベルトを使用しているからでは」という意見もある。
- マッハドライバーの拡張機能は入力された戦闘データとベルト内部の戦闘データを組み合わせるものなので、今回の場合はトライドロンキーとチェイサーの戦闘データが合わさったということになる。正確には進ノ介が直前までシグナルチェイサーでの変身を試みていたため、装填されたそれとドライバーに蓄積されたデータがトライドロンキーのデータとミックスされ拡張機能が働いた結果、ライダーチェイサーの前身である魔進チェイサーのデータが反映された超デッドヒートドライブが形成されたといえる(シグナルチェイサーは元々魔進チェイサーの腹筋装甲をベースに作られたため、魔進チェイサーのデータが反映されても不自然ではない)。
- シグナルチェイサーを使って変身が出来なかったのはチェイス本人ではないためプロテクトがかかっていたからなのだが、上記の拡張機能共々のちにTV本編でこれらの要素を回収した奇跡が誕生する。
- 剛のベルトを使用した超デッドヒートドライブもまた異なる姿になるのかは不明。その経緯を踏まえると、ドライブの戦闘データがどちらにもない組み合わせで変身ができなかったのはこの辺りの問題と思われる。
- マッハドライバーにトライドロンキーを装填したのは進ノ介の咄嗟の機転によるものだが、上記の通りトライドロンキーは本来トライドロン始動用の鍵であり、かつデータバックアップのためのキーでしかなかった。つまりマッハドライバーの変身音声に反してシグナルバイクでもなければシフトカーでもない完全な異物を用いて変身したことになる(一応「今までの戦闘で使用されたシフトカーやシグナルバイクのデータが入っていたから」と捉えることは出来る)。
- 本来戦闘用ではないにもかかわらず、シフトカー、シグナルバイク同様のコネクトキー(認識レーン)がある理由は不明。ベルトさんの性格上、万が一に備えていたのだろうか。
- 何故急場凌ぎのフォームなのに「超」が付くのかは不明。
- なお、音声や外見周りが酷似した超デッドヒートマッハに関してはこの形態とは比較にならない程に強いライダーとなっている。
- 初変身はデコトラの突進を片手で受け止めながら路面に足がめり込むというものであったが、デコトラと進ノ介が接触した時点では進之介の全身をアーマーがまだ覆う前の生身の状態である。言っておくと彼は人外ではなく、普通の警察官である。
- 『S.H.Figuarts』のローマ字表記では「SUPER DEADHEAT」となっていた。
仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー ドライブ(仮面ライダー)
劇場版限定フォーム 仮面ライダー超デッドヒートドライブ 超デッドヒート
仮面ライダージョーカー・・・劇場版にて(初)登場・主人公が変身する・主人公が普段変身するライダーとベルトが違う等、共通点が多い。
デッドヒートドライブ・・・マッハドライバー炎とシフトデッドヒートで変身した形態。ドライバーは進ノ介用で外見や性能はタイプデッドヒートとほぼ同じ。
タイプスピードワイルドテクニック:同じく緊急時にドライブの即興で構築したデータで変身した姿。しかしこちらは変身者の一人がデータを構築している他、ギャグ色が強めのものとなっている。
劇場版限定フォーム
ドライブアームズ/ドラゴンエナジーアームズ/タイプフルーツ → 超デッドヒートドライブ/タイプスペシャル → デッドヒートドライブ/ゼロドライブ/トウサン魂
夏映画限定フォーム
鎧武・闇 ブラックジンバーアームズ/ドングリアームズ(鎧武)/ドリアンアームズ(鎧武) → 超デッドヒートドライブ/タイプスペシャル → 闘魂ダーウィン魂