タイプデッドヒート
たいぷでっどひーと
「ベルトさん。これ、名前からしてハートに対抗するためのシフトカーだろ?」
ベルトさん「あぁ、現時点での最強装備だ。しかし、まだ未完成だ。思い出せ!あの時のハートと、同じようになるぞ!」
「俺もそう思ったがね…考えるのはやめた!止め方は、走りながら見つける!」
ベルトさん「止むを得ない…このままでは剛が危ない!」
「いくぞ!あっ、ぐっ、うおぉっ……!」
『DRIVE! TYPE-DEAD HEAT!』
「おおっ!体が……ちょっとマッハっぽい」
ベルトさん「そう。シフトデッドヒートは、マッハと一つを兼用するのだ」
「ハアアアアッ!!」
ハートロイミュードのデッドゾーン(戦闘能力が格段に上がる暴走状態)に対抗しうる様に開発されていた仮面ライダードライブの新形態。
ドライブシステムとネクストシステムを併用したことで、更に高い力の発揮を可能としており、この関係上シフトデッドヒートはマッハも同様の効果で使用が出来る(デッドヒートマッハ)。
ただし、元となるシフトカー「シフトデッドヒート」が一品物の為、2人のライダーが同時に使用する事はできない。
初登場は第16話だがこの時点ではまだ未完成で、さらに長時間戦闘を行っていると右肩のDH-コウリンに備わったメーターがレッドゾーンに突入、全身のエネルギー制御を行う胸のタイプデッドヒートタイヤがバースト(破裂)してバースト状態に陥ってしまい暴走、敵味方関係無く周囲の人物に襲い掛かったり動きが鈍くなってしまうと言った弱点がある。
実際に第16話では進ノ介の意志を無視して暴走し、マッハの必殺技で止めてもらっている。
その後ハーレー・ヘンドリクソンによる最終調整を受け後述の完成形となるが、この状態でも気を付けていないとデッドヒートタイヤがバーストしてしまうというリスク自体は改善されなかった(ハートのデッドゾーンを再現するものであるため仕方ないのだが)。
なお、剛=デッドヒートマッハは後の第24話にて自らの意思でバースト状態を完全制御することに成功している。
変身に使うシフトカーであるシフトデッドヒートは初登場時、車体に大きな窪みがありまるでオープンカーの様な形状だったが、最終調整の完了したシフトデッドヒートは、シフトカーの右舷部に白いシグナルバイク状のパーツが付けられたサイドカーの様なデザインとなる。
通常のシフトカーと構造が異なるので、従来のようなシフトアップによる強化はない。
この形態はいわゆる暴走フォームに分類されるが、その中では珍しく暴走状態がコミカルにえがかれた形態である。
スーツはデッドヒートマッハと共通。頭部とベルト、シフトブレスを付け替えることで使い分けている。
マッハドライバー炎ver.
『超MOVIE大戦ジェネシス』にて進ノ介用マッハドライバー炎 にシフトデッドヒートを装填して変身した、もう1つのタイプデッドヒート。外見や性能はほぼ同じ。
ベルトの違いからデッドヒートドライブと呼ばれていたが、公式の仮面ライダー図鑑ではこちらもタイプデッドヒートとして統合されている。
パンチ力 | 15.3t |
---|---|
キック力 | 23.7t |
ジャンプ力 | 36.5m |
走力 | 3.2s/100m (112.5km) |
(※マッハ、ドライブ共通)
ドライブは全スペックが基本形態のタイプスピードよりも上がっており、ジャンプ力以外は大幅にパワーアップしている。一方、マッハは通常形態と比べて攻撃力が向上しているが機動力が少々低下している。
胸部と左肩はタイプスピード、それ以外のスーツはマッハに酷似したデザインで、後頭部には逆さになったマッハの顔が付いている。
右肩の「DH-コウリン」にはバロメーターが表示されている。
胸部ブラストカウルにたすき掛けで装着されたタイプデッドヒートタイヤは赤と白のラインが入ったデザインとなっているが、メーターがレッドゾーンに入りドライブが暴走状態である「バースト状態」になる事を示すと、表面のゴムが赤熱化して破裂、縦に赤い亀裂が入ってさながらパンクしたようなバースト状態へと変化する(実際のタイヤにもパンクすると内部のワイヤーが露出するものもがある)。
元々ハート・ロイミュードのデッドゾーンに対抗する為に制作された形態なだけあってデッドゾーン時のハートと同等の高パワーを持ち、互角に戦えるだけの戦闘力を持つ。
さらに下記の必殺技を見る限りドライバーの操作をすることでエネルギーを開放できるのか、ハート同様赤熱化したエネルギーを纏って格闘能力を底上げ出来るほかエネルギー型のデッドヒートタイヤを生成・発射することも可能。
変身直後にはあまりの高エネルギーにボディから水蒸気が噴き出しており、初変身時に至ってはエネルギーが飛び周囲から炎が上がっていた。
初期はアクションをする事にボディが赤く発光することもあった。
タイヤはデッドヒートの制御に必要なパーツであるためタイヤ交換は不可能かと思われたが、第20話にてメディックの高熱レーザーメスへの対抗及びとどめにマックスフレアを使用した(メディックは死神ロイミュードを盾にして逃走した)。
デッドヒートを乗りこなせたから使えるようになったのか、あくまで奥の手として使用したのかは不明。
- タイプデッドヒート フレア
第20話で初使用。元々高パワーにより熱いエネルギーを放っていたデッドヒートに火炎を操るマックスフレアを装備したことで、相乗効果によって更なる超高温の炎を操る事が可能になった。
シフトデッドヒートはシフトアップ機構がないので、シフトブレスのイグナイターを押すことにより「デッドヒート!」の音声と共に発動する。
上述の機構によりシフトアップとフルスロットルを兼用している動作のため、技の発動モーションで使い分ける。
- 名称不明1
ドライブドライバーのアドバンスドイグニッションを起動させて発動。
赤い稲妻状エネルギーを放ちながら、高熱の連続パンチを叩き込む。
第16話にて未完成の状態で発動した際はデッドゾーンに入ったハート・ロイミュードを終始圧倒してみせた。
完成後の第26話でもハートに対して使用し彼を追い詰めたが、魔進チェイサーの乱入によって破られてしまった。
- 名称不明2
シフトブレスのイグナイターを押すことにより「デッドヒート!」の音声と共に発動。赤熱化したエネルギーを纏い、強力なパンチを叩き込む。
第16話では名称不明1からの流れで発動。ハート・ロイミュードは1度は受け止めたが、力が込められたもう1発をくらい吹き飛ばされてしまった。
- 名称不明3
ドライブドライバーのアドバンスドイグニッションを起動させて発動。
赤いタイヤ型エネルギー弾を出現させ、標的に向け蹴り飛ばす。
シフトスピードのスピードロップの強化版。
第16話では名称不明3からシフトブレスのイグナイターを押すことにより「デッドヒート!」の音声と共に発動。下級ロイミュード2体を蹴散らした。
フレアの状態でも使用。
作中ではトライドロンとの連携バージョンは披露することがなかった。
シグナルバイク!シフトカー!2つの力を宿したドライブ タイプデッドヒート!
DEAD HEAT! デッドヒート!
「GPライドウォッチ16」の一つとして発売。
必殺技は「ヒッサツ」。
「仮面ライダードライブ-ファイナルステージ-」にて、ドライブドライバーが転送された剛がこれに変身。
『おもしれぇ!一度、ドライブになってみたかったんだ!!』
ドライブがメインの映画やスピンオフでタイプフルーツを除く形態では唯一登場する機会がなかったが、平成ジェネレーションズでようやくデッドヒートドライブではないタイプデッドヒートが登場した。
ハートが唯一勝てなかったドライブの形態である。
DXドライブドライバーには没音声として派生と思われる「タイプスーパーデッドヒート」なる音声が収録されている。なおドライブは「ドライブドライバーでは」この形態に変身していないが、劇場版にてマッハドライバーで「超デッドヒートドライブ」という形で変身している。
激走戦隊カーレンジャー(楽曲):イントロの裏メロディが変身後の待機音の元ネタではないかと言われている。また、ドライブ作中でもカーレンジャーネタが登場している。
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