ついに究極のクライマックス!
未来に、希望はあるのか。仮面ライダードライブは、人類を滅ぼす<悪魔>だった。
概要
正式名称は『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』。
『仮面ライダードライブ』の劇場版作品。2015年8月8日(土)公開。
MOVIE大戦やスーパーヒーロー大戦の系列ではない、ドライブ初の単独劇場版作品でもある。
テレビ本編とも密接に連動した内容になっており、映画と本編とをリンクさせるショートドラマも放映されている(後述)。
ちなみに、毎年恒例のOP&スポンサー紹介映像での映画本編映像公開も行われている。
特筆すべき点は竹内涼真氏と真剣佑氏(現:新田真剣佑)が親子役で共演する点であり、後の作品で母親が彼女であると判明した為、演じた俳優陣が豪華な家系となった。
また、『劇場版 仮面ライダー超・電王&ディケイド NEOジェネレーション 鬼ヶ島の戦艦』でシルバラを演じた柳沢慎吾氏が、警視庁参事官の古葉進次役でゲスト出演している。
この他にもロイミュード役で塚地武雅も出演している(「ここをこうこうこう」という持ちネタも取り入れられている)。
『仮面ライダーゴースト』に先駆けて仮面ライダーゴーストも先行登場。声も西銘駿氏が担当したが、クレジット上では未公表扱いでキャラクター付けも本編とは異なる。
かのメルセデス・ベンツとタイアップしており、「メルセデスAMG・GT」がネクストライドロンのベース車として使用されており、キャスト面、車両面から見てもかなり豪華な作品に仕上がっていると言える。
同時上映は『劇場版 手裏剣戦隊ニンニンジャーTHEMOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』。
おそらくタイトルはTVシリーズの主題歌『SURPRISE-DRIVE』からの引用だと思われる(作中でも挿入歌として使用された)。
本作限定の登場人物
犯罪撲滅キャンペーンに起用された売れっ子タレント。
ポスター撮影のために警視庁を訪れていたが、運悪く進之介が全国指名手配されてしまった為、スケジュールに滞りが生じてしまう。
警視庁の参事官。仮面ライダードライブ・タイプフォーミュラが突如として暴走し、エネルギー施設をトレーラー砲で破壊しただけでなく、泊エイジなる青年と共に逃走した一件を受けて彼を全国指名手配者に認定し、特状課を指揮下に置いた。
霧子や追田がロイミュードが裏で糸を引いていた証拠を押さえても、責任感の強さ故か警察の威信に固執する様を見た本願寺に一喝されて目が覚め、ドライブを援護する方針に切り替えた。
劇中では無線マイクや「あばよ!」などいわゆる中の人ネタが披露された。なお、この1年後に柳沢氏は『ウルトラマンオーブ』に出演し、そちらでも持ちネタを披露している。
- 未来型ロイミュード
コブラ型(演:塚地武雅)
ダークドライブの使用するシフトカー・ネクストデコトラベラーが憑依した大型デコトラを運転する未来型の一人。「ここをこうこうこう!」の台詞と共に右肘を撫でる事で右腕を大砲に変化させて攻撃する。
ちなみに上記のセリフ及び動きは、演者である塚地氏のお笑いコンビ「ドランクドラゴン」での持ちギャグをそのまま踏襲したもの。
スパイダー型下級ロイミュードの一体で、ロイミュードとしての階級が最下位の存在(彼らは全部で108体存在しておりナンバーが若いほど位が高い)。その気性の荒さが災いしてどこかに幽閉されているらしいが……?
謎のロイミュード。その正体や目的などは謎に包まれている。
本作限定の仮面ライダー
劇場版限定フォーム⇒超デッドヒートドライブ+タイプスペシャル
主題歌
『re-ray』
作詞・作曲:松岡充/歌:Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE
映画公開記念! 1分間ストーリー
7月19日の第38話から、TV本編の最後に泊エイジを主人公にしたショートドラマが放送される。東映公式サイト曰く、「エイジが何を目的に、そして如何にしてダークドライブに追われながら現代にたどり着いたのかを描く完全新作の撮り下ろし」。
映画本編のみならず、その週のTV本編の内容ともリンクしているドライブファン必見の作品。
ちなみに、前述した映画本編映像の挿入も第38話より行われている。
各話リスト
第1/4話(7月19日放送・本編第38話後) | 『クリム・スタインベルトの真意はなにか』 |
第2/4話(7月26日放送・本編第39話後) | 『2035年の未来はどんな世界なのか』 |
第3/4話(8月2日放送・本編第40話後) | 『時間の道を開くのはだれか』 |
第4/4話(8月9日放送・本編第41話後) | 『泊エイジはいつの時代にたどり着いたのか』 |
※出典・引用元はこちら(東映公式サイトへの外部リンク注意)
余談(微ネタバレ注意)
ライダー関係
本作では『みんなで宇宙キターッ!』以来3年ぶりに次回作の主役ライダーが先行登場する(公式サイトなどで明かされている)。
夏の劇場版に主役ライダーの劇場版限定強化フォームが登場するのも『inマジックランド』のインフィニティードラゴン以来の2年ぶり。
時系列について
上記のショートストーリーの様にTV本編との繋がりが仄めかされている本作であるが、時系列については2015年8月30日(第45話放送日)の東映公式サイト更新により、「映画の時間軸はテレビの第40話と第41話の間」(引用元への外部リンク)であると明言された。実際に第40話でドライブドライバーになんらかのプログラムが仕込まれるシーンがあり、このエピソードを視聴しておかないと映画の内容の一部が理解しにくい所がある(とはいえ、本作は単体でも楽しめる)。
そして放送終了後に発売された『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』は本作と第41話の間の物語となっている。
映像ソフト化
2016年1月6日(水)より、DVD&Blu-rayで発売中。
予告動画
外部リンク
関連イラスト
関連タグ
ネクストライドロン(ダークドライブが乗ってきた次世代型トライドロン)
恐竜殿さまアッパレ忍法帖!:同時上映のスーパー戦隊映画。
inマジックランド:こちらでも主人公が指名手配されてしまう。
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