ロイミュード108
ろいみゅーどいちぜろはち
「劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」に登場するスパイダー型の下級ロイミュード。ナンバーはロイミュード最後の108。
首の周りの色は黒。
「制御不能の破壊者」と呼ばれるほど気性が荒く、都内の廃工場にて機能を停止された状態で幽閉されている。
凶暴さについての描写は作中では描かれていないが、本編でも独断行動や気性の荒さから降格やリセットをされたロイミュードが多数存在し、いずれも処罰後は自由に行動できていた事から機能停止した上で幽閉され自由を奪われた108がいかに手に負えない存在だったかがうかがえる。
本来は上記の通り気性の荒さゆえに、機能を停止した状態で都内の廃工場に幽閉されていた。
一時期ロイミュードの幹部として行動していたチェイスもその存在を知らなかったが、ハートとブレン は知っていた。そのため、幽閉されたのはグローバルフリーズ後、チェイスの改造が行われロイミュードに加担するより前、もしくはその間だったと推測される。
本来の時間の流れでは2015年に起動することは無かったが、2035年の未来では何らかの理由によって起動している。
実は映画で起こった事件の真の黒幕であり、破壊衝動を抑えきれないほど気性が荒いとされているが、暴れるだけの単細胞ではなく、むしろ謀略を好む狡猾な性格の持ち主であり自身の手でロイミュードが世界を支配するという野望を抱いている。その下準備として壮大な自作自演を演じるべく2035年で進ノ介の息子である泊エイジを襲撃。彼の所持していたドライブドライバー、ネクストライドロン、そして進ノ介の名前が刺繍されている形見のネクタイを奪い、その姿をコピー。世界を自身の手で支配するという自らの野望のための計画を実行に移す。
タイムロードを通って2015年の8月5日に到着すると、翌日2015年8月6日に計画の下準備として巨大バット形態となったロイミュード011を利用し、エネルギー施設に進ノ介を誘き寄せるとなんらかの理由で暴走したベルトさん(恐らくTV本編で蛮野が仕組んだ装置による影響だと推測される)を使って施設を破壊。その後、進ノ介の前に「泊エイジ」の姿で現れ、以後彼と行動を共にする。
そして進ノ介の信頼を得ると、自ら語った「2035年は悪の本性を現したクリム・スタインベルトによって支配される」という話を進ノ介とクリムに信じ込ませ、さらに自らが操るダークドライブによる攻撃を受けて斃れるという自作自演まで行い、最終的に計画の邪魔になるドライブドライバーを進ノ介自身に破壊させることに成功する。
そして進ノ介に自らとダークドライブの正体を明かし、「8割の真実に2割のウソを混ぜて相手を信じさせる手法」によって、これまでの進ノ介の行動は全て自身の掌の上であったことを嘲笑いながら告白、自らダークドライブに変身して進ノ介の抹殺を図った。
なお、こんなまどろっこしい計画を行った理由は最も自身の計画にとって厄介なライダーと人間の絆を完全に断ち切る為だったとのこと。
その後は行方をくらますが、2015年の自分が幽閉されている廃工場にて、現代の自分を復活させるために必要な莫大な電力を、落雷を通じて得ようと画策。それを阻止するために単身乗り込んできた進ノ介をダークドライブに変身して迎え撃ち、変身解除に追い込むと同時に、狙い通り現代の108が起動。真の目的のために、現代の自身との融合を行いパラドックス・ロイミュードへの超絶進化を遂げることに成功した。
- グローバルフリーズ発生からチェイス改造まで(2014年4月頃)
他のロイミュードと共に一斉蜂起、プロトドライブとシフトカーたちに撃破されたが復活したものと思われる。
しかし、気性の荒さゆえに機能を停止された上で幽閉される。チェイスがその存在を知らなかったため、彼の改造より先か並行して幽閉されたものと推測される。
- 「本来の2015年」(2015年8月~)
未来の自身の介入がないため、起動されず仮面ライダーたちに撃破もされないまま、時を重ねる。
劇中メインの108はこの時間の個体である。
- 2035年
「本来の2015年」から続く未来。理由・起動日時は不明だが起動しており、上記の通りに行動。「映画の2015年」へ向かう。
- 「映画の2015年」(2015年8月)
2035年からやって来た108自身の介入によって、機能停止している現代の108が起動、融合する。
既にパラドックス・ロイミュードに進化を遂げており、アナザードライブとして、オーラに化けてウールと本物のオーラを襲撃した。
最終的に、仮面ライダーグランドジオウと仮面ライダードライブの攻撃でコアが破壊され、消滅した(アナザードライブウォッチも同時に破壊されたと思われる)。
他の劇場版ライダー達の出自から考えるに、彼女もまたアナザーディケイドの手引きによってアナザーワールドから呼び出された存在であったと考えられる。
ロイミュードが勝利する未来を確定する為に過去にやってきた彼だが、未来のドライブドライバーを利用した事がきっかけでベルトさんの不調が回復し、最悪の未来が確定しない遠因を作ってしまった。
そればかりかエイジとして行動していた際にドライブドライバーの初期化の方法を伝えていた事に加えて未来のドライブドライバーを破壊せずにそのまま廃棄した事で、本人の意図しない形で敵にわざわざ破壊させたドライバーを復活させるという最大の失態をも犯してしまった。
つまり、強敵ではあったが結果的に進ノ介たちの勝利に貢献してしまっているので正に『矛盾の名』を冠するロイミュードにふさわしい存在だと言える。
サプライズ・フューチャー パラドックス・ロイミュード ロイミュード(スパイダー型) 泊エイジ 仮面ライダーダークドライブ マッチポンプ
オーマジオウ:中の人が同じで似て非なる立ち位置のキャラその1(主人公に立ちはだかるが、完全に敵対しているとは言い難い)
カイト・レイドリッヒ:中の人が同じで似て非なる立ち位置のキャラその2(敵に近しい人物に化け濡れ衣を着せ、仮の姿で欺いた)
ロイミュードXXX
ロイミュード107→ロイミュード108
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